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[Video × Edit Communication]Vol.01 山下大輔の動画系ガジェット通信~3軸スタビライザー搭載コンパクトカメラDJI Osmo Pocketレビュー

2018-12-25 掲載

txt:山下大輔 構成:編集部

コンパクトジンバル新時代

Adobe Premiere Proの連載が一段落したので、新しく筆者が実際に購入した製品の紹介や、動画編集に使えるアイテムや機材をメーカーさんからお借りして紹介する連載企画を開始する。第1回目は巷で話題の超小型ジンバルカメラ「DJI Osmo Pocket」を編集部からお借りしたので検証してみた。とにかく凄いと感じた部分を紹介していきたいと思う。

このカメラ、触るまでは小さそうだなというくらいのイメージだったが、それをはるかに凌駕するコンパクトさ。重さも116gと一般的なジンバルよりも圧倒的に軽く、ずっと撮影し続けることも可能だ。

タッチスクリーンでメニュー変更や再生が可能

コンパクトになると、どうしても撮った映像は別途スマートフォンなどで確認する必要があったが、Osmo Pocketではタッチスクリーンが搭載されており、スマートフォンいらずでメニュー変更や再生チェックが行えるのがとても嬉しい。変更方法は大きく2種類。

  • 電源ボタンを軽く押す
  • 指で画面をスライドさせる

シャッター/録画ボタンの右にある電源/ファンクションボタンを1クリックすると写真モードや動画モードなどの各モードに切り替えることが可能。また、画面はフリック操作で切り替えることもできる。

記録メディア、編集機能について

記録メディアはmicroSDカードとなっている。収録形式は以下の通り。

  • 動画解像度 4K Ultra HD:3840×2160 24/25/30/48/50/60p
  • 動画解像度 FHD:1920×1080 24/25/30/48/50/60
  • 最大ビットレート 100Mbps
  • オーディオ出力 48kHz AAC
  • microSDカード最大容量 256GB

面白い部分としては、後述するLightningに対応したスマートフォンアダプターを使用するとiPhoneなどに直接接続可能な点だ。そこから直接転送が行える。余談だが、Adobe Premiere Rushが使えるスマートフォンにコピー後、読み込んで編集することもできる。これはモバイル編集新時代だ。

多機能なメニュー

撮影時に使うメニューも多彩だ。自撮りモードに始まり、ジンバルの挙動を固定する「FPVモード」、被写体をタップするだけで被写体を自動でフォローする「アクティブトラック」にも切り替えられる。ジンバルを定位置に戻すボタンも助かる機能だ。また、高速撮影する「モーションラプス」も搭載されている。他の記事にも出ているが、画角が狭いので少し撮り方には工夫が必要だが、それを感じさせないくらいの所有感があった。

スマートフォン装着時のススメ

カメラ単体でも大満足なのだが、付属品としてAndroidやiPhoneに接続するためのアダプター(Lightning/USB-Cアダプター)が同梱されている。このアダプターにより、Osmo Pocketとスマートフォンを接続することで、専用アプリのDJI Mimoが自動的に立ち上がり 、スマートフォンが大画面モニターに早変わりする。筆者はiPhone XS Maxなので有機ELモニターが瞬時に誕生した。

上記はiPhoneの画面。カメラ単体で操作していた機能がより簡単にアクセスできるようになった。音声モニターもあるのは嬉しい。フレームサイズ変更や、再生機能もスマートフォン側で操作できるようになる。

お手軽なスタビライズ機能、そしてパノラマ撮影も簡単に!

もちろんスタビライズの性能も合格点。単体の場合、カメラの方向を指示するのが何ステップかあるので注意が必要だ。スマートフォンでもカメラの向きは調整できるが、オプションのコントローラーホイールを装着することで一番コンパクトになりOsmo Pocketらしさが出る。他のジンバルのようにすり足で撮影すればより安定した映像が狙える。

また、パノラマ撮影も簡単に行える。パノラマ撮影では、定位置を決めればOsmo Pocket側が180°回転してくれるのでブレる心配がない。あとからパンさせる写真も撮影できるので、景色系の素材として使うのも面白いだろう。

アクティブトラックがすごい!

被写体をタップするだけで自動でフォローしてくれるアクティブトラック機能は、予想以上にヌルヌル追従してくれる。初心者でも被写体を抑えられないということがなくなるのではないかと思う。キャラクターも認識してくれた。いや、本当に嬉しい機能だ。

気になるストーリーモードの実力は?

正直、業務で使うものとは違うベクトルではあるが、筆者はどうすれば映像を楽しめるのか?という一つの答えがここにあるのではないかと思う。カットを事前にOsmo Pocket側が用意してくれて、撮る場所だけユーザーが指定すると、あとはカメラが自動で演出してくれる。すぐにSNSなどにアップして発信したい時に最適な機能だ。その場で撮って編集しアップするを体現するこのストーリーモードは後日実装予定だがぜひ試して欲しい機能だ。

専用カバーケースもよく考えられている

付属の専用カバーケースにも驚いた。Osmo PocketはType-C接続で給電可能なのだが、保護カバーをしたままでも給電ができるのだ。この心遣いはユーザーが喜ぶポイントではないだろうか。

モバイル編集新時代到来

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これから映像編集は大きく変わってくると常日頃筆者は思っていた。それはAdobe Premiere Rushをはじめとして、デバイスに依存しない編集が求められているからだ。パソコンの前に座って最初から最後まで編集をするスタイルが全てではない。現場で撮って繋いでみてチェックするスタイルの需要は必ずある。

筆者含めて固定概念に囚われているとどんどん置いていかれる。そんな予感も感じさせるプロダクトではないだろうか?筆者はこの記事を書くために使用してみたが、記事を書き終わる頃にはどうすれば購入できるかをすでに考えており、早速購入した。是非みなさんも一度手にとってこの興奮を感じて欲しい。



WRITER PROFILE

山下大輔 フリーランスの映像講師。Adobe Community Evangelist。アドビ製品でビデオ編集をどのようにやっていくか日々模索中。FacebookではAfter Effects User Groupの管理人として勉強会なども随時行なっている。


[ Writer : 山下大輔 ]
[ DATE : 2018-12-25 ]
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山下大輔 フリーランスの映像講師。Adobe Community Evangelist。アドビ製品でビデオ編集をどのようにやっていくか日々模索中。FacebookではAfter Effects User Groupの管理人として勉強会なども随時行なっている。


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