[Report Now!]ローランド新製品内覧会2018。新製品「XS-42H」「VP-42H」などを展示
2018-10-04 掲載

注目の新製品「XS-42H」「VP-42H」を初お披露目!
10月3日、東京・秋葉原のローランド東京オフィスにおいて「ローランド新製品内覧会2018」が開催された。今回は社内会議やイベントでインパクトのあるプレゼンテーションを簡単に行える映像機器としてマトリックススイッチャーXS-42HとビデオプロセッサーVP-42Hの2機種が新製品として発表された。映像を伴うプレゼンテーションにおいてよりスムーズな進行や、インパクトのある演出が効果的になることはいうまでもない。
機器の接続や操作などの専門技術や知識が不要で、だれでもが簡単に映像のスムーズな切り替えや合成ができる製品となっており、企業や学校などの会議室やイベントなど幅広い用途で活用可能。操作はタブレットやスマートフォンからのリモート操作でも可能で、広い会議室内のどこからも操作できるほか、本体を収納棚など離れた場所に設置している場合でもコンパクトなデザインで設置自由度も高い。


パソコンにケーブルをつなぐだけの簡単操作で運用できるXS-42Hは、自動入力検知機能により、新しく接続した機器を判別して自動的に切り替えることができ、複数の入力に様々機器を接続していても入力設定が選ばれていないため、必ずなにかしら画面表示される。また、入力切換の操作を何度も行ったり、PCの設定を確認したりする必要もなく簡単に操作することが可能。
その逆にケーブルを外した場合、ディスプレイに真っ暗な画面が表示されることがあるが、XS-42Hでは接続中の他の入力ソースに自動的に切り替え、または本体に設定した会社のロゴなどの画像を表示することも可能。発売は2018年10月19日で、市場想定価格は税込14万円前後。

2画面表示でスピーディーな会議を実現することができるビデオプロセッサーXS-42Hは、4つのHDMI入力から2つの映像を切り替えまたは同時表示することが可能。2つの資料を比較したり、インターネット検索をしながら隣の画面で文書を作成したり、資料を表示しながらビデオ会議をしたりすることが簡単に行える。
また、手動で2つの画面の表示内容を切り替えるほか、あらかじめ記録した設定をワンタッチで呼び出し自動で映像を切り替えができる。発売は2018年10月19日で、市場想定価格は税込16万円前後。
VP-42H、XS-42Hともにタブレット、スマートフォン、PCなどのWebブラウザをリモートコントローラーとして使用可能。Wi-Fiアクセスポイントを追加することで、ワイヤレスでの使用も可能だ。


会場には新製品のほか、昨年発売になったHDビデオスイッチャーXS-62S、ビデオスイッチャーV-60HD、マルチフォーマットマトリクススイッチャ―XS-1HD、マルチフォーマットビデオスイッチャーV-800HD MK IIなど、同社のAVミキサーやスイッチャー、オーディオミキサーなどが展示されていた。







WRITER PROFILE
編集部
PRONEWS編集部による新製品レビューやイベントレポートを中心にお届けします。
[ Writer :
編集部
]
[ DATE : 2018-10-04 ]
[ TAG : Report NOW! ローランド]
関連のコラム一覧
![]() |
[Report Now!]NHK 第48回番組技術展〜現場の創意工夫からみえたこれからの放送とはtxt:稲田出 構成:編集部 放送現場のアイデアから生まれる技術を紹介 2月11~13日の3日間、東京・渋谷のNHK放送センター正面玄関ロビーにおいて全国各地の... 続きを読む |
![]() |
[Report NOW!]「そうかえん」スカパー!8Kライブパブリックビューイング実験をスカパー!が行う理由txt・構成:編集部 富士総合火力演習「そうかえん」で行われたスカパー!の試みとは? 陸上自衛隊が毎年8月に行う、富士総合火力演習「そうかえん」。戦車等が実弾射撃すると... 続きを読む |
![]() |
[Report NOW!]進化する8K。テニス全仏オープンでフランステレビジョンが行った「テクノロジーデモ」とはtxt・構成:編集部 全仏オープンでの8K制作 8Kデモの様子 テニス4大大会の一つである、全仏オープンが5月21日から6月10日まで開催された。国内注目の大... 続きを読む |
![]() |
