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[OnGoing Re:View]Vol.99 撮影監督が挑む!8Kを実現するパーソナルシネマカメラ〜EOS R5は可能性の塊だ!

#OnGoing Re:View #EOS R5 #bcexpo_canon

2020-09-10 掲載

txt:倉田良太 構成:編集部

ローリングシャッターをチェック

EOS 5D Mark IIから12年。大々的なティーザー広告を経て7月30日に発売された「EOS R5」。なんと言っても8K RAWで撮れるということで非常に興味があり、今回試用させていただいた。またレンズ2本(RF50mm F1.2 L USM、RF28-70mm F2 L USM)も同時にお借りした。

実際に触る前、最も気にしていたのはローリングシャッターの速度だ。データ量が多くなる高解像度のカメラは、往々にして処理に時間がかかり、ローリングシャッターは歪みが大きく、使うには辛いレベルになりがちである。EOS R5はどうだろうか?

※2020年9月9日に新しいEOS R5ファームウエア Version 1.1.1が公開されているが、テスト撮影は8月中旬だったためVersion 1.0.0で撮影している

記事用にテストした映像をまとめたものをYouTubeにアップしてある。記事内では切り出し画像とともに解説していきたい。

■テスト映像(車窓)
https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/09/ong00_EOSR5-kurata_02.jpg ISO 400 1/50 F13 RF28-70mm F2 L USM(35mm)。ローリングシャッターを確認するためシャッタースピードは一般的な1/50にした
※画像をクリックすると拡大します

ローリングシャッター歪みの程度を確認するには、素早くパンしてみれば感覚的にわかるが、意図的にパンの速度を変えれてしまうこともあり今回は車窓を撮影した。見てもらえればわかるが、問題ないレベルだと言える。ローリングシャッターの許容範囲は何を撮影するかで変わると思うが、一般的な芝居やアクションでは大丈夫という印象。昨今のシネマカメラは全体的に歪みが少なくなってきているので、そのトップレベルとまではいかない。しかし、筆者としては8K RAWという重いデータ量から想像していたより、いい結果だった。

熱問題をチェック

次に熱問題。これもネット上ではかなり話題で、「一体どんなふうになるのか?」興味津々だった。予定としては、512GBのCFexpressカードで8K30fpsで25分撮れるから、とりあえずガラガラ回して3ロール目くらいで止まるかな?という感覚でいた。

テストに使用したメディアはサンディスクエクストリームプロ CFexpress Type Bカード

しかし甘かった。非常に甘かった。撮影を始めて16分でストップした。

8K RAWは、カメラが全く熱くない使っていない状態からスタートしても、真夏でエアコンの設定温度も27度という我が家の環境限定であるが、約15分しか撮れない。条件により多少の前後はあり、23度環境の開始の場合は最大約20分だという。そして一度15分撮影してオーバーヒートしてしまうと、復活するのに非常に時間がかかる。2台用意して交互に使えばいいんじゃないの?と思う方もいるだろう。筆者もそう考えていた。

しかしそれは、また15分撮影できるようになるのに15分で回復(冷える)ならできる技であってEOS R5は、室温環境に1時間置いておいても15分撮影できるようにはならなかった。これは真夏でエアコンの設定温度も27度という我が家の環境限定ではあるが、室内でこれなら、夏のロケはかなりキツい。結露が怖いので風で冷やす以外の方法は取っていないが、何か劇的な改善策がない限り、仕事で使うのは考えられない。これは参った。

ボディ内に熱を蓄積できるだけ溜めて、限界がきたらストップ。後は放熱を待つのみ。この放熱の時間がかかり過ぎるのだ。

ほぼ説明書も読まず撮影を始めてしまったが、ここで非常に重要なことに気づいた。8K RAWでもCanon Logの入・切が選べる。つまり入と切で撮影したデータが違うということである。

また現時点でDaVinci Resolve(Ver.16.2.6)はEOS R5のRAWをCanon Log 2と認識するため、この現像にはDigital Photo Professional(DPP)を使用している。

https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/09/ong00_EOSR5-kurata_04.jpg ISO 400 1/50 F9.0 RF28-70mm F2 L USM(28mm)
※画像をクリックすると拡大します
https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/09/ong00_EOSR5-kurata_05.jpg ISO 400 1/50 F9.0 RF28-70mm F2 L USM(28mm)
※画像をクリックすると拡大します

