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[鈴木佑介のLook AHEAD -未来に備える映像制作- ]Vol.13 FX9は彷徨う映像制作系α難民のノアの方舟か?

2020-06-24 掲載

txt:鈴木佑介 構成:編集部

彷徨い続ける映像系α難民

2018年、2019年、2020年とソニーの動きが控えめに言っても緩やかだ。今年のコロナショックを抜きにしても、ほぼ無風、と言っても過言ではない静けさである。本コラムと同じくらい更新・動きがない(ごめんなさい)。何かの準備をしているのか、何が計画されているのか分からない。

噂され続けているα7S後継機がいよいよ今年は登場するか?という話も未だに噂レベルだ。あくまで私見だが、写真業界でミラーレス王となったソニーが、Vlogやコンテンツ系などの「動画」マーケットでなく、既存の映像マーケットに対してどこまで力を注いでくれるのだろうか、ここまでくるとさすがに不安になっているユーザーも多いはずだ。

そして、もはや出すべきタイミングを逃した感が誰にも否定できない次期α7Sがどこまで映像制作ユーザーの期待に応えられるか、そして超えられるかが見ものである。

忖度無しで語るが、映像業界的には次期α7Sを出すべきタイミングであったのが2018年。その期待は叶わず、そこからの世間の流れは皆さん知っての通り、世間は10bit/Log収録はおろか12bit/RAW収録ができるシネマカメラが安価に登場し、ソニーに押されていた他メーカーも追いつけ追い越せと、ミラーレス機での動画撮影機能を充実させている。それらのカメラは「みんなが欲しい次期α7S」のような内容で、Eマウントユーザーの私達をこれでもかと誘惑してくる。

ただ、悲しいかな。そんな魅力的なカメラでも「αに足りない機能があるが、αにあるものが無い」のが実情。αユーザーならピンとくるはず。そう「高速・追従性の高いオートフォーカス」だ。α6500、α9、α7 III、α7R IV、α6600、と触ってきてそのAF性能の正統進化を体感してきた筆者にとって、正直他のカメラのAFの動作に満足した事が無い。

αと同じく瞳AFなどの機能を搭載しても写真でのフォーカスの合焦速度は速いが、動画撮影時のコンティニュアスが弱かったり、ランダムに迷ってしまったり、正確性がレンズ依存だったり、とαを超えるものが無いのだ。

そもそもの話、映像撮影においてAFがそんなに必要かと聞かれれば答えはNOだ。筆者も基本マニュアルで撮影を行う事がほとんどである。ただ、基本の考え方として「カメラは使い分け」と考えており、例えばファッションショーなど、モデルが目まぐるしく動くような現場であればAFが有利である。

ファッションショーなどの速い動体のイベント撮影などはαのAF任せで撮るのが一番安心。きっちりと被写体を捉え続けてくれる。ただ、今それ以外の用途で使う意味を見出せなくなってきたのは正直なところだ

そういう現場の撮影には迷わずαを選ぶ。適正露出を取っておけば、言い方は悪いが「向けるだけ」で被写体を捕らえ続けていてくれる「楽」に撮影できるカメラだからだ(そんな現場ならばハンドヘルドのカメラを使えばいいとも思うが、筆者は仕事柄所持していないのと、電源周りだけカバーすればハンドヘルドのカメラ1台のコストでマルチカム撮影可能な理由からαでそういった業務もまかなっている)。

要するに「美しくリッチな画」よりも「確実に綺麗に写っている事が重視」される現場の場合、シネマカメラを持ち込んでマニュアルで撮影することに自己満足以外に何のメリットも無い。その自己満足で対価が上がるのであれば良いが、筆者は依頼主からの希望がない限り、そんなリスキーな事はしない。同じ対価なら「適正露出を取っていれば、向けるだけで綺麗に写る」方が楽でいい。ただ、逆に言うと今、αを使う理由がそれしかないのが悲しい所ではある。

さておき、それくらい「使えるAF」がαの魅力なのは、使用した事がある人ならば同意してくれるであろう。そんなAFが高感度モデルの次期α7Sに搭載されて、噂される4KのHSや最低でも10bit 4:2:2が載った状態で2年くらい前に出ていればα7S IIをきっかけにEマウントに期待をした多くの映像系αユーザーがこんなに彷徨う事はなかったと思う。