[VidCon2018]Vol.02 VidCon耳寄り情報~Project Rushだけじゃない!更なるPremiere Proの展開に期待!txt:小林譲 構成:編集部 前回のVidConレポートにてAdobeの“Project Rush”などの話題を取り上げたが、AdobeはこのコンベンションにてPre... 続きを読む |
![]() |
[VidCon2018]Vol.01 VidConに潜入!新世代クリエイターの祭典から見えてきた新しい映像との付き合い方ディズニーランドはすぐ目の前という立地の中、3日間通して開催される txt:小林譲 構成:編集部 VidConとは何なのか? 今年は6月20日から23日まで開... 続きを読む |
- [Report NOW!]アストロデザインPRIVATE SHOW 2018~8K技術を応用した展示 (2018-06-15)
- [Report Now!]NHK技研公開2018~NHK技研3か年計画を策定 (2018-05-28)
- [Report Now!]スタッフゼロでライブ配信!「ヒマナイヌスタジオ」ができるまで (2018-05-25)
- [Report Now!]4K・8Kの撮影機材や編集機材が一堂に集まった展示会「第1回 4K・8K機材展」開催 (2018-04-06)
- [Report Now!]Roland/BOSS 2018春 新製品発表会 (2018-02-08)
WRITER PROFILE
編集部
PRONEWS編集部による新製品レビューやイベントレポートを中心にお届けします。
編集部 のコラム一覧
Writer
![]() |
編集部 PRONEWS編集部による新製品レビューやイベントレポートを中心にお届けします。 |
![]() |
小寺信良 業界で噂の新製品を、AV WatchやITmediaのコラムでもおなじみの小寺信良氏がレポート。 |
![]() |
raitank アートディレクター。あまたの海外ソースを読み漁ってHDSLRを独学。国内と海外の情報流通の温度差にモーレツな疑問を感じ、最新の情報を自ら日本語で発信するblogを運営中。 |
![]() |
ふるいちやすし 自身で脚本、監督、撮影から編集、音楽までもこなすマルチプレーヤー。 |
![]() |
岡英史 バイクレース及びF3レース参戦など、映像とはかけ離れた経歴を持つ異色ビデオカメラマン |
![]() |
江夏由洋 兄弟で株式会社マリモレコーズを設立し、ノンリニアにおける映像技術、映像制作を中心に、最新技術を取り入れたワークフローを提案している。 |
![]() |
鍋潤太郎 ロサンゼルスを拠点とするVFXジャーナリスト。 |
![]() |
林和哉 映像プロデューサー/ディレクター。入口から出口まで全てのポジションを守備範囲にしている。最新技術が好物で、各種セミナー活動も豊富。 |
![]() |
江口靖二 江口靖二事務所主宰。現在デジタルサイネージコンソーシアム常務理事などを兼務。 |
![]() |
栁下隆之 写真家アシスタント、現像所勤務を経て、撮影機材全般を扱う輸入販売代理店で17年余り勤務の後に、撮影業界に転身。一眼カメラによる撮影を得意し、代理店時代に手がけたSteadicamや、スタビライザー系の撮影が大好物。 |
![]() |
猿田守一 企業用ビデオ、CM、ブライダル、各種ステージ記録など撮影から編集まで地域に根ざした映像制作活動やCATV局などへの技術協力なども行っている。 |
![]() |
オースミ ユーカ 映像ディレクター。企画、脚本から演出までジャンルを問わず活動。 |
![]() |
土持幸三 1970年生。鹿児島県出身。俳優を経て渡米。LA市立大卒業・加州立大学ではスピルバーグと同期卒業。帰国後、映画・ドラマの脚本・監督を担当。川崎の小学校で映像講師も務める。 |
![]() |
鈴木佑介 日本大学芸術学部 映画学科"演技"コース卒の映像作家。 専門分野は「人を描く」事 。 広告の仕事と個人ブランドでのウェディングがメイン。 セミナー講師・映像コンサルタントとしても活動中。 |
![]() |
松本敦 映像クリエイター。企業VPからスポーツイベント撮影まで幅広く手がける。アクションカムやドローンなどの特殊ガジェット好き。 |
![]() |
宏哉 タイムコード・ラボ代表。Next-Zero.com管理人。バラエティーから報道や空撮まで幅広い番組撮影をこなすTVカメラマンであり、ダンスイベントからe-ラーニング収録まで請け負う街のビデオ屋さん。2017年度の振り幅はイージス艦CICから幼稚園のおゆうぎ会。 |
![]() |
手塚一佳 CGムービー制作、ネットワークゲーム制作を得意とするデジタルデザイン会社アイラ・ラボラトリの代表取締役。 |
![]() |
高信行秀 ターミガンデザインズ代表。メーカーや代理店などの依頼でトレーニングや技術解説、マニュアルなどのドキュメント作成など、テクニカルに関しての裏方を務める。知られていない製品の魅力を伝えることが好きで、色々と仕掛けることを趣味にする。 |
![]() |
小島真也 写真家、撮影監督。赤坂スタジオを経て、篠山紀信氏に師事。1990年に独立後は雑誌、広告界にて人物、ドキュメンタリーを中心に写真家活動。動画へのきっかけはFinal Cut Studio 5.1を導入し映像編集を始めたこと。商業映画や自主映画では撮影監督として撮影・照明・カラーグレーディングを担当し、TVドラマでは撮影部として参加。 |
![]() |
照山明 株式会社ガイプロモーション代表。企業VP制作や撮影業務に力を入れつつ、自社Facebookページでは不定期にコアな映像ネタを発信中。 |
![]() |
山下大輔 フリーランスの映像講師。Adobe Community Evangelist。アドビ製品でビデオ編集をどのようにやっていくか日々模索中。FacebookではAfter Effects User Groupの管理人として勉強会なども随時行なっている。 |
![]() |
柏原一仁 日本大学芸術学部写真学科卒、銀一株式会社海外商品部勤務。 銀一が世界中から輸入する写真・映像用品ブランドのマーケティング担当。静止画・動画・音声と様々な技術に翻弄される日々。好きな食べ物はからあげ。 |
![]() |
曽我浩太郎 未来予報株式会社 代表取締役・プロジェクトデザイナー。新ビジネスに特化したリサーチ・コンセプトデザイン・コンサルティングを専門に行う。SXSW LLC.公式コンサルタント。著書『10年後の働き方「こんな仕事、聞いたことない!」からイノベーションの予兆をつかむ』が好評発売中。 |
![]() |
山本加奈 山本加奈 KANA YAMAMOTO デジタル・フィルム・フェスティバルRESFESTのディレクターを経てウェブマガジンwhite-screen.jpの編集長を務める。2017年11月より映像表現カルチャーを紹介するNEWREELを創設。伊藤ガビン氏とともに編集長を務める。他、海外のクリイティブイベントのプロデュースやインタビューを通して才能の発掘や、業界の意識改革に貢献する。2018年は Motion Plus Design(パリ)のTokyo meet up総合司会や、ILMのDoug Chiangを迎えたTHU(ポルトガル)の東京ギャザリングをプロデュース。 |
![]() |
井上晃 映像制作会社「有限会社マキシメデイア」代表、制作プロデューサー&キャメラマン。Facebookグループ「ATEM Tech Labo」、「Grass Valley EDIUS ユーザーグループ」を主催して、ATEMやEDIUSの布教に、日々勤しんでおるでよ。 |
![]() |
石多未知行 クリエイティブディレクター、映像クリエイター、空間演出家。PMAJ代表、東京芸大 非常勤講師。空間演出やプロジェクションマッピングを中心に様々なメディアを使った企画演出を手掛ける。 |
![]() |
奥本宏幸 大阪を拠点にしているフリーランスの映像ディレクター。演出・編集・モーショングラフィックをバランス良くこなす。フィンランドサウナが好きです。のびしろラボ管理人。 |
![]() |
小林譲 イギリスにて大学卒業後、現地の会社にて映像編集を学ぶ。2006年に帰国。大手ポスプロIMAGICAにてテレビ番組を中心に日本のキャリアをスタート。後にドラマ、音楽系、CM系へと活躍の幅を広げる。2017年に独立。オフラインからアートデザインまで、作品の全体パッケージを監修することも多い。 |
![]() |
染瀬直人 写真家、映像作家、360°VRコンテンツ・クリエイター。日本大学芸術学部写真学科卒。勉強会「VR未来塾」を主宰し、360°VR動画のセミナー、ワークショップなどを開催。 |
![]() |
安藤幸央 無類のデジタルガジェット好きである筆者が、SIGGRAPH ASIAやCESなど海外の注目イベントを紹介。 |
![]() |
高野光太郎 Cosaelu株式会社 代表取締役 / 映像ディレクター ミュージックビデオ、番組オープニングタイトル、CM、劇場映画、全てをデスクトップで制作。 |
![]() |
ヒマナイヌ 頓知を駆使した創造企業 |
![]() |
駿河由知 中央区築地出身。マルチカメラ収録&配信ユニット「LiveNinja」メンバー。2006年より株式会社スタートライン設立。外務省、国連機関、国際NGOなどの国際会議やシンポジウム、企業イベントなどのライブ配信を担当 |
![]() |
山本久之 映像エンジニア。フリーランスで映像設備のシステムインテグレーションと、ノンリニア編集に携わる。 |
![]() |
ベン マツナガ 未来シネマ/ディレクター。ハリウッドでの大型映像制作、短編時代劇の自主映画制作を経て、現在は、映像を通じて人と人をつなぐことをテーマに様々な映像制作に取り組んでいる |
![]() |
河尻亨一 1974年大阪生まれ。雑誌「広告批評」を経て現在は実験型の編集レーベル「銀河ライター」を主宰、企業コンテンツの企画制作なども行う。デザイナー石岡瑛子の伝記「TIMELESS」(http://eiko-timeless.com/)をウェブ連載中。 |
![]() |
茂出木謙太郎 株式会社キッズプレート代表。「楽しいInternetコンテンツ」をテーマに活動。現在VRの可能性をまさぐり中。CG-ARTS協会会員 |
![]() |
稲田出 映像専門雑誌編集者を経てPRONEWSに寄稿中。スチルカメラから動画までカメラと名のつくものであればなんでも乗りこなす。 |
![]() |
小池拓 (有)PST 代表取締役。1994年より Avid、Autodesk、Apple、Adobeなどの映像系ソフトのデモ、トレーニンングを行っている。 |
![]() |
黒田伴比古 報道・ドキュメンタリーエディターでありながら、放送機器に造詣が深く、放送局のシステム構築などにも携わるマルチプレーヤー。 |
![]() |
ヒラタモトヨシ ファッションとテクノロジーを繋ぎイノヴェーションを生み出す事をライフワークとし、WEB/ライブメディア/高精細映像表現を追求。 |
![]() |
猪蔵 いつも腹ペコ。世の中の面白いことを常に探っている在野の雑誌編集者。 |
![]() |
須藤高宏 東京・国分寺市に於いて録音スタジオ「マイクロサウンド」を運営し各種録音編集に携わる傍ら最近では各種イベント配信音声を担当。 |
![]() |
林永子 2005年よりサロンイベント「スナック永子」を開催。通称「永子ママ」 |
![]() |
ViewingLab 未来の映像体験を考える有志の研究会。映画配給会社、映像作家、TV局員と会員は多岐に渡る |
![]() |
石川幸宏 映像専門雑誌DVJ編集長を経て、リアルイベントを中心とした「DVJ BUZZ TV」編成局長として活躍中。 |
![]() |
山下香欧 米国ベンチャー企業のコンサルタントやフリーランスライターとして、業界出版雑誌に市場動向やイベントのレポートを投稿。 |
![]() |
岡田智博 クリエイティブクラスター代表。メディアアートと先端デザインを用いたコンテンツ開発を手がけるスーパー裏方。 |
![]() |
萩原正喜 米国コロラド州から、米国のデジタル放送事情からコロラドの日常まで多岐に渡るコラムをお届けします。 |
![]() |
坪井昭久 映像ディレクター。代表作はDNP(大日本印刷)コンセプト映像、よしもとディレクターズ100など。3D映像のノンリニア編集講師などを勤める。 |
![]() |
しらいあきひこ カメラメーカー、ゲーム開発などの経験を持つ工学博士が最先端のVR技術を紹介。 |
![]() |
秋山謙一 映像業界紙記者、CG雑誌デスクを経て、2001年からフリージャーナリストとして活動中。 |
![]() |
今間俊博 アナログ時代の事例を通じ、教育関連の最新動向を探る。 |
![]() |
金田浩樹 映画・テレビの映像制作を中心に、USTやニコ生等、ライブメディア各分野を横断して活動中。ジャンルや固定概念にとらわれない構成力と発想に定評あり。 |
![]() |
伊藤裕美 オフィスH(あっしゅ)代表。下北沢トリウッドでアニメーション特集上映を毎年主催している。 |
![]() |
UserReport 業界で話題の商品を実際に使ってみてどう感じたかを、各方面の様々な方々にレポートしていただきました。 |
![]() |
System5 Labs SYSTEM5スタッフが販売会社ならではの視点で執筆します。 |