Canon Log 切の方が飛びが早い。試しに明るさ調整を−3にしてみる。

https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/09/ong00_EOSR5-kurata_06.jpg ISO 400 1/50 F9.0 RF28-70mm F2 L USM(28mm)
※画像をクリックすると拡大します
https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/09/ong00_EOSR5-kurata_07.jpg ISO 400 1/50 F9.0 RF28-70mm F2 L USM(28mm)
※画像をクリックすると拡大します

左の窓ガラスの写りを見ていただければわかるが、この日は快晴で青空であった。暗部合わせの露出のためハイ側は飛んでしまい空は白くなってしまっている。この動画の全てを使う前提なら、撮影時に1~2Stop絞る必要があった。

公式サイトの情報を調べると

    • RAW(Canon Log 切)12bit
    • RAW(Canon Log 入)12bit

で記録するようだ。ただマニュアルを読むとCanon Logは10bitと書いてある。12bitのフォーマット内に10bitで記録と考えていいのか?キヤノンに確認したところ、回答は以下の通りであった(一部抜粋)。

RAW記録時もCanon Log入/切が選択できます。Canon Log入に設定すると、RAWをCanon Logガンマでモニターでき、12Stops相当のダイナミックレンジで収録します。Canon Log切に設定すると、RAWを709ガンマでモニターでき、709相当のダイナミックレンジで収録します。

つまり、ガンマが違うということか。この回答でまた気になる点が増えてしまった。「709相当のダイナミックレンジ」?EOS R5撮影技術上、最大のポイントにぶち当たる。

RAWとLog、その言葉から受けるこれまでのイメージがあり、それが邪魔してこの新しい概念に対応するのに時間がかかったが、最終的に次のように理解した。RAWは12bit記録。Canon Log入と切はガンマカーブの違い。特に「切」は709のカーブということで、ダイナミックレンジが狭い。センサーに光があたって得られた情報を、なんらかの1次処理をして(ここでガンマカーブをあてて)記録。その後ディベイヤーなど2次処理をするのではないかと推測する。メーカー的にはディベイヤー前ならRAWということなのだろう。

Canon Logは2や3という新しいタイプと比べても、その他のシネマカメラのLogと比べても硬い部類に入る。つまりLogとしてはコントラストが高い。そして先ほどのキヤノンからの回答に「Canon Logガンマでモニターでき、12Stops相当のダイナミックレンジで収録します」とある。最新のシネマカメラは14Stop、15Stopというダイナミックレンジがある。この辺りも比較すると、やや狭い印象を受ける。今後ファームアップでCanon Log 3が予定されている。ぜひともダイナミックレンジが広くなる方向に向かって欲しい。

ここまでのまとめ

  • 8K RAWは12bitなので情報量は多いが、露出には細心の注意が必要である
  • 基本はCanon Log入で使うのがベスト

DaVinci Resolveでの色再現性は?

先ほど少しだけ触れたが、DaVinci ResolveはEOS R5のRAWをCinema RAW Lightのデータと認識しているのかCanon Log 2のデータとして表示する。実際はCanon LogなのでただLUTを充てただけでは、やや明るく赤みがかった感じになってしまう。この場合のLUTは色々試した結果CinemaGamut_CanonLog2-to-BT709_WideDR_65_FF_Ver1.1が一番良いようだ。

DPPでの現像をリファレンスとして、LUTを充てただけのもの、そして近づけるように微調整したものを比較してみた。

ちなみにコロナ禍の新宿駅の一枚を切り出した時にハッとした。明らかに表現力が違う。映画的というか、フィルム的というか。デジタルカメラが新時代に突入した感がある。

https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/09/ong00_EOSR5-kurata_08.jpg ISO 400 1/50 F13 RF28-70mm F2 L USM(28mm)
※画像をクリックすると拡大します