αが出ないならシネマカメラ、と思っても登場したのはFS7 IIやFS5 II。初号機からのマイナーチェンジ止まりでその時代にαに魅せられたユーザーにとって、いまひとつ求めたものでは無かった、というのが多くの人の意見だと思う。

その証拠にここ数年、写真軸でEマウントユーザーが増えていくのとは、逆に映像系ユーザーは「黒魔術」によって蘇ったEFマウントに戻る人が増えたり、新しいLマウントに期待し、そちらにスイッチを始める人が増えてきている。かくいう私もこの2年、EFマウントのレンズが再び増え続けている。

最近は「動画制作」という既存の「映像制作」軸とは違う分野が確立しているので「気軽に綺麗に簡単に写真も動画が撮れるα」のおかげで絶対数としてEマウント系ユーザーは増えているのかもしれないが、 昔ながらの「映像制作」を続けている人にとって、Eマウントを使っている事でステップアップを阻まれる状態になっているのが悲しい事実だ。

次期α7Sの出方次第でまた勢力図が大きく変わる事が予測される(Canon 5D Mark IV登場時の動画ユーザー的ながっかり感にならない事を祈る)。

地味に気になるFX9

コラム自体がおよそ1年ぶりとなるので、筆者の最新カメラ環境をお伝えしておくと、ここ近年はウェディングやイベントなど、一発勝負の撮り直しが効かない「テイク」する撮影の現場にα系のカメラを、広告撮影やイメージ重視、カラーグレーディング前提のプロジェクトなど「メイク」する撮影の現場にBlackmagic DesignのURSA Mini Pro G2やBMPCC6K(場合によってはFS7など)を使用している。ただ最近、ご縁がありRED HELIUM 8Kを導入してしまったので、G2とスイッチするなど、環境が改編されると思うが、現状はこのような環境だ。

そんな中、昨年の秋でウェディングを引退した事もあり、極端な低照度下で撮影をする事がなくなったので、正直な所次期α7Sに対しての思いはそこまで強くなくなっていた。そうなるとαの所在が怪しくなってくる。手放してもよかったのだが、前述の通り、やはり名残惜しいのがAFなのだ。ごくまれに入ってくるイベント系の映像のために取っておいてあるが稼働は少なくなっていった。

そんな中、先日、ドキュメンタリーの素材撮影をマニュアルフォーカスのカメラで1日中屋外で行なうことがあり、ずっと重いカメラでフォーカスを送り続ける、というのは改めて体力を消耗する事を実感した。その時に頭に浮かんだのが「αだったらカメラ向けておくだけで疲れないのにな」という事と「αでは内蔵NDフィルターが無く、ルックがいまひとつに感じてしまうのでFS7でαのAFが使えればいいのに」という願望だった。そんな2019年の冬。現れたのがFX9というわけだ(やっと本題)。

触らないと伝わりづらいFX9の素晴らしさ

表題にある通りなのだが、このFX9というカメラは素晴らしい。もう登場から約半年経っているのでスペック面でのどうこう、は割愛するが、フルフレームセンサー(6Kオーバーサンプリングでの4K収録)で高速・高性能なオートフォーカス搭載デュアルネイティブISO採用で暗部性能も良好、可変NDフィルター搭載、HD720のビューファインダー、XAVC-I 10bit 4:2:2内部収録など、αユーザー目線で見れば見るほど「理想のαの姿」だったりする。

FS7ユーザーの視点で見てもフルサイズでの4K60p対応がファームウェアアップデート待ちなので少し残念なのだが、欲しかった改善点がきちんとアップデートされている。

メタリックなグレーのボディの質感も個人的には好きなポイントだ。これだけでも十分満足いくはずの機能のはずだが、フルフレームセンサー搭載のシネマカメラの先鋒としても、注目をもっと浴びても良さそうなのだが、何故かピンと来なかったのは私だけではないだろう。

実際に昨年InterBEEでデモ機を触っても「悪くは無いけどドキドキしない」という印象だった。パっと見もFS7 IIの進化系であって価格帯も本体で132万円前後と、なんとなく価値を見出せずにいた。実機を触るまでは。

もう実際に体感した方もいるかもしれないが、FX9のオートフォーカス性能を言葉にすると鎮撫になるがまさに「Amazing!」だ。後述するが、純正のEマウントレンズだけならまだしも、SIGMAのMC-11(EF→Eマウント変換アダプター)をつけて他社製EFマウントでもかなりの速度で動く。

表現は正しくないかもしれないが、「業務用のFS」と「民生用のα」との区分けが顕著に感じられていたソニーの業務用カメラが、上手い具合に「αに寄った」という印象で、変な境界線がなくなった気がした。向ければ美しい画が楽に撮れるシネマカメラ、というかシネマカメラで既存のハンドヘルドのビデオカメラのような使い方が出来る感覚に近い、テレビコンテンツ系で使われていたハンドヘルドのカメラがFX9に全て置き換わっても良いのではないかと思うくらいだ。実際、最近Netflixなどのコンテンツを見ているとFX9なのでは?と思う画が増えてきた気がしている。

新型コロナウイルスの影響で公開計画などが色々ずれ込んでしまって今更になったのだが、今年の2月にとあるミュージックビデオの撮影でソニービジネスソリューションズ様ご協力の下、このFX9を実践運用してみた。

なぜFX9を選んだかは改めて後述するが、一番の理由が「スケジュールがタイトな現場でフォーカスに関するNGテイクを減らしたかった」からだ。そして、その読みは正解だった事をお伝えしておく。それでは実際に使用した感触をお伝えしていく。

スピード重視の現場で輝きを放つFX9

ティザー映像(MV)

今回撮影させて頂いたのは、実力派女性シンガーMioさんの「Skylight Waltz」という楽曲のミュージックビデオだ。新型コロナウイルスの影響で色々予定が二転三転したが、先日無事、同タイトルのアルバムが発売され、好評頂いている。

ミュージックビデオも現在「ティザー」として約1分の映像が公開されている。全編はまだ公開されていないのだが、いずれ公開予定とのこと。1日の終わり、眠る前に聞くのにピッタリな楽曲なので、ティザーを見て気になった方は是非CDを手に取って頂ければ幸いである(ちなみにCDジャケットの画はFX9で撮影した動画からの切り出しだったりする)。今後は徐々にライブの配信やイベントなどが予定されているとの事。

Mio/Skylight Waltz オンラインショップ等で発売中!
制作&販売:ヒビノエンタテインメント株式会社

Mioさん公式サイト

本ミュージックビデオだが、ティザー映像上では数シーンしか見えていないのだが、本編となる映像は以下のように1日で行うには結構なボリュームのシーン構成となっている。

https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/06/suzuki_13_FX9_03B.jpg ※画像をクリックすると拡大します

同じスタジオ内での撮影だったが、ステージ風撮影、白ホリゾントでのイメージ、白ホリゾントでのダンサーとの共演パート、夕方(マジックアワー直前狙い)と夜景の撮影と、大まかに3シーンで8シチュエーション設定の下、ヘアメイクや衣装チェンジの都合も絡んで実質6時間程度で行わなければならない撮影だった(演出は自分だったので誰にも文句は言えない)。

当初、カメラはBlackmagic DesignのURSA Mini Pro G2での撮影を考えていたのだが、テイクを重ねるのが時間的に難しいと判断し、フォーカスのNGなど撮影由来のNGテイクを減らす方法を考えざるを得なかった。ただ、そうは言っても、ある程度のいじり幅を持った素材を撮るためにシネマカメラが必要なわけで、シネマカメラを使う以上はマニュアルフォーカスで撮るしかない。

しかし、フォーカスプラーをきちんと勤められるスタッフが身内にはおらず、そんな中、知り合いから「FX9のオートフォーカスがαみたいだった」と聞き、「だとしたらライティングを決めて、カメラの動きさえ決まればサクサク撮影が進むかも!?」と思って藁をもすがる気持ちでFX9を使用させて頂くお願いをした経緯だ。要するに「タイトな現場でスムーズ&クイックに撮影を行う方法を探した結果がFX9」であったのだ。

■1.RONIN2でのジンバルカットもフォーカス操作要らず
DJI RONIN2にFX9を搭載
※撮影時はMC-11を介してSIGMAのEF12-24mm F4を広角のカットに標準のカットにEF40mm F1,4 ArtのレンズをAFで使用したががっちり食らいつくAF性能で、問題はなかった(写真はFE 24-70 F2.8 GM)

ジンバルカットはDJI JAPAN 様のご協力の下、RONIN 2を使用した。発表当時は展示デモの段階で持ってみてその重さに諦めてきたが、1カット1分程度であればサポート無しでもどうにか取り回す事ができた。しかし、さすがに何度も操作していると身体が悲鳴を上げるため途中からサポートを着用。

これも使ってみないと知れない事だが、SDI端子が本体に組み込まれているので、カメラ側から短いケーブルでRONINにINしてトップハンドルのそばからOUT、外付けのモニターに短いケーブルで入力が出来る。また、RONIN 2からD-TapやLEMO端子経由で電力供給できるので、RONIN周りのケーブルが最低限で済むのが素晴らしい。RONIN 2は本当によく出来ている。それだけでもずっとRONINは「1派」だったのだが、とても欲しくなった。

メイキング写真:雪森るな カメラにお任せでずっと被写体の顔を追従してくれる

ジンバルカットはちょうどティザー映像の中でも出てくるのでご覧頂ければ分かると思うが、ステージに対して、下手から上手へ動く広角カットと、上手からの標準カットでのアップ、広角で引き画から近づいていく画がある。AFの実験的な要素も含めての動きだったのだが、どうであろう?しっかりと被写体にフォーカスが合い続けている。

顔認識でオートフォーカスを作動させつつ、カメラが少し前後しつつ、演者の顔の前に手が入って一瞬フォーカスが失われたように見える、が瞬時に、かつ自然に顔にフォーカスが戻る、この精度がすごい カメラで被写体に近づき、さらに回り込んでから離れていく動きでもフォーカス操作が不要

広角側、標準側共に絞りはF4~F5,6くらいだった。フルフレームなので結構ボケができるが、バストアップのカットで顔の前に手が現れた瞬間は手に、その後、しっかりと顔にフォーカスが戻る。演出的に手にフォーカスが合う必要が無いという人にとっては、もしかしたらこのAF精度は邪魔に感じるかもしれないが、FX9のAFはこれくらい正確、かつ優秀なのである。

■2.複数人が行き交う演出でも迷いが少ないAF性能
カメラがゆっくり下がってきて、ダンサーが両側からフレームイン、Mioさんの前をくるりと回って踊り出す。これもオートフォーカス任せだが、ダンサーのフレームインで自然なタイミングでMioさんからダンサーへフォーカスが動く。あとは良い感じにダンサーに追従し、最後、ダンサーがカメラの前に向かってフレームアウトしていくのだが、それも自然に後ろのMioさんへフォーカスが戻る

残念ながら、ティザーには登場しないシーンなのだが、Mioさんの前で二人のダンサーが踊る演出がある。昔のαを使った事がある人なら分かるが、広角時に、細かい前後の動きはAFが大きく迷う事はないが、チラチラするように見えたり、一定の距離を保っていないと、背景の方にフォーカスが行ってしまう事があるが、近年の改善されたαのAFのように、そういった状況でもほとんど迷いが生じない。

むしろ的確に欲しいところにフォーカスが送られている。使った時は顔認識をONにしていたのだが、かなり精度が高い印象を持った。2020年10月に予定されているアップデートでは瞳AFも搭載されるとの事で、さらなるAF精度の向上が期待できる。動画での瞳AFの精度を知っているαユーザーであれば、それがどんなに素晴らしい事か想像がつくだろう。

■3.開放絞りが本領を発揮するAF

屋上のシーンではFX9をボディと最小限のパーツにし、私物の一眼カメラ用のジブクレーン(iFootage M3 Mini crane M1-3)に載せて使ってみた。ただ、使用したレンズがスチル用といえども、重いSIGMAの単焦点レンズだったので、一眼に比べて重いFX9とSIGMAのレンズでは荷重的にものすごく微妙だったが、操作性は無視しつつ、雲台を軽量にするなどして、必ずカメラを手で支えながらジブを操るようにカウンターウエイトとバランスをとりつつ、無理やり操作してみた(おすすめしない)。

ここはあえてF1.4の開放絞りで撮影してみたが、どんなに動き回っても、ずっと被写体の顔を捉え続けてくれた。αと同じように単独の被写体の場合、開放の方が追従性が高いと感じた。

SIGMA 40mm F1.4 art(開放) SIGMA 28mm F1.4 art(開放) SIGMA 105mm F1.4 art(開放)

変換アダプターを介してこれだけの合焦・追従性能なのだからEマウントの単焦点だったらどうなっていただろう。試せばよかった、と少々後悔している。補足しておくと、マウントアダプターを介するとかなりAFの駆動音がうるさいので同録には向かない。ドキュメンタリーなどの取材系や音声収録を必要とする撮影は純正Eマウントレンズをおすすめする。

FE 24-105mmはもちろん、キットレンズとなったFE PZ 28-135mmが再び注目されるのもよく分かる。こういう点ではやはり映像制作軸でEマウントユーザーになった人たちにアドバンテージがあるのだ。ソニーはシネレンズも発売するそうなので、ぜひフォーカスのA点とB点を決めて、その間を任意の速度を設定して自動追従するようなプログラムを作っていただければ、フォーカスリングがリニアじゃないEマウントレンズでもシネライクな運用がデジタルで可能になるのではないだろうか?是非、この声が届いて欲しい。

もとい、良いカットが撮れたので結果オーライだが、やはりカメラの規模に合わせてジブなども整えなければいけないと実感した。逆を返すと純正の軽いEマウントレンズなら割といけるのかもしれないが、また欲しいものが増えたのはいうまでもない(本格的なジブを所持するのはずっと躊躇っているのだけれども)。

■4.S-CinetoneとデュアルネイティブISO

デュアルネイティブISO搭載は地味に嬉しい。低感度側でISO800、高感度側でISO4000がベースとなる。S-Logを考えた時になるほど、という基準感度の設定であるが、もう10bitのS-Logに興味が無くなってしまった(失礼)筆者は、今回搭載されたS-Cinetoneを使って撮影してみた。S-CinetoneはVENICE由来の知見を元に色合いをソフトに、かつハイライトの描写を美しく際立て、スキントーンの表現力をアップ(要するにスキントーンに特化したガンマカーブ?)というデフォルトのビデオガンマである。

撮影前に試してみたら悪くない感覚だったので、モニタリングしつつ、その中で画を作り上げ、グレーディングは無理の無い範囲でルックを調整してみた。グレーディングも極端なアイソレーションなどをしなければ腐っても10bit、自由度は高い方で、好みの方向に調整する事ができた。そのままでも十分雰囲気はあるので、撮って出しやマルチカムでコンテンツを作る際には良いかもしれない。

(左)S-Cinetone(右)グレーディング後 (左)S-Cinetone(右)グレーディング後 (左)S-Cinetone(右)グレーディング後 (左)S-Cinetone(右)グレーディング後

夜の屋上のシーンはISO4000で撮影し、ポストでデノイズの類はかけていない。フルフレームセンサーという事もあるが、デュアルネイティブISOを採用した事で、絶対的に照度が少ない暗所でも、活躍できるシネマカメラになるだろう。

(左)グレーディング前(右)グレーディング後 デノイスはかけていない

FS7ユーザーの方であれば同じISO4000であればデノイズが必要なことと、極力ISO2000くらいまでで抑えたかったことは分かるだろう。α7S IIほどの衝撃ではないが、ベースの照度が確保できない現場でもシネマカメラが使えるのは機材選びの選択肢が広がる。

■5.アップデートで「僕たちが欲しかったαに進化する」FX9

公式サイトによると2020年10月のファームウェアで、前述の瞳AFの他にFHD180fps撮影、5Kスキャンでの4K60p撮影(少しクロップされる)、16bit RAW外部出力(願わくばProRes RAWでない事を祈る)、HLG対応、ユーザー3D LUTなどの機能が追加予定とのこと。

その頃、新型α7Sが登場して世間を賑わせているかどうかは予想できないが、どうであろう?少なくとも筆者を含めた映像系αユーザーにとって、我々が欲しかったαがFX9なのではないだろうか?

毎度のことだが、スチルカメラはやはりスチルカメラであり、映像機能として欲しいものを追求すればするだけケージ、リグ、外部バッテリー、NDフィルター、音声入力端子、EVF、SDI端子などが必要になってくる。コンパクトなのにシネマティック、がどんどん肥大化していき、使った人がキャリアを重ねれば重ねるほど、そのカメラの機能は満足しなくなってくる。ユーザーのニーズがスチルカメラでまかなえる範囲を超えても、だ。

あくまで私見だが、我々はいつまで「一眼の形をしたカメラに映像機器としての期待と重責」を押しつけ続けるのであろうか?写真と動画がハイブリッド化した、使う人が増えた、いくら動画機能を強化してくれたとしてももしニーズが合わないのであれば、一眼のカタチをしたカメラから卒業しても良いのではないか?という事だ。

一眼が動画撮影を始めるきっかけでいいと思うし、スチルの仕事をする方もいるから一概には言えないが、従来のビデオカメラより低価格で美しい映画のような映像が撮れる一眼動画が、世界的にエポックメイキングだったのは周知の事実。今やレンズ交換式のビデオカメラ(シネマカメラ)がきちんと登場しているのに筆者を含めた「映像制作を生業とする者たち」がスチルカメラの形をしたものに、いつまで依存期待しなければいけないのだろう。

そして毎度毎度、スチルカメラの発表になぜ動画/映像制作的に一喜一憂しなければいけないのか、と疑問に思ってしまう(表現の世界で食べている人はその手段が一眼だろうと携帯だろうとなんでも良いとは思っている)。

α7S IIの登場から5年が経ち、次を期待する気持ちはわかるし、可能であれば抜本的な変化もしたくはない。安く済めば安い方がいい、ただ与えられるものを待って時間を消費したりするなば今手元にある資産を活かす方法を考えるのはどうだろう、と思うのだ。なぜなら、我々が「欲しかった次期α7S」が使いやすいビデオカメラの形で今目の前にあるのだから。

手元で輝きを失いつつあるEマウントの価値を、FX9が取り戻してくれる、そんな気がしている。新型コロナウイルス前に長期のドキュメンタリー撮影の話があり、実はFX9の導入を考えていた矢先になぜかREDを買ってしまったのだが、これからオファーを頂く仕事の内容と、今年の流れ次第では10月のアップデートのタイミングでαを手放してFX9を導入しそうな自分がいるのは、ここに記しておきたい。

レンタルでもいいので、αユーザーに是非触れていただきたいカメラである。最後に次期α7Sを楽しみにしていないわけではない。もう一度多くの人に夢を見させて欲しいとは願っている。夢の続きを見せてよ、ソニー、それだけだ。


WRITER PROFILE

鈴木佑介 日本大学芸術学部 映画学科"演技"コース卒の映像作家。 専門分野は「人を描く」事 。 広告の仕事と個人ブランドでのウェディングがメイン。 セミナー講師・映像コンサルタントとしても活動中。


[ Writer : 鈴木佑介 ]
[ DATE : 2020-06-24 ]
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リリーヒルワークス代表。銀一株式会社にて映像機器・写真用品のセールス・マーケティングを経て独立。好きな食べ物はからあげ。
曽我浩太郎
未来予報株式会社 代表取締役・プロジェクトデザイナー。新ビジネスに特化したリサーチ・コンセプトデザイン・コンサルティングを専門に行う。2019年6月SXSW Japan Officeを設立。著書『10年後の働き方「こんな仕事、聞いたことない!」からイノベーションの予兆をつかむ』が好評発売中。
井上晃
映像制作会社「有限会社マキシメデイア」代表、制作プロデューサー&キャメラマン。Facebookグループ「ATEM Tech Labo」、「Grass Valley EDIUS ユーザーグループ」を主催して、ATEMやEDIUSの布教に、日々勤しんでおるでよ。
石多未知行
クリエイティブディレクター、映像クリエイター、空間演出家。PMAJ代表、東京芸大 非常勤講師。空間演出やプロジェクションマッピングを中心に様々なメディアを使った企画演出を手掛ける。
奥本宏幸
大阪を拠点にしているフリーランスの映像ディレクター。演出・編集・モーショングラフィックをバランス良くこなす。フィンランドサウナが好きです。のびしろラボ管理人。
小林譲
イギリスにて大学卒業後、現地の会社にて映像編集を学ぶ。2006年に帰国。大手ポスプロIMAGICAにてテレビ番組を中心に日本のキャリアをスタート。後にドラマ、音楽系、CM系へと活躍の幅を広げる。2017年に独立。オフラインからアートデザインまで、作品の全体パッケージを監修することも多い。
染瀬直人
映像作家、写真家、VRコンテンツ・クリエイター。2014年、ソニーイメージングギャラリー銀座にて、VRコンテンツの作品展「TOKYO VIRTUAL REALITY」を開催。YouTube Space Tokyo 360ビデオインストラクター。Google × YouTube × VR SCOUTの世界的プロジェクト"VR CREATOR LAB”でメンターを、また、デジタルハリウッド大学オンラインスクール「実写VR講座」で講師を勤める。著書に「360度VR動画メイキングワークフロー」(玄光社)など。VRの勉強会「VR未来塾」を主宰。
安藤幸央
無類のデジタルガジェット好きである筆者が、SIGGRAPH ASIAやCESなど海外の注目イベントを紹介。
高野光太郎
Cosaelu株式会社 代表取締役 / 映像ディレクター ミュージックビデオ、番組オープニングタイトル、CM、劇場映画、全てをデスクトップで制作。
ヒマナイヌ
頓知を駆使した創造企業
駿河由知
中央区築地出身。マルチカメラ収録&配信ユニット「LiveNinja」メンバー。2006年より株式会社スタートライン設立。外務省、国連機関、国際NGOなどの国際会議やシンポジウム、企業イベントなどのライブ配信を担当
山本久之
映像エンジニア。フリーランスで映像設備のシステムインテグレーションと、ノンリニア編集に携わる。
ベン マツナガ
未来シネマ/ディレクター。ハリウッドでの大型映像制作、短編時代劇の自主映画制作を経て、現在は、映像を通じて人と人をつなぐことをテーマに様々な映像制作に取り組んでいる
河尻亨一
1974年大阪生まれ。雑誌「広告批評」を経て現在は実験型の編集レーベル「銀河ライター」を主宰、企業コンテンツの企画制作なども行う。デザイナー石岡瑛子の伝記「TIMELESS」(http://eiko-timeless.com/)をウェブ連載中。
茂出木謙太郎
株式会社キッズプレート代表。「楽しいInternetコンテンツ」をテーマに活動。現在VRの可能性をまさぐり中。CG-ARTS協会会員
稲田出
映像専門雑誌編集者を経てPRONEWSに寄稿中。スチルカメラから動画までカメラと名のつくものであればなんでも乗りこなす。
小池拓
(有)PST 代表取締役。1994年より Avid、Autodesk、Apple、Adobeなどの映像系ソフトのデモ、トレーニンングを行っている。
黒田伴比古
報道・ドキュメンタリーエディターでありながら、放送機器に造詣が深く、放送局のシステム構築などにも携わるマルチプレーヤー。
ヒラタモトヨシ
ファッションとテクノロジーを繋ぎイノヴェーションを生み出す事をライフワークとし、WEB/ライブメディア/高精細映像表現を追求。
猪蔵
いつも腹ペコ。世の中の面白いことを常に探っている在野の雑誌編集者。
須藤高宏
東京・国分寺市に於いて録音スタジオ「マイクロサウンド」を運営し各種録音編集に携わる傍ら最近では各種イベント配信音声を担当。
林永子
映像制作会社勤務を経て、2002年よりMVライターとして独立。映像サロン『スナック永子』主催。日本初監督別MVストリーミングサイト『TOKYO VIDEO MAGAZINE VIS』の編集長。2016年初エッセイ集『女の解体』を上梓。
ViewingLab
未来の映像体験を考える有志の研究会。映画配給会社、映像作家、TV局員と会員は多岐に渡る
石川幸宏
20年以上にわたり映像系ジャーナリスト/アドバイザー/プランナーとして活動、2016年よりHOT SHOTを創刊、同編集長としても活動中。
山下香欧
米国ベンチャー企業のコンサルタントやフリーランスライターとして、業界出版雑誌に市場動向やイベントのレポートを投稿。
岡田智博
クリエイティブクラスター代表。メディアアートと先端デザインを用いたコンテンツ開発を手がけるスーパー裏方。
萩原正喜
米国コロラド州から、米国のデジタル放送事情からコロラドの日常まで多岐に渡るコラムをお届けします。
坪井昭久
映像ディレクター。代表作はDNP(大日本印刷)コンセプト映像、よしもとディレクターズ100など。3D映像のノンリニア編集講師などを勤める。
しらいあきひこ
カメラメーカー、ゲーム開発などの経験を持つ工学博士が最先端のVR技術を紹介。
秋山謙一
映像業界紙記者、CG雑誌デスクを経て、2001年からフリージャーナリストとして活動中。
今間俊博
アナログ時代の事例を通じ、教育関連の最新動向を探る。
金田浩樹
映画・テレビの映像制作を中心に、USTやニコ生等、ライブメディア各分野を横断して活動中。ジャンルや固定概念にとらわれない構成力と発想に定評あり。
伊藤裕美
オフィスH(あっしゅ)代表。下北沢トリウッドでアニメーション特集上映を毎年主催している。
UserReport
業界で話題の商品を実際に使ってみてどう感じたかを、各方面の様々な方々にレポートしていただきました。
System5 Labs
SYSTEM5スタッフが販売会社ならではの視点で執筆します。

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