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[OnGoing Re:View]Vol.80 パナソニックGH5ユーザーの視点で富士フイルムX-T4を評価する

#FUJIFILM #OnGoing Re:View

2020-04-15 掲載

txt:照山明 構成:編集部

最大6.5段のボディ内手ぶれ補正が気になる「X-T4」

自他共に認めるGH5ヘビーユーザーの自分だが、富士フイルムのX-T4には思わずグラっと来てしまった。正直に言えば富士フイルムのカメラは以前からかなり気にはなっていたが、今回導火線に火がついたのは、なんといっても最大6.5段のボディ内手ぶれ補正が搭載された部分だ。

それでいて4K60P 10bitがデュアルで内部収録できる。そして以前から気になっていたETERNA含むフィルムシミュレーションも使える。もうこの爆発は回避不能、ということですぐさま編集部に連絡を取り、無理言って発売前に量産機を1台手配してもらった。

結論から言えば、X-T4は間違いなく欲しいカメラだ。使ってみるまでは「GH5からのスイッチに値するか?」という印象だったが、実際使ってみて「スイッチではなく、+1台」という感じであった。そこで今回は、あくまでGH5ユーザーの目線から、X-T4の動画性能は実際どうなのか?をじっくりとレポートしてみたい。

ファーストインプレッション

今回借りたのは、X-T4ボディと、Xマウントレンズ3本、それに富士フイルムの軽量シネマレンズであるMKX18-55mm。Xマウントはフランジバックが17.7mmとMFTに比べて2mm以上も短く、ボディ自体もかなり厚みが抑えられている。実際持った感じは見た目よりかズッシリとくるが、重さとしては、バッテリーを装着した状態でGH5とさほど変わらない印象であった。

APS-C機なのにボディ自体はGH5より一回り小さい

それ以上にレンズが思ったよりコンパクトという部分に気が付いた。MFTより一回り大きいAPS-Cセンサーの割に、レンズと組み合わせてもGH5とそれほど変わらず全体としてかなりコンパクトになる印象だ。

レンズ含むシステム全体の大きさもMFTとさほど変わらない?

ボディデザインがまた素晴らしい。以前から富士フイルムのミラーレスが気になっていた理由の一つだが、特に銀塩時代からフィルムで撮影していた世代には響く意匠だ。SSダイヤルと、レリーズのネジ穴があるシャッターボタンはフィルムカメラそのもの。試しにスナップ的にパシャっと撮ってみる。なんだろう、このなんともいえない高揚感。この感覚だけで一台欲しくなる。

レリーズ穴のあるシャッターボタンがマニア心をそそる

一方で、ボディが薄いこともありグリップはGH5より若干浅めだ。ホールド感はGH5に軍杯が上がるが、実際に数日間使ってみた感じでは、自分にいたっては慣れてしまえば気にならなかった。もともと手が小さい自分にとっては逆に各種ボタンに指が届きやすく好都合だったのかもしれない。

これは発表当時からチェックしていたことだが、X-T4で刷新された部分として、グリップ側のダイヤル元に、STILL/MOVIEの切り替えスイッチが付いた。ここを切り替えることで動画撮影が可能になり、メニューや表示も動画モードに切り替わる。このあたりはSIGMA fpと似ている。

最初は少し戸惑う動画モード時の操作性

通常のカメラでは、アイリス/SS/ISO等は、グリップ側のコマンドダイヤルを親指と人差し指で回して変更することが多いが、富士フイルムのミラーレスは、先に述べた通り最初からボディ上面にSS/ISOの物理的な設定ダイヤルがあり、レンズにはアイリスリングが存在する。デザインとしてはそそるが、動画時の操作に関しては戸惑いがあった。特に物理ダイヤルの場合、グリップを握った右手のホームポジションを崩すことになり、動画撮影時の即座な設定変更は困難だ。

結果として、動画に関しては「動画専用操作モード」というものがあり、この機能をONにすることで、従来通りボディ側のフロント・リアのコマンドダイアルでの操作に切り替えることができた。この場合、ISO/SS専用ダイヤル、およびレンズのアイリスリングは完全に無効になる。一方でSTILL/MOVIEの切り替えスイッチが活きてくる。

スイッチ一つで静止画、動画の露出操作を棲み分けて切り替えることが可能になるのだ。ここはおそらく富士フイルムが最も意識を払って作った部分ではないかと感じる。動画と静止画の設定を使い分けて撮影することが多いカメラマンにとってはありがたい仕様かと思う。

フロントダイヤルとリアダイヤルはともにプッシュ操作も可能。これらのダイヤルでアイリス/SS/ISO/+-の露出補正を変更出来るのはGH5と同じだが、フロントダイヤルに関してはプッシュすることで最大3段階まで設定が切り替わる仕様。リアダイヤルは1つの設定しか割り当てられないが、プッシュすることで拡大フォーカスになるという部分。ここは慣れが必要と思った。

特にフロントダイヤルに関しては、プッシュして設定を切り替えている間にシャッターチャンスを逃してしまうことが多々あった。リアダイヤルは回している最中に不意にプッシュしてしまい、画面を拡大してしまうことも多かった。GH5のようにISOと露出補正は独立したボタンが設けられていたら操作性は向上するだろうが、可能であれば「動画専用操作モード」がONの際も、割り当て次第でレンズのアイリスリングは効くような仕様になれば嬉しい(現状は完全に排他になる仕様)。