CinemaGamut_CanonLog2-to-BT709_WideDR_65_FF_Ver1.1をLUTとして使用

https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/09/ong00_EOSR5-kurata_09.jpg ISO 400 1/50 F13 RF28-70mm F2 L USM(28mm)
※画像をクリックすると拡大します

同じくCinemaGamut_CanonLog2-to-BT709_WideDR_65_FF_Ver1.1をLUTとして使用

https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/09/ong00_EOSR5-kurata_10.jpg ISO 400 1/50 F13 RF28-70mm F2 L USM(28mm)
※画像をクリックすると拡大します

結果的には、LUTを充てて微調整すればDPPのリファレンスにかなり近づくことができた。全く同じにはできなかったが、カラーグレーディングの出発点としてRAW(Canon Log 入)をDaVinci Resolveで使用しても問題ないと言っていい。ただCanon Log2と認識してしまっているという点は覚えておきたい。

手振れ補正と画角変化

ボディ内手振れ補正があるR5では、手振れ補正に関して4つの状況がある。

  1. 完全手振れ補正なし
  2. ボディ内手振れ補正のみ
  3. ボディ内手振れ補正+動画電子IS 入
  4. ボディ内手振れ補正+動画電子IS 強

ボディ内手振れ補正では画角変化は無い。動画電子IS 切、入、強で撮影した映像を重ね合わせてみた。

https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/09/ong00_EOSR5-kurata_11.jpg ISO 400 1/1000 F2.8 RF50mm F1.2 L USM
※画像をクリックすると拡大します

マニュアル等では言及されていないが、

    • 「動画電子IS 入」は約90%クロップ
    • 「動画電子IS 強」は約70%クロップ

という結果になった。「動画電子IS 強」はかなりクロップされる印象だったが、実際に比較するとはっきりした。ボディ内手振れ補正もあるので、強はさほど使わなくてもいいだろう。

AFと手振れ補正テスト

オートフォーカスが使えそうで使えないということが何年続いてきたのだろうか。ここ何年もスマートフォンや家庭用ビデオカメラ以外ではマニュアルフォーカスしか使っていない。しかしワンマンオペレートでは、フォーカスを合わせるのに使う労力が全体の50%、いや70%くらいあるんじゃないの?特に深度浅めが好きな筆者としては。

EOS R5にはAFに関する項目がいくつかある。

https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/09/ong00_EOSR5-kurata_20.jpg ※画像をクリックすると拡大します https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/09/ong00_EOSR5-kurata_21.jpg ※画像をクリックすると拡大します https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/09/ong00_EOSR5-kurata_22.jpg ※画像をクリックすると拡大します

レンズによる画角や絞りでの深度による条件によってクセがあると思われるが、まずは標準ということで今回のテストは全て標準設定にした。

さて実際に撮影して検証してみた。また同時に手振れ補正のテストもしてみた。この時はCanon Log 切で撮影している。そのためRAW撮影とMP4撮影で色味やコントラストが違うが、あまり合わせていない。RAWには軽くコントラストをつけた程度。

4つテイクがあり

1. RAW撮影 ボディ内手振れ補正なし

これが動画からの切り出し!?このテストに関しては、記事内の画像も4Kで掲載してもらうことにした。これが8K RAWパワーか!!!苔の描写力に驚く。

https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/09/ong00_EOSR5-kurata_16.jpg ISO 100 1/1250 F1.2 RF50mm F1.2 L USM
※画像をクリックすると拡大します
2. RAW撮影 ボディ内手振れ補正あり

同じくRAW。「写真が動く」を常に目標にしてきたが、ある意味達成感がある。こちらも木肌や苔の存在感が凄い。

https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/09/ong00_EOSR5-kurata_17.jpg ISO 100 1/1250 F1.2 RF50mm F1.2 L USM
※画像をクリックすると拡大します
3. MP4撮影 動画電子IS 入

Canon Log切にしてしまったので8bit 4:2:0。MP4に関しては、Canon Log 入もしくはHDR PQで撮影しないとダメだった。この時は理解不足。

https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/09/ong00_EOSR5-kurata_18.jpg ISO 100 1/1250 F1.2 RF50mm F1.2 L USM
※画像をクリックすると拡大します
4. MP4撮影 動画電子IS 強

同じくCanon Log切の8bit 4:2:0。さらに約70%クロップなので条件は最悪。先ほども書いたが約70%にクロップされる「電子IS 強」は余程の時以外使わない方が良い。

https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/09/ong00_EOSR5-kurata_19.jpg ISO 100 1/1250 F1.2 RF50mm F1.2 L USM
※画像をクリックすると拡大します

結果としては、オートフォーカスは非常にいい。これなら使えるかもしれない。写真用として試してみた瞳オートフォーカスも非常に良かったが、滑り台や木といった何気ない被写体にもタイミングよく追従している。いや、これは、オートフォーカスOKだとするとかなり革命的なのだが。さまざまなシチュエーション、レンズ、絞りで検証が必要だが、瞳オートフォーカスも非常に良いのでこれはもしかして本当にOKかもしれない。小さいセンサーでパンフォーカスという訳ではない。フルサイズセンサーでオートフォーカス?夢のようだ。

となるとレンズ資産についても再考察が必要になってくる。今までマニュアルフォーカス、単玉一辺倒だったが、これはオートフォーカスレンズの価値がグッと上がる。AFのEFレンズをお持ちの方も多いと思うが、今回お借りした中にバリアブルNDを内蔵できるマウントアダプターがあった。

https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/09/ong00_EOSR5-kurata_12.jpg ※画像をクリックすると拡大します

これは非常に良い。シネマカメラには内蔵NDがある機種が増えたが、スチル系のカメラは大きさのせいもあり内蔵ND機種は皆無だ。マウントアダプターにNDを入れるとは!

これでレンズの前玉径を気にすることなくNDは使用できる。レンズ交換のたびにフィルターを付け替える必要もない。よくを言えば、バリアブルND以外のノーマルなNDを0.3~2.1まで出してくれたら最高!バリアブルNDは便利な反面、露出に対して曖昧になりがちなのできっちりNDのファクターがわかるようにもしたいという思いである。

テスト撮影の話に戻そう。AFが非常に良かった反面、手振れ補正は思ったより効果ない印象。レンズが50mmと標準レンズだったこともあるが、オートフォーカスのためレンズを持つ必要が無く、ボディを両手で持ってしまった。

これが原因でいわゆる車で言うホイールベースが短くなってしまい縦揺れが大きくなってしまった。つまり筆者のせい。これを解決するには、やはりリグのような物は欲しい。縦揺れを防止するためカメラ全体が長くなるような工夫があれば安定しそうだ。

EOS R5でミュージックビデオ「14 MV」を撮る

最後にEOS R5で撮影したミュージックビデオを。アーティストは、Sumire Primeの時にも撮影させて頂いたmanautes(マナ)さん。曲名は「14」。撮影は前回同様中野さんにお願いした。

テーマは、やはり人肌が撮りたかったというのもあるし、「高解像度デジタルカメラはアナログに近づく」という仮説のもと高解像度はグラデーションのためにあるということを実践してみたかった。またマナさんの透明感のある歌声に合う透明感のある映像。ポジのようなコントラスト。イメージ的にはこれでいこう。結果的にはどうだろうか?

撮影時はパン棒にファンを取り付け、常に冷却。

https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/09/ong00_EOSR5-kurata_13.jpg ※画像をクリックすると拡大します https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/09/ong00_EOSR5-kurata_14.jpg ※画像をクリックすると拡大します

話はそれるが、R5で撮った画をずっとみていたら、スマホの画像をみるのがキツくなった。

https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/09/ong00_EOSR5-kurata_15.jpg ※画像をクリックすると拡大します

アナログな雰囲気が欲しくて、タイトルは手書き文字のアニメーションにチャレンジ。真俯瞰に入りやすい。やはり写真用のカメラだけある。

番外編

カクレクマノミとイソギンチャクを撮影中ずっと撮りたかった「眠るカクレクマノミ」に挑戦した。話が逸れるので手短に書くが、魚は瞼はないので目は閉じない。そして基本的には寝ている時も軽く泳いでいたりするもののようだがイソギンチャクと共生しているカクレクマノミは、イソギンチャクの中でまるでベッドにいるかのように泳ぎを止めて眠っている(ように見える)。

ただ灯りをつけると起きてしまう。なんとか微光量で目覚めさせることなく撮影したいと考えていた。メインは夜だが、昼の雰囲気も欲しくて昼と夜の二つを撮影。

カクレクマノミとセンジュイソギンチャク(昼)

カクレクマノミとセンジュイソギンチャク(夜)

結果的に、すやすやと眠るクマノミは撮影できなかったが現時点での趣味の水槽を撮影できて基本的に満足。どちらも、癒し映像として1時間くらい撮影したかったがカメラがストップするまで撮影した。今度は産卵時、孵化時に撮影してみたい。

EOS R5は可能性の塊のようなカメラ

EOS R5は非常に魅力的で、可能性の塊のようなカメラだ。スチル用としての機能、特に瞳AFは写真のクオリティ全体を底上げする力がある。さて動画用、映像用としてはどうか?前述したが、仕事に使うのは躊躇われる。カメラマンとして仕事する場合、カメラは企画、予算に応じてカメラマンが選ぶものだが現場に不安定な要素、この場合「熱による撮影できない状態」を持ち込むのはハイリスクすぎる。ただでさえ、天気など「待ち」の要素がある世界に「カメラ待ち」は許されないからだ。

では使わないのか?今回この記事を書いていて分かったのだが、もうすでに使う前提でチェックしている。自分でも気が付かないうちに。

今現在考えられるプロの現場では、スケジュールを効率よく考え1日に撮れるシーン、カットを詰め込んでいる。そういう現場向きではない。例えば富士山の近くに住んでいて、夕景に輝く富士を映像で残したい。今日の天気はダメだ。今日はいい。これは撮ろう。そういう時に必殺の15分を使って撮る。一年を通じて、撮りたい瞬間に撮った映像を作品としてまとめる。そういうことはできる。8K RAWから作られる4K映像は世界的にみても問題ないクオリティに到達できるから現時点のカメラとしてのスペックとしてはかなり必要十分である。

また今回熱による20分制限を回避するために、常に必要なショットかどうかということを考え撮影した。これはフィルム時代の1000巻10分に感覚的に似ている(35mm24コマでは1000ftで約11分だが、フィルムをかける時、ロールチェンジ時に巻きこむことを考えると10分30秒程度)。

10分しか撮れない。撮る前にリハーサルを重ね、本番に集中する。結果的にこの制限があったおかげで、予定よりストレージも使わないですんだ。

“パーソナルシネマカメラ”
この言葉が頭に浮かんだ。

個人で所有できるシネマカメラであり、作品としてもよりパーソナルな面から撮影した作品。大勢が集まり時間に追われる現場にはない、余裕を持った豊かな作品。新たなタイプの映像作品が生まれる可能性を感じる。

と同時になんとか熱問題を改善、ダイナミックレンジも改善してプロの現場でも使えると思えるようにもなって欲しい。カメラは本体というハードウェアとともにファームアップで進化していく。今後のファームアップに期待を込めて、この記事を終える。

倉田良太
日本で早くからRED ONEを個人所有した1人で、REDについて撮影からワークフローまで幅広く精通しているキャメラマン。映画・CMを中心に、RED、ARRIのカメラやα7(DSLR)を扱い、撮影からカラーグレーディングまで手掛け、撮影監督、キャメラマン、DITと幅広く行う。また、EOS C300の発売に合わせて作られた「Canon Log Guide book」のDP&Photoを担当し、Canon CINEMA EOS SYSTEMにも精通している。

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[ Writer : 編集部 ]
[ DATE : 2020-09-10 ]
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井上晃
映像制作会社「有限会社マキシメデイア」代表、制作プロデューサー&キャメラマン。Facebookグループ「ATEM Tech Labo」、「Grass Valley EDIUS ユーザーグループ」を主催して、ATEMやEDIUSの布教に、日々勤しんでおるでよ。
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クリエイティブディレクター、映像クリエイター、空間演出家。PMAJ代表、東京芸大 非常勤講師。空間演出やプロジェクションマッピングを中心に様々なメディアを使った企画演出を手掛ける。
奥本宏幸
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小林譲
イギリスにて大学卒業後、現地の会社にて映像編集を学ぶ。2006年に帰国。大手ポスプロIMAGICAにてテレビ番組を中心に日本のキャリアをスタート。後にドラマ、音楽系、CM系へと活躍の幅を広げる。2017年に独立。オフラインからアートデザインまで、作品の全体パッケージを監修することも多い。
小林基己
MVの撮影監督としてキャリアをスタートし、スピッツ、ウルフルズ、椎名林檎、リップスライム、SEKAI NO OWARI、欅坂46、などを手掛ける。映画「夜のピクニック」「パンドラの匣」他、ドラマ「素敵な選TAXI」他、2017年NHK紅白歌合戦のグランドオープニングの撮影などジャンルを超えて活躍。noteで不定期にコラム掲載。
染瀬直人
映像作家、写真家、VRコンテンツ・クリエイター。2014年、ソニーイメージングギャラリー銀座にて、VRコンテンツの作品展「TOKYO VIRTUAL REALITY」を開催。YouTube Space Tokyo 360ビデオインストラクター。Google × YouTube × VR SCOUTの世界的プロジェクト"VR CREATOR LAB”でメンターを、また、デジタルハリウッド大学オンラインスクール「実写VR講座」で講師を勤める。著書に「360度VR動画メイキングワークフロー」(玄光社)など。VRの勉強会「VR未来塾」を主宰。
安藤幸央
無類のデジタルガジェット好きである筆者が、SIGGRAPH ASIAやCESなど海外の注目イベントを紹介。
高野光太郎
Cosaelu株式会社 代表取締役 / 映像ディレクター ミュージックビデオ、番組オープニングタイトル、CM、劇場映画、全てをデスクトップで制作。
ヒマナイヌ
頓知を駆使した創造企業
駿河由知
中央区築地出身。マルチカメラ収録&配信ユニット「LiveNinja」メンバー。2006年より株式会社スタートライン設立。外務省、国連機関、国際NGOなどの国際会議やシンポジウム、企業イベントなどのライブ配信を担当
山本久之
映像エンジニア。フリーランスで映像設備のシステムインテグレーションと、ノンリニア編集に携わる。
ベン マツナガ
未来シネマ/ディレクター。ハリウッドでの大型映像制作、短編時代劇の自主映画制作を経て、現在は、映像を通じて人と人をつなぐことをテーマに様々な映像制作に取り組んでいる
河尻亨一
1974年大阪生まれ。雑誌「広告批評」を経て現在は実験型の編集レーベル「銀河ライター」を主宰、企業コンテンツの企画制作なども行う。デザイナー石岡瑛子の伝記「TIMELESS」(http://eiko-timeless.com/)をウェブ連載中。
茂出木謙太郎
株式会社キッズプレート代表。「楽しいInternetコンテンツ」をテーマに活動。現在VRの可能性をまさぐり中。CG-ARTS協会会員
稲田出
映像専門雑誌編集者を経てPRONEWSに寄稿中。スチルカメラから動画までカメラと名のつくものであればなんでも乗りこなす。
小池拓
(有)PST 代表取締役。1994年より Avid、Autodesk、Apple、Adobeなどの映像系ソフトのデモ、トレーニンングを行っている。
黒田伴比古
報道・ドキュメンタリーエディターでありながら、放送機器に造詣が深く、放送局のシステム構築などにも携わるマルチプレーヤー。
ヒラタモトヨシ
ファッションとテクノロジーを繋ぎイノヴェーションを生み出す事をライフワークとし、WEB/ライブメディア/高精細映像表現を追求。
猪蔵
いつも腹ペコ。世の中の面白いことを常に探っている在野の雑誌編集者。
須藤高宏
東京・国分寺市に於いて録音スタジオ「マイクロサウンド」を運営し各種録音編集に携わる傍ら最近では各種イベント配信音声を担当。
林永子
映像制作会社勤務を経て、2002年よりMVライターとして独立。映像サロン『スナック永子』主催。日本初監督別MVストリーