PRONEWS

  • imgABOUT
  • imgTWI
  • imgFB
  • imgYTU

トップ > コラム > 編集部 > [ライブ配信のすゝめ]Vol.02 ライブ配信を活用したコンテンツ制作~株式会社FiNC

News

[ライブ配信のすゝめ]Vol.02 ライブ配信を活用したコンテンツ制作~株式会社FiNC

2018-09-27 掲載

txt:岩沢卓(バッタネイション) 構成:編集部

独自番組のライブ配信を行う「FiNC LIVE」とは

クリエイティブ部 越光洋平氏

2012年4月創業の株式会社FiNCは、ヘルスケアのプラットフォームアプリ「FiNC」の企画・運営から、企業の働き方改革や健康課題をサポートする法人向けサービス「FiNC for BUSINESS」などを手掛け急成長しているヘルステックベンチャー。独自番組をライブ配信する「FiNC LIVE」の本格始動に向けて準備している同社スタジオ内の様子を中心に、株式会社FiNC クリエイティブ部 越光洋平氏にお話を伺った。

――こちらではどういった番組を制作されいるのですか?

弊社で提供するヘルスケアに特化したプラットフォームアプリ「FiNC」内のフィットネスやレシピ動画の作成とライブ配信を行っています。FiNC LIVEでは、インストラクターの方が、動画を通じて直接、ヨガやトレーニング方法などの指導をすることで、文章や写真では伝わりにくい部分を、わかりやすく伝わるように動画を活用してコンテンツ制作をしています。

本社内にある撮影・ライブ配信用スタジオ カメラ本体を90度回転させてスマホ視聴用に撮影している
――基本の機材構成などについて教えてください。

3台のカメラを縦型に配置しています。テロップや画像の表示用にはPCを1台用意し、VR-4HDに入力しています。それらを、カメラマン1名・スイッチャー1名の2名構成で運用しています。音声なども全てVR-4HDに入力しているので、複雑な動きなどが無い場合には、1名で対応することもありますね。

音声ミックス含め1台で操作している
――音声の処理で工夫されていることはありますか?

インストラクターの方が実際にパフォーマンスをされる時には、ヘッドセットを付けていただいて音楽を流しながら行うのですが、VR-4HDのAUXアウト機能を使うことで、簡単にマイナスワンを作ることができ、出演者の方からも「やりやすい」という反応をもらえています。

FiNCホールで開催されたヨガフェスの様子
――VR-4HDを選ばれたポイントを教えてください。

私の所属するクリエイティブ部内には、デザインチームと動画チームがありまして、動画チームは、7名のスタッフで収録や動画制作を行っています。動画に特化したチームを構成しており、それぞれの得意分野がありますが、スイッチャーに関しては皆が操作できるものを意識して選択しました。

私は前の職場が、テレビショッピング専門チャンネルだったこともあり、大型の放送用スイッチャーなどにも触れる機会があったのですが、動画チーム内でもスイッチャーの習熟度や理解度は様々だったので、直感的に使えるものを探していたところVR-4HDに必要な機能が揃っていたので、選択しました。

――どういった機能面をよく使用されていますか?

スプリット機能をよく使用しています。スマホ向けに縦長動画を配信しているので、上下に分割することで演出の幅も広がり、スマホ画面での最適な画面設計を行うことが出来ています。

スタジオだけでなく「FiNCホール」という社内イベントホールでもVR-4HDを使用しているのですが、そちらではPinP機能を使ってプレゼンテーションのスライドに、登壇者のカメラ映像を重ねたりと、ステージ演出的な使用を行なっています。

全社会議での映像演出用途にもVR-4HDが使用されている
――ホールでのVR-4HDの使用方法は、どういったものになりますか?

基本は、スライドなどを表示するPCの切り替え用途に使用しています。タッチパネルのでの操作もできますし、スタジオよりも多くの人にオペレートをしてもらうことが出来るようになっています。

また、ホール内に建物の構造上どうしても取り外せない柱がありまして、ヨガイベントなどを開催した際にインストラクターの様子を見ることが出来ない方もいらっしゃいました。そこで、カメラ映像を使ってプロジェクターとモニターに表示することで、イベント参加者の満足度向上につなげることが出来ました。

――今後の展開について教えてください。

ライブ配信は、スタートしたばかりのサービスになりますので、これからより色々な工夫をしていければと考えています。社内の色々なアイデアを活かしたり、新しいチャレンジをしやすくするためにも、複雑で大きなシステムを組まずに、シンプルでフレキシブルな構成で、時代に合わせた映像を届けたいと思います。


WRITER PROFILE

編集部 PRONEWS編集部による新製品レビューやイベントレポートを中心にお届けします。


[ Writer : 編集部 ]
[ DATE : 2018-09-27 ]
[ TAG : ]

関連のコラム一覧

[ライブ配信のすゝめ]Vol.04 eラーニングコンテンツでのV-60HD活用方法~アテイン株式会社

txt:岩沢卓(バッタネイション) 構成:編集部 日本語を学びたい外国人向けのeラーニングコンテンツを制作・配信 様々なeラーニングコンテンツを長年に渡って制作販売を行... 続きを読む

[ライブ配信のすゝめ]Vol.03 日本初のソーシャルライブコマースアプリ「Live Shop!」でのV-1HD活用術~株式会社Candee

txt:岩沢卓(バッタネイション) 構成:編集部 スマホアプリ向け配信で大切なこと、機材選びのポイントとは モバイル動画を軸に、メディア事業、動画マーケティング支援事業... 続きを読む

[ライブ配信のすゝめ]Vol.01 マルチカメラでの収録・配信に対応したスタジオ~VoiceJapan高橋茂氏

株式会社VoiceJapan/株式会社世論社 代表取締役 高橋茂氏 txt:岩沢卓(バッタネイション) 構成:編集部 元Roland社員目線でのシステム構築とは ... 続きを読む

WRITER PROFILE

編集部 PRONEWS編集部による新製品レビューやイベントレポートを中心にお届けします。


Writer

編集部
PRONEWS編集部による新製品レビューやイベントレポートを中心にお届けします。
小寺信良
業界で噂の新製品を、AV WatchやITmediaのコラムでもおなじみの小寺信良氏がレポート。
raitank
アートディレクター。あまたの海外ソースを読み漁ってHDSLRを独学。国内と海外の情報流通の温度差にモーレツな疑問を感じ、最新の情報を自ら日本語で発信するblogを運営中。
ふるいちやすし
自身で脚本、監督、撮影から編集、音楽までもこなすマルチプレーヤー。
岡英史
バイクレース及びF3レース参戦など、映像とはかけ離れた経歴を持つ異色ビデオカメラマン
江夏由洋
兄弟で株式会社マリモレコーズを設立し、ノンリニアにおける映像技術、映像制作を中心に、最新技術を取り入れたワークフローを提案している。
鍋潤太郎
ロサンゼルスを拠点とするVFXジャーナリスト。
林和哉
映像プロデューサー/ディレクター。入口から出口まで全てのポジションを守備範囲にしている。最新技術が好物で、各種セミナー活動も豊富。
江口靖二
江口靖二事務所主宰。現在デジタルサイネージコンソーシアム常務理事などを兼務。
栁下隆之
写真家アシスタント、現像所勤務を経て、撮影機材全般を扱う輸入販売代理店で17年余り勤務の後に、撮影業界に転身。一眼カメラによる撮影を得意し、代理店時代に手がけたSteadicamや、スタビライザー系の撮影が大好物。
猿田守一
企業用ビデオ、CM、ブライダル、各種ステージ記録など撮影から編集まで地域に根ざした映像制作活動やCATV局などへの技術協力なども行っている。
オースミ ユーカ
映像ディレクター。企画、脚本から演出までジャンルを問わず活動。
土持幸三
1970年生。鹿児島県出身。俳優を経て渡米。LA市立大卒業・加州立大学ではスピルバーグと同期卒業。帰国後、映画・ドラマの脚本・監督を担当。川崎の小学校で映像講師も務める。
鈴木佑介
日本大学芸術学部 映画学科"演技"コース卒の映像作家。 専門分野は「人を描く」事 。 広告の仕事と個人ブランドでのウェディングがメイン。 セミナー講師・映像コンサルタントとしても活動中。
松本敦
映像クリエイター。企業VPからスポーツイベント撮影まで幅広く手がける。アクションカムやドローンなどの特殊ガジェット好き。
宏哉
タイムコード・ラボ代表。Next-Zero.com管理人。バラエティーから報道や空撮まで幅広い番組撮影をこなすTVカメラマンであり、ダンスイベントからe-ラーニング収録まで請け負う街のビデオ屋さん。2017年度の振り幅はイージス艦CICから幼稚園のおゆうぎ会。
手塚一佳
CGムービー制作、ネットワークゲーム制作を得意とするデジタルデザイン会社アイラ・ラボラトリの代表取締役。
高信行秀
ターミガンデザインズ代表。メーカーや代理店などの依頼でトレーニングや技術解説、マニュアルなどのドキュメント作成など、テクニカルに関しての裏方を務める。知られていない製品の魅力を伝えることが好きで、色々と仕掛けることを趣味にする。
小島真也
写真家、撮影監督。赤坂スタジオを経て、篠山紀信氏に師事。1990年に独立後は雑誌、広告界にて人物、ドキュメンタリーを中心に写真家活動。動画へのきっかけはFinal Cut Studio 5.1を導入し映像編集を始めたこと。商業映画や自主映画では撮影監督として撮影・照明・カラーグレーディングを担当し、TVドラマでは撮影部として参加。
山下大輔
フリーランスの映像講師。Adobe Community Evangelist。アドビ製品でビデオ編集をどのようにやっていくか日々模索中。FacebookではAfter Effects User Groupの管理人として勉強会なども随時行なっている。
柏原一仁
日本大学芸術学部写真学科卒、銀一株式会社海外商品部勤務。 銀一が世界中から輸入する写真・映像用品ブランドのマーケティング担当。静止画・動画・音声と様々な技術に翻弄される日々。好きな食べ物はからあげ。
曽我浩太郎
未来予報株式会社 代表取締役・プロジェクトデザイナー。新ビジネスに特化したリサーチ・コンセプトデザイン・コンサルティングを専門に行う。SXSW LLC.公式コンサルタント。著書『10年後の働き方「こんな仕事、聞いたことない!」からイノベーションの予兆をつかむ』が好評発売中。
井上晃
映像制作会社「有限会社マキシメデイア」代表、制作プロデューサー&キャメラマン。Facebookグループ「ATEM Tech Labo」、「Grass Valley EDIUS ユーザーグループ」を主催して、ATEMやEDIUSの布教に、日々勤しんでおるでよ。
石多未知行
クリエイティブディレクター、映像クリエイター、空間演出家。PMAJ代表、東京芸大 非常勤講師。空間演出やプロジェクションマッピングを中心に様々なメディアを使った企画演出を手掛ける。
奥本宏幸
大阪を拠点にしているフリーランスの映像ディレクター。演出・編集・モーショングラフィックをバランス良くこなす。フィンランドサウナが好きです。のびしろラボ管理人。
小林譲
イギリスにて大学卒業後、現地の会社にて映像編集を学ぶ。2006年に帰国。大手ポスプロIMAGICAにてテレビ番組を中心に日本のキャリアをスタート。後にドラマ、音楽系、CM系へと活躍の幅を広げる。2017年に独立。オフラインからアートデザインまで、作品の全体パッケージを監修することも多い。
染瀬直人
写真家、映像作家、360°VRコンテンツ・クリエイター。日本大学芸術学部写真学科卒。勉強会「VR未来塾」を主宰し、360°VR動画のセミナー、ワークショップなどを開催。
安藤幸央
無類のデジタルガジェット好きである筆者が、SIGGRAPH ASIAやCESなど海外の注目イベントを紹介。
高野光太郎
Cosaelu株式会社 代表取締役 / 映像ディレクター ミュージックビデオ、番組オープニングタイトル、CM、劇場映画、全てをデスクトップで制作。
ヒマナイヌ
頓知を駆使した創造企業
駿河由知
中央区築地出身。マルチカメラ収録&配信ユニット「LiveNinja」メンバー。2006年より株式会社スタートライン設立。外務省、国連機関、国際NGOなどの国際会議やシンポジウム、企業イベントなどのライブ配信を担当
山本久之
映像エンジニア。フリーランスで映像設備のシステムインテグレーションと、ノンリニア編集に携わる。
ベン マツナガ
未来シネマ/ディレクター。ハリウッドでの大型映像制作、短編時代劇の自主映画制作を経て、現在は、映像を通じて人と人をつなぐことをテーマに様々な映像制作に取り組んでいる
河尻亨一
1974年大阪生まれ。雑誌「広告批評」を経て現在は実験型の編集レーベル「銀河ライター」を主宰、企業コンテンツの企画制作なども行う。デザイナー石岡瑛子の伝記「TIMELESS」(http://eiko-timeless.com/)をウェブ連載中。
茂出木謙太郎
株式会社キッズプレート代表。「楽しいInternetコンテンツ」をテーマに活動。現在VRの可能性をまさぐり中。CG-ARTS協会会員
稲田出
映像専門雑誌編集者を経てPRONEWSに寄稿中。スチルカメラから動画までカメラと名のつくものであればなんでも乗りこなす。
黒田伴比古
報道・ドキュメンタリーエディターでありながら、放送機器に造詣が深く、放送局のシステム構築などにも携わるマルチプレーヤー。
ヒラタモトヨシ
ファッションとテクノロジーを繋ぎイノヴェーションを生み出す事をライフワークとし、WEB/ライブメディア/高精細映像表現を追求。
猪蔵
いつも腹ペコ。世の中の面白いことを常に探っている在野の雑誌編集者。
須藤高宏
東京・国分寺市に於いて録音スタジオ「マイクロサウンド」を運営し各種録音編集に携わる傍ら最近では各種イベント配信音声を担当。
林永子
2005年よりサロンイベント「スナック永子」を開催。通称「永子ママ」
ViewingLab
未来の映像体験を考える有志の研究会。映画配給会社、映像作家、TV局員と会員は多岐に渡る
石川幸宏
映像専門雑誌DVJ編集長を経て、リアルイベントを中心とした「DVJ BUZZ TV」編成局長として活躍中。
山下香欧
米国ベンチャー企業のコンサルタントやフリーランスライターとして、業界出版雑誌に市場動向やイベントのレポートを投稿。
岡田智博
クリエイティブクラスター代表。メディアアートと先端デザインを用いたコンテンツ開発を手がけるスーパー裏方。
萩原正喜
米国コロラド州から、米国のデジタル放送事情からコロラドの日常まで多岐に渡るコラムをお届けします。
坪井昭久
映像ディレクター。代表作はDNP(大日本印刷)コンセプト映像、よしもとディレクターズ100など。3D映像のノンリニア編集講師などを勤める。
しらいあきひこ
カメラメーカー、ゲーム開発などの経験を持つ工学博士が最先端のVR技術を紹介。
秋山謙一
映像業界紙記者、CG雑誌デスクを経て、2001年からフリージャーナリストとして活動中。
今間俊博
アナログ時代の事例を通じ、教育関連の最新動向を探る。
金田浩樹
映画・テレビの映像制作を中心に、USTやニコ生等、ライブメディア各分野を横断して活動中。ジャンルや固定概念にとらわれない構成力と発想に定評あり。
伊藤裕美
オフィスH(あっしゅ)代表。下北沢トリウッドでアニメーション特集上映を毎年主催している。
UserReport
業界で話題の商品を実際に使ってみてどう感じたかを、各方面の様々な方々にレポートしていただきました。
System5 Labs
SYSTEM5スタッフが販売会社ならではの視点で執筆します。

トップ > コラム > 編集部 > [ライブ配信のすゝめ]Vol.02 ライブ配信を活用したコンテンツ制作~株式会社FiNC