ISOや露出補正の専用ボタンがないため、ダイヤルをプッシュして各機能を切り替える仕様

X-T4にはP/A/S/Mモード等の一発変更がない点も少し難を感じた。特に急を要するドキュメンタリー的な場面で、自分はプログラムオートや各種優先モードに切り替えて撮影することがあるのだが、X-T4の場合はアイリス/SS/ISOを必要に応じて手動でオートにする必要がある。オートにする場合、物理ボタンおよびレンズ側のアイリスリングを「A」に合わせるか、「動画専用操作モード」の場合は、コマンドダイヤルで、それぞれを最大値まで回す必要がある(SS/ISOはQメニューに登録しておくと最小値からも「A」にアクセスできた)。GH5ユーザーにとっては、このあたりに慣れるのにしばし時間を要した。

ボディ右側面にはGH5とほぼ同様の端子が並ぶが、若干残念なのはHDMI端子がマイクロという部分。モニターアウト必須の現場ではゲージ等で端子を固定する必要があるだろう。ユニークなのは、ゲージ取り付けを最初から予想してかメモリーカードスロットカバーがワンタッチで取り外せる部分。このあたりはユーザーからのフィードバックを反映している感じがした。

メモリーカードスロットカバーはワンタッチで取り外し可能

なおX-T4にはヘッドホンジャックがないが、USB-Cから3.5mmミニプラグ変換が同包されているので、こちらで問題なく音声モニタリングすることが可能だった。

X-T3ではチルト式だった液晶モニターが、X-T4になってバリアングル液晶に刷新されたが、個人的にはチルト式のままが良かった。というのはGH5同様、各種端子を接続するとモニターが干渉してしまい、ハイアングルおよびローアングル時の視認性が犠牲になる。特にマイクとヘッドホン(USB-C変換)を接続するとほぼフリップが不可能になる。状況によっては使いづらい場面が出てくるかもしれない。

GH5と同様、バリアングル液晶の端子は干渉する

一方で、液晶モニターの視認性はかなり良い。GH5との比較でも晴天下で比べてみると、X-T4の液晶が1段明るい印象だ。

左がGH5で右がX-T4。ともに液晶の明るさを最大にした状態

最後に、Xマウントレンズのフォーカスリングはデフォルトが動画用レンズと逆回転(Nikonタイプ)という部分。ここは個人的に残念ポイント。23mm/F1.4のレンズのように物理的にAFとMFの切り替えが備わっているタイプのレンズはどうしようもないのだが、電子式のリングであれば設定で回転方向を選べるようになっていた。また動きはリニアかノンリニアも選べた。

ユーザーフレンドリーな操作性、課題点も?

最初は戸惑いもあったものの、使い込んでいくにつれて徐々に富士フイルムならではのユーザーフレンドリーな操作性を感じることが出来た。グリップを握った親指で押せる位置に自分が普段からよく使うボタンが集まっており、実際に触ってみるとGH5より使いやすい部分もあった。

特にコマンドダイヤルがプッシュ出来るので、例えばQ(クイックメニュー)メニューで設定を呼び出し、各項目をリアダイヤルで設定変更した直後、そのままダイヤルをプッシュで素早く確定できる。慣れるとかなり気持ちいい。欲を言えば、Qメニュー呼び出し時にフロントダイヤルでも操作できれば操作性はさらに上がる気がした(現状、Qメニュー設定時にフロントダイヤルは動作しない)。

なお、Qメニューの項目表示数は4/8/12/16から選択でき、全ての設定項目を選択・登録できるわけではないが、特に撮影中に頻繁に呼び出したい項目は概ね揃っていた。自分の場合はとりあえず16項目の登録・表示を選び、現場で必須になりそうな機能を割り当てたが、撮影のルーチンが決まってくる中で選択項目は必然的に絞られていく気もする。場合によっては4から8個の設定項目のほうが操作はシンプルになるかもしれない。これらが選択できる柔軟性はとても好感が持てる。

Qメニューの表示数は必要に応じて4/8/12/16から選択

一方で若干気になったのが、Qメニューのボタンが小さく平で、ほぼボディに埋め込まれてしまっている部分。ファインダーに目を当てた状態で手探りできず、目を離してボディを目視する場面が多々あった。AF-ONボタン程度に厚みがあれば探りやすいのだが。不意に触れてしまわないようにと、意図があっての仕様かもしれない。もっともダイヤルのすぐ右に配置されているので、ここも慣れかもしれない。

MF時はリアダイヤルをプッシュすることで画面拡大、スティックで拡大場所を移動、フォーカス調整して再度プッシュで元の比率に戻る、というのが個人的には使いやすかった。ただ前述した通り、同ダイヤルで露出操作をしている最中に不意に拡大してしまうことがあるのが、少し悩ましい部分だ。場合によってはFn設定でどちらか一方のアサインを無効にするなど対処が必要だろう。

スティック(富士フイルムではフォーカスレバーと表記)は主にフォーカスエリアの移動で使用するが、GH5同様メニュー操作も可能。ただ小さくて指あたりが硬く、頻繁に操作していると親指が痛くなる。個人的にはGH5のようにシリコンぽい素材だと嬉しかったが、好みが分かれるところ。

録画中に出来ることが多い卓越した動画機能

GH5より便利に感じたのは、X-T4は録画中にできることが多いという部分。SS/ISO/WB等の変更はもちろんのこと、個人的に響いたのは画面拡大表示やヒストグラム表示ON/OFFが録画中もできること。さらに設定によってはボタンを押すことなく液晶をダブルタップすることで、画面拡大のON/OFF操作もできる。若干惜しいのが、指でスワイプすることで拡大位置を調整できないこと。ここはスティックを使うしか無いようだ。

液晶のタッチパネルを使った操作はよく練られていて、前述した「動画専用操作モード」をONにしておけば、あらゆる操作が可能になる。中でも録画中にオーディオ入力レベルをタッチパネルで変更できる部分は大きい。画面拡大操作と合わせて、特にインタビュー収録などの場合この機能は期待できそうだ。

X-T4は録画中に操作できる項目が豊富

富士フイルムイズムの洗礼を浴びたメニューツアー

パっと見、GH5と似ている部分が多そうな印象だったので、すんなり入れるだろうと楽観視していたが、実際は似て非なるもので最初はかなり苦戦した。中でもつまずいたのはピクチャープロファイルの概念だ。

GH5の場合、V-Logなどはあくまでピクチャープロファイルの中の1つとして分類されており、操作としては並列だったが、X-T4の場合、まずシステム自体をLog/HLGにするかどうかを決める「F-Log/HLG撮影」という設定項目があり、そこでF-Logを使うかフィルムシミュレーションを使うかを選ぶ仕様になっていた。ここを理解するのにしばし時間を要したが、いったん理解してしまうと、その合理性にうなずく場面が多かった。

F-Logをピクチャープロファイルの中で並列に扱わないことで、たとえばSDカードはF-Logで収録し、HDMI外部出力はフィルムシミュレーションのどれかで出力、というユニークな設定が可能だ。その逆も可能で、仮にSDカードにはETERNAを8bit 4:2:0で収録し、HDMIからはF-Logを出力して、10bit 4:2:2で受ける、なんてことも出来る。さらにSDカード内部収録とHDMI外部出力の解像度の設定も個別に可能なので、これらを組み合わせれば、いろんな撮影体制を組むことが可能だ(内部収録は4KでHDMI出力はFHD出力というのはよくあるが、その逆も出来る)。

フィルムのアイコンがフィルムシミュレーションを意味する

その他のメニュー内容だが、配置の違いはあれど概ねGH5と同じような設定項目が並んでいた。特に動画カメラとして見た時の細かい動画設定はGH5と同等の充実度で、TC設定(フリーラン、レックラン、DF/NDF等)はもちろん、HDMIへのTC出力、RECトリガー、SDカードのバックアップやリレー記録など、一通り揃っていた。ただ、F-Logのビューアシストはあるが、LUT割当機能やビューアシストの状態をHDMI出力する機能はないため、F-Log収録時は外部モニター側でLUTを当てることになるだろう。GH5やS1Hにはあるベクトルスコープ表示や波形表示は流石になかった。

FnもGH5並に各ボタン・ダイヤルに自由に割当できる。ユニークだったのは液晶画面のフリックにもFn割当が出来る部分。例えば右にスワイプさせるとヒストグラムを表示、といったことが出来る。一方で設定できる項目はGH5ほど多くなく、個人的に割り当てたい機能が割り当てられない、ということが微妙にあった。このあたりはファームウェアで対応できるレベルなので、ユーザーの要望があれば改善される部分かもしれない。

ブーストモード搭載の5軸ボディ内手ぶれ補正

さて、一通り操作周りを語ったところで、ここからが本題だ。そもそも自分がX-T4に傾いたのはこのボディ内手ぶれ補正の存在である。自分は撮影時間の都合や遠方取材で、ハンディでの撮影になることが多いが、GH5の手ぶれ補正ブースト機能には随分助けられた。そんな折、富士フイルムのミラーレスも同様の手ぶれ補正が搭載されたとのことで、さっそく検証。

スペック上では、29本中18本のレンズで6.5段の手ぶれ補正効果が得られる。これはGH5より性能的には上で、S1/S1Hと並ぶ補正効果だ。あくまで個人的な印象だが、S1Hのブーストによる固定モードはカンペキに画が固定されるのに対し、X-T4では固定を意識しても気持ち画がズレる場面が散見された。少しカメラを振った際に、急激な画面シフトを避けるため、バランスを見て調整しているのかもしれない。いずれにせよハンディであっても概ね三脚が不要と思えるほど、ほぼ完璧に画が止まることが確認できた。これでいて4k60P 10bitのLog素材やフィルムシミュレーションで撮影した素材が手に入ることに心が踊る。

X-T4は電子手ぶれ補正との組み合わせも可能だ。ただし当然画面はクロップされる(収録形式によっては最大で1.29倍クロップになる)。これも個人的な印象で言えば、固定目的の場合は電子手ぶれ補正のON/OFF時でそれほど違いを感じることは無かった。移動ショット等では効果があるのかもしれない。GH5では電子手ぶれ補正を併用すると、対象物と背景が不自然に揺れる現象があったので個人的に使うことがななかったが、X-T4は特にそういった現象もなく素直に使える印象だった。

解像度やフレームレートに関わらず10bit内部収録が可能

X-T4の8bitと10bitの切り替えはとてもシンプルで、収録ファイル形式で切り替わる仕様だ。一律でH.264(MOVもしくはMP4)の場合は8bit 4:2:0、H.265(MOV/HEVC)にすれば10bit 4:2:0になる。つまり解像度やフレームレートの設定で8bitになってしまう、ということはない。

一方でGH5のように、H.264で10bit 4:2:2というモードは存在しない。4:2:0と4:2:2の違いが気になるユーザーもいると思うが、以前S1Hで6K 10bit 4:2:0をグレーディングしてみた際に、クロマサンプリング以上に、ビット数の違いほうが画に圧倒的に影響すると感じたので、個人的には4:2:0のLogでも10bitであれば十分使える印象だ。

4K60Pでも10bitが内部収録出来てしまう部分は、既に前機種のX-T3の時点でクリアしていたが、今回はそこにボディ内手ぶれ補正も搭載されたことが大きいと思う。これまで4K24Pでスロー効果が欲しい場面は、GH5で4K60P収録することが多々あったが、V-Logにした際は8bitになってしまうジレンマがあった。X-T4であれば4K60PのみならずFHD240fpsというハイスピード撮影でも、ファイル形式をH.265(HEVC)に設定しておけば10bitで収録が可能だ。このあたりは完全にGH5を超越している。なおHDMI出力に関しては、どのモードに関しても一律で10bit 4:2:2で出力されるようだ。

https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/04/ong00_T-X4teruyama_11.jpg F-Logを少し極端にグレードした画。4:2:0であっても8bitと10bitの差は歴然
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HS撮影時に真価を発揮したAF性能

正直に言えば、X-T4のAFに過度な期待はしていなかった。ただ昨今の流れを汲むに、ユーザーがカメラを選択する上でAF性能はかなり大きなファクターと感じる。ということで、一応ここも見ておこうか?というスタンスで、近所の公園でオートまかせで自分の子供らを撮影してみた。

印象としては比較的よく追随するしGH5より少し使いやすいかな?といった感じだったが、事態が一変したのがハイスピード撮影のショットを確認した時だ。特に240fps(10倍スロー)の画を見た際、思わず息を飲んだ。かなり自然な感じでフォーカスを追っていたのだ。この時はフィルムシミュレーションでETERNAを選択していたのだが、何も考えずオートまかせでカメラを対象物に合わせてブンブンと振って撮影した映像が、あとで見返すと意外にもリッチな映像に仕上がっていた。

もちろん中にはフォーカスを追い切れていないAFもあるが、X-T4はGH5同様、顔や瞳検出はもちろんAF動作を細かく調整できるメニューがある。ここを追い込んでいけばかなり面白いショットが撮影できるのでは?と期待が膨らんだ。

GH5SでもFHD240fpsまでのHS撮影は可能だが、基本的にMFになってしまう。おまけに8bit止まりだ。X-T4ならHS時もAFが効く上に10bitでも撮れる。HS時に動く対象物をMFで追うのは至難の技であることは間違いない(というか完璧に追うのはほぼ不可能だろう)。特に3軸ジンバルに搭載した際など利用価値が上がるかもしれない。今回は時間がなく作品としては撮影できなかったが、機会あれば、個人的にAF+240fps+3軸ジンバルで作品を撮ってみたいと思った。

X-T4もAF速度やAFの保持性など細かく設定できる

HS撮影時の画質とクロップ

AF性能に喜んだ一方でX-T4のHS撮影で少々悩ましかったのが画質低下とクロップ。GH4の時に顕著に感じたハイスピード時の画質低下が、GH5ではマシな印象になったが、X-T4のハイスピードに関しては残念ながらGH4の時のような画質劣化を顕著に感じる場面があった。細かく検証したわけではないが、120fps程度であっても特にパンフォーカスぎみの映像で細かい描写ではチラチラと画素が間引かれたような印象を受ける。もっとも深度の浅い画ではそれほど気になることもなかった。

加えてHS時は1.29倍のクロップが避けられない。GH5の場合は180fpsであってもクロップされることがなかったので、ここは若干痛い。このあたりの特徴を押さえた上で適材適所で使うのが良いかもしれない。

https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/04/ong00_T-X4teruyama_13.jpg オリジナルより800%拡大
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各モードによる画角クロップ

X-T4は収録形式や手ぶれ補正などで画角クロップが起こる。クロップ倍率は一定ではなく、電子手ぶれ補正の1.1倍の若干のクロップや、各モードにより1.18倍、最大で1.29倍とクロップが起こる。GH5ユーザーにとっては、クロップはほぼ無縁だったため悩ましい部分だ。個人的には4K60P時の1.18倍クロップは痛かった。しかしながら4K60P 10bit内部収録を考えると、ここはトレードオフだろう。

https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/04/ong00_T-X4teruyama_14.jpg オリジナルより800%拡大
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一方で好感が持てるのは、現在のクロップ倍率が画面左上に表示されること。フルセンサーなのかそうでないのか、倍率はいくつか、というのを意識しながら撮影できる。また各モードでクロップ倍率が一定しない問題に関しても、一律1.29倍クロップに揃えて撮影できる「クロップ倍率固定モード」も備わっているので、画角の変動に惑わされたくないユーザーは潔くこのモードを使うのもよいと思う。

ETERNAブリーチバイパスで春の湘南を撮りきる

10bit Log撮影して思うがままにグレーディングも良いが、富士フイルムのミラーレスを使う理由はなんといってもフィルムシミュレーション機能にあると言ってよいだろう。特にフィルム時代からカメラを使っていたマニアが反応しないわけがない。人気を博したETERNAやクラシッククロームに加えて、今回X-T4から新搭載された「ETERNAブリーチバイパス」を試すべく、春の湘南に足を伸ばしてみた。

なおLog撮影ではないので、あえてH.264の8bit 4:2:0で撮影。4K60PのLongGOP 200Mbpsを選択した。編集時に24Pに戻し、全体としてスロー映像でつなぐことを想定。レンズはXF 56mm/F1.2の1本のみで勝負。4K60P時は1.18倍のクロップになるので、35mm換算ではほぼ100mm程度の中望遠になる。風景スナップとしては個人的にはなかなか難易度の高い画角だ。

撮影のもう一つの目的は、ボディ内手ぶれ補正をフルに使い、三脚無しで、あたかも三脚で撮ったかのような固定ショットを狙う、という部分だ。その名も「No tripod 鎌倉」このテストフッテージを通してX-T4のポテンシャルが少しでも伝われば幸いだ。

テストフッテージのメイキングにからめて、X-T4を現場投入した際の細かい操作感を見ていきたい。撮影は湘南新宿ラインで大船まで行き、湘南モノレールに乗車する直前からスタートした。時間にしてちょうど13時を回ったくらいだ。今回バッテリーが1個しか借りられなかったので、逆にX-T4から刷新された新バッテリー1個でどれくらい撮影が可能かも同時に検証した。

さて、自分がハンディのみで固定撮影を行う時は、おおよそ液晶モニターは閉じてEVFを使う。目をガッチリ当てた状態で右手グリップに左手レンズで完全にホールドし、構図を探した瞬間に息を止めて撮影する。X-T4のアイカップはGH5純正のものより大きく目をホールドしやすかった。

今回は手ぶれ補正はブーストに設定するも電子式手ぶれ補正はOFF。フォーカスは基本的にMF。フォーカスアシスト機能でピーキング(赤:弱)を選択。EVFの視認性はGH5同様、かなり繊細で見やすいので弱めのピーキングを入れておくことで十分にフォーカス山を掴めた。なおMF時も(録画前に)AF-ONボタンを押せばフォーカスエリアに合わせてPUSH AFが効く。このあたりの操作性もGH5とほぼ同じで使いやすい。

途中、モノレールや江ノ電の車内から撮影する場面もあったが、さすがに車内の揺れで固定ブーストではガクガクと画面がシフトしまくるので、事前にQメニューに登録しておいた設定を呼び出し、瞬時にブーストOFFに切り替えた。電車の車両が通り過ぎるショットもいくつか撮影したが、ローリングシャッターはそれなりに感じた。ただグンニャリとナナメになる印象もなく、概ね想定範囲であった。

速度にして30km程度で走行する江ノ電の窓を駅から撮影

春の湘南は桜が満開だったが、ETERNAブリーチバイパスの場合、桜のピンクはほぼ白になり、良く晴れ渡った空の青さも白っぽくなることが多く、途中で少し露出を半段から1段絞って撮影するのが良いのに気づいた。中でも長谷の大仏にからめた桜が真っ白になってしまったのは最大の不覚だ。

https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/04/ong00_T-X4teruyama_16.jpg 左はAUTOで適正だが、右はそれより半段落とした画
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江ノ電の車内から窓抜けの風景を撮影した際、ダイナミックレンジが広すぎて車内シャドウ部の黒潰れが激しかったので、QメニューからDR設定項目を呼び出し400%に設定する場面もあった。このDR設定項目は100%/200%/400%と3段階ある。調べたところ、パナソニックの業務機で一時備わっていたDRS(ダイナミックレンジストレッチャー)機能とほぼ同じで、シャドウ部を持ち上げ、ハイライトを寝かせてダイナミックレンジを一時的に圧縮する機能と思われる。よって場面を選ばないと不用意にノイズが乗るかもしれない。

撮って出しプロファイルでは高コントラストな場面で適材適所で使うのが良いだろう(各設定はベース感度があり、400%の場合はISO640以下は設定できない)。なお、それとは別にGH4/5ではおなじみのハイライトとシャドウの調整もある。

https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/04/ong00_T-X4teruyama_17.jpg DR設定を400%で撮影。車内の黒つぶれを抑えた
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さて、ひっきりなしに撮影してきて、鎌倉高校前あたりで撮っていた頃には既に16時を回っていた。ここでバッテリーを見ると、メモリは残り1つ。ここでパフォーマンスモードをノーマルからエコノミーに切りかえて、撮影する時以外はこまめに電源をOFFにした。

GH5では各設定で省電力化することが可能だったが、X-T4は省電力設定を一手に変更できるプリセット(パフォーマンスモード)が備わっているのが特徴的。これが功を奏してかバッテリーが粘りを見せた。結局最後の目的地である江ノ島で撮影し、ラストカットの夕日を撮影するまでバッテリーが完全に息絶えることがなく終了。時間はすでに18時に差し掛かろうとしていた。X-T4から刷新されたバッテリーは、印象としてはGH4とまではいかないが、GH5よりかは持つ感じであった。ボディ内手ぶれ補正をもってしても、おそらく1日のロケならバッテリー3個もあれば十分だろう。

総括

GH5ユーザーがもしX-T4に移行しようと思うなら、最初は多少の戸惑いがあるかもしれない。特に各所でGH5と逆を行くことが多い。たとえばISOをオートにしたい場合、GH5は最小値側にしていくと「A」になるのに対し、X-T4は最大値側にしていくと「A」になる(SSをオートにしたい場合も同じ)。再生画面では、GH5は上下左右キーの上を押すことで再生だが、X-T4は下を押すことで再生になる。SDカードスロットに関しても、GH5は上からストット1/2に並ぶのに対し、何故かX-T4は下からスロット1/2の並びになっている。レンズのフォーカスリング方向もデフォルトでは逆だ。このあたりは慣れと自分なりのカスタマイズが必要かもしれない。

X-T4のスロット番号はレンズ側を下に向けた状態での表記と理解

シビアなことを言えば、LUT表示機能や、LogビューアシストのHDMI出力がないなど、GH5から若干見劣りする部分も散見された。HDMI端子がマイクロという部分も、カメラ単体で使うのには厳しい。ことあるごとにクロップされてしまうのも痛いところだ。またここは今回レポートしなかったが、GH5のように無制限で動画が収録できるわけではないので、自分の業務では多いインタビュー案件など、なかなか途中で撮影を中断しづらい現場では厳しい場面もあるだろう。収録可能時間は各モードでも変わってはくるが、最大でも30分までという縛りがあるのは事実だ(ただX-T4は収録可能な時間残量が表示されるので、それを見ながら予測を立てて撮影することは出来る)。

自分でカスタマイズしたカメラ設定については、GH5はSDカードに書き出し、それを別のGH5で即座に共有できるが、X-T4の場合は、PCアプリを介してリストアという形で設定を戻す方法のようだ。このあたりも「業務用ビデオカメラ」という視点から見れば心もとない部分。以上のことから、あくまで自分の業務範囲から見れば、X-T4はGH5からスイッチするカメラというより、GH5+1台のカメラと結論付けた。

一方、数日じっくり触った感想では、概ねGHライクな使い方が可能だった。ボディの各ボタン配置は微妙に違ってはいるが、Qメニュー操作やAF-ONでのPUSH AUTO、画面によるスワイプ操作での対応など、共通点は多い。個人的にはEVFの見易さもポイントだった。自分がMF時によく使うピーキングも「弱」にすればかなり繊細にフォーカスの山を掴める。全体的に自分が普段GH5で撮影している感覚とそれほど違わなかった。

それ以上にGH5より使いやすい部分もいくつかあった。特に録画中に拡大フォーカスが使えたり、ヒストグラムを表示、非表示できたりするのが素晴らしい。ハイスピード撮影でもAFが使え、かつ10bitでも収録できるのはX-T4の大きなアドバンテージかと思う。

さらに人気を博しているフィルムシミュレーションモードの搭載、フィルムカメラライクのボディ意匠など、物欲心をくすぐられる要素は満載だ。そして今回満を辞して搭載された強力な5軸ボディ内手ぶれ補正の存在。最後にAPS-Cであってもレンズ含めMFT並みにコンパクトなシステムが組めること。これだけ考えればもう買わない理由はない、というのが個人的な結論だ。

YouTubeやVimeoでVlogが流行るなど多彩な映像表現が増える中で、X-T4は中心的な存在になり得るミラーレスと感じる。クリエイター間でトレンドだったカラーグレーディングも、なんとなく一巡した感がある。下手にグレーディングで画を荒らすより、撮って出しで確実に雰囲気ある画が出るX-T4で撮ったほうが良いかも?と思うクリエイターが今後もっと増えてくるかもしれない。カメラマンのイメージを確実にアシストし、よりクリエイティブにシフトできるカメラ、それこそがFUJIFILMのX-T4、今後の活躍に是非期待したい。


WRITER PROFILE

照山明 株式会社ガイプロモーション代表。企業VP制作や撮影業務に力を入れつつ、自社Facebookページでは不定期にコアな映像ネタを発信中。


[ Writer : 照山明 ]
[ DATE : 2020-04-15 ]
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自身で脚本、監督、撮影から編集、音楽までもこなすマルチプレーヤー。
岡英史
バイクレース及びF3レース参戦など、映像とはかけ離れた経歴を持つ異色ビデオカメラマン
江夏由洋
兄弟で株式会社マリモレコーズを設立し、ノンリニアにおける映像技術、映像制作を中心に、最新技術を取り入れたワークフローを提案している。
鍋潤太郎
ロサンゼルスを拠点とするVFXジャーナリスト。
林和哉
株式会社フロンティア 映像事業室 室長 プロデューサー・ディレクター。入口から出口まで全てのポジションを守備範囲にしている。最新技術が好物で、各種セミナー活動も豊富。
江口靖二
江口靖二事務所主宰。現在デジタルサイネージコンソーシアム常務理事などを兼務。
猿田守一
企業向け動画、番組制作、CM、動画配信、各種ステージ記録など撮影から編集まで行い、地域に根ざした映像制作活動を行っている。
オースミ ユーカ
映像ディレクター。企画、脚本から演出までジャンルを問わず活動。
土持幸三
1970年生。鹿児島県出身。俳優を経て渡米。LA市立大卒業・加州立大学ではスピルバーグと同期卒業。帰国後、映画・ドラマの脚本・監督を担当。川崎の小学校で映像講師も務める。
鈴木佑介
日本大学芸術学部 映画学科"演技"コース卒の映像作家。専門分野は「人を描く」事 。広告の仕事と個人ブランドでのウェディングがメイン。セミナー講師・映像コンサルタントとしても活動中。
松本敦
映像クリエイター。企業VPからスポーツイベント撮影まで幅広く手がける。アクションカムやドローンなどの特殊ガジェット好き。
宏哉
タイムコード・ラボ代表。Next-Zero.com管理人。バラエティーから報道や空撮まで幅広い番組撮影をこなすTVカメラマンであり、ダンスイベントからe-ラーニング収録まで請け負う街のビデオ屋さん。イージス艦CICから幼稚園のおゆうぎ会まで、フィールドは問わない。
手塚一佳
CGムービー制作、ネットワークゲーム制作を得意とするデジタルデザイン会社アイラ・ラボラトリの代表取締役。修士(芸術) 博士課程芸術専攻
荒木泰晴
東京綜合写真専門学校報道写真科卒業後、日本シネセル株式会社撮影部に入社。1983年につくば国際科学技術博覧会のためにプロデューサー就任。以来、大型特殊映像の制作に従事。現在、バンリ映像代表、16mmフィルムトライアルルーム代表。フィルム映画撮影機材を動態保存し、アマチュアに16mmフィルム撮影を無償で教えている。
ノダタケオ
ソーシャルメディアとライブ配信・動画メディアが専門のクリエイター。2010年よりスマホから業務機器(Tricasterなど)まで、さまざまな機材を活用したライブ配信とマルチカメラ収録現場をこなす。
山本遊子
山本遊子(やまもとゆうこ) フリーランスの映像ディレクター。1999年からテレビ、WEBなど様々なメディアで映像を作り続けている。うぐいすプロ
渡辺健一
映画録音技師/テクニカルライター(ペンネーム:桜風涼)著書「YouTuber/ビデオグラファーのための『完全録音マニュアル』」
照山明
株式会社ガイプロモーション代表。企業VP制作や撮影業務に力を入れつつ、自社Facebookページでは不定期にコアな映像ネタを発信中。
千葉孝
収録が3/4テープの撮像管カメラ時代から長きにわたり映像に携わる。カメラマン歴33年。ドキュメンタリーからMV、ドラマ、映画、CMまで様々なジャンルで活動している。最近ではカラリストとしても数々の広告作品に参加。趣味はゲームとバイクと車。日本人で最初のiPhone購入者というのが自慢。
VISIONGRAPH Inc.
イノベーションリサーチに基づいて未来像 {HOPE} をつくる専門会社。様々な領域の未来を予報します。 SXSW Japan Officeも担っています。著書『10年後の働き方』発売中!
小島真也
Blackmagic Design認定トレーナー、写真家、撮影監督。赤坂スタジオを経て、篠山紀信氏に師事。1990年に独立後は雑誌、広告界にて人物、ドキュメンタリーを中心に写真家活動。動画へのきっかけはFinal Cut Studio 5.1を導入し映像編集を始めたこと。商業映画や自主映画では撮影監督として撮影・照明・カラーグレーディングを担当し、TVドラマでは撮影部として参加。
ダストマン
ド田舎暮らしの映像屋。本業はフリーのオンラインエディター、CM多め。趣味で色んな映像の作り方の YouTube【ダストマンTips】を配信している。
栁下隆之
写真家アシスタント、現像所勤務を経て、撮影機材全般を扱う輸入販売代理店で17年余り勤務の後に、撮影業界に転身。一眼カメラによる撮影を得意し、代理店時代に手がけたSteadicamや、スタビライザー系の撮影が大好物。
西村真里子
株式会社HEART CATCH代表取締役。国際基督教大学卒。2014年株式会社HEART CATCH設立。ビジネス・クリエイティブ・テクノロジーをつなぐ“分野を越境するプロデューサー”として自社、スタートアップ、企業、官公庁プロジェクトを生み出している。
長谷川朋子
テレビ業界ジャーナリスト、コラムニスト コンテンツビジネスの仕組みについて独自の視点で解説した執筆記事多数。最も得意とする分野は海外流通事情。カンヌのTV見本市MIP現地取材を約10年にわたって重ね、この分野におけるオーソリティとして活動中。
高信行秀
ターミガンデザインズ代表。メーカーや代理店などの依頼でトレーニングや技術解説、マニュアルなどのドキュメント作成など、テクニカルに関しての裏方を務める。知られていない製品の魅力を伝えることが好きで、色々と仕掛けることを趣味にする。
山下大輔
フリーランスの映像講師。Adobe Community Evangelist。アドビ製品でビデオ編集をどのようにやっていくか日々模索中。FacebookではAfter Effects User Groupの管理人として勉強会なども随時行なっている。
山本加奈
山本加奈 KANA YAMAMOTO デジタル・フィルム・フェスティバルRESFESTのディレクターを経てウェブマガジンwhite-screen.jpの編集長を務める。2017年11月より映像表現カルチャーを紹介するNEWREELを創設。伊藤ガビン氏とともに編集長を務める。他、海外のクリイティブイベントのプロデュースやインタビューを通して才能の発掘や、業界の意識改革に貢献する。2018年は Motion Plus Design(パリ)のTokyo meet up総合司会や、ILMのDoug Chiangを迎えたTHU(ポルトガル)の東京ギャザリングをプロデュース。
柏原一仁
リリーヒルワークス代表。銀一株式会社にて映像機器・写真用品のセールス・マーケティングを経て独立。好きな食べ物はからあげ。
曽我浩太郎
未来予報株式会社 代表取締役・プロジェクトデザイナー。新ビジネスに特化したリサーチ・コンセプトデザイン・コンサルティングを専門に行う。2019年6月SXSW Japan Officeを設立。著書『10年後の働き方「こんな仕事、聞いたことない!」からイノベーションの予兆をつかむ』が好評発売中。
井上晃
映像制作会社「有限会社マキシメデイア」代表、制作プロデューサー&キャメラマン。Facebookグループ「ATEM Tech Labo」、「Grass Valley EDIUS ユーザーグループ」を主催して、ATEMやEDIUSの布教に、日々勤しんでおるでよ。
石多未知行
クリエイティブディレクター、映像クリエイター、空間演出家。PMAJ代表、東京芸大 非常勤講師。空間演出やプロジェクションマッピングを中心に様々なメディアを使った企画演出を手掛ける。
奥本宏幸
大阪を拠点にしているフリーランスの映像ディレクター。演出・編集・モーショングラフィックをバランス良くこなす。フィンランドサウナが好きです。のびしろラボ管理人。
小林譲
イギリスにて大学卒業後、現地の会社にて映像編集を学ぶ。2006年に帰国。大手ポスプロIMAGICAにてテレビ番組を中心に日本のキャリアをスタート。後にドラマ、音楽系、CM系へと活躍の幅を広げる。2017年に独立。オフラインからアートデザインまで、作品の全体パッケージを監修することも多い。
小林基己
MVの撮影監督としてキャリアをスタートし、スピッツ、ウルフルズ、椎名林檎、リップスライム、SEKAI NO OWARI、欅坂46、などを手掛ける。映画「夜のピクニック」「パンドラの匣」他、ドラマ「素敵な選TAXI」他、2017年NHK紅白歌合戦のグランドオープニングの撮影などジャンルを超えて活躍。noteで不定期にコラム掲載。
染瀬直人
映像作家、写真家、VRコンテンツ・クリエイター。2014年、ソニーイメージングギャラリー銀座にて、VRコンテンツの作品展「TOKYO VIRTUAL REALITY」を開催。YouTube Space Tokyo 360ビデオインストラクター。Google × YouTube × VR SCOUTの世界的プロジェクト"VR CREATOR LAB”でメンターを、また、デジタルハリウッド大学オンラインスクール「実写VR講座」で講師を勤める。著書に「360度VR動画メイキングワークフロー」(玄光社)など。VRの勉強会「VR未来塾」を主宰。
安藤幸央
無類のデジタルガジェット好きである筆者が、SIGGRAPH ASIAやCESなど海外の注目イベントを紹介。
高野光太郎
Cosaelu株式会社 代表取締役 / 映像ディレクター ミュージックビデオ、番組オープニングタイトル、CM、劇場映画、全てをデスクトップで制作。
ヒマナイヌ
頓知を駆使した創造企業
駿河由知
中央区築地出身。マルチカメラ収録&配信ユニット「LiveNinja」メンバー。2006年より株式会社スタートライン設立。外務省、国連機関、国際NGOなどの国際会議やシンポジウム、企業イベントなどのライブ配信を担当
山本久之
映像エンジニア。フリーランスで映像設備のシステムインテグレーションと、ノンリニア編集に携わる。
ベン マツナガ
未来シネマ/ディレクター。ハリウッドでの大型映像制作、短編時代劇の自主映画制作を経て、現在は、映像を通じて人と人をつなぐことをテーマに様々な映像制作に取り組んでいる
河尻亨一
1974年大阪生まれ。雑誌「広告批評」を経て現在は実験型の編集レーベル「銀河ライター」を主宰、企業コンテンツの企画制作なども行う。デザイナー石岡瑛子の伝記「TIMELESS」(http://eiko-timeless.com/)をウェブ連載中。
茂出木謙太郎
株式会社キッズプレート代表。「楽しいInternetコンテンツ」をテーマに活動。現在VRの可能性をまさぐり中。CG-ARTS協会会員
稲田出
映像専門雑誌編集者を経てPRONEWSに寄稿中。スチルカメラから動画までカメラと名のつくものであればなんでも乗りこなす。
小池拓
(有)PST 代表取締役。1994年より Avid、Autodesk、Apple、Adobeなどの映像系ソフトのデモ、トレーニンングを行っている。
黒田伴比古
報道・ドキュメンタリーエディターでありながら、放送機器に造詣が深く、放送局のシステム構築などにも携わるマルチプレーヤー。
ヒラタモトヨシ
ファッションとテクノロジーを繋ぎイノヴェーションを生み出す事をライフワークとし、WEB/ライブメディア/高精細映像表現を追求。
猪蔵
いつも腹ペコ。世の中の面白いことを常に探っている在野の雑誌編集者。
須藤高宏
東京・国分寺市に於いて録音スタジオ「マイクロサウンド」を運営し各種録音編集に携わる傍ら最近では各種イベント配信音声を担当。
林永子
映像制作会社勤務を経て、2002年よりMVライターとして独立。映像サロン『スナック永子』主催。日本初監督別MVストリーミングサイト『TOKYO VIDEO MAGAZINE VIS』の編集長。2016年初エッセイ集『女の解体』を上梓。
ViewingLab
未来の映像体験を考える有志の研究会。映画配給会社、映像作家、TV局員と会員は多岐に渡る
石川幸宏
20年以上にわたり映像系ジャーナリスト/アドバイザー/プランナーとして活動、2016年よりHOT SHOTを創刊、同編集長としても活動中。
山下香欧
米国ベンチャー企業のコンサルタントやフリーランスライターとして、業界出版雑誌に市場動向やイベントのレポートを投稿。
岡田智博
クリエイティブクラスター代表。メディアアートと先端デザインを用いたコンテンツ開発を手がけるスーパー裏方。
萩原正喜
米国コロラド州から、米国のデジタル放送事情からコロラドの日常まで多岐に渡るコラムをお届けします。
坪井昭久
映像ディレクター。代表作はDNP(大日本印刷)コンセプト映像、よしもとディレクターズ100など。3D映像のノンリニア編集講師などを勤める。
しらいあきひこ
カメラメーカー、ゲーム開発などの経験を持つ工学博士が最先端のVR技術を紹介。
秋山謙一
映像業界紙記者、CG雑誌デスクを経て、2001年からフリージャーナリストとして活動中。
今間俊博
アナログ時代の事例を通じ、教育関連の最新動向を探る。
金田浩樹
映画・テレビの映像制作を中心に、USTやニコ生等、ライブメディア各分野を横断して活動中。ジャンルや固定概念にとらわれない構成力と発想に定評あり。
伊藤裕美
オフィスH(あっしゅ)代表。下北沢トリウッドでアニメーション特集上映を毎年主催している。
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業界で話題の商品を実際に使ってみてどう感じたかを、各方面の様々な方々にレポートしていただきました。
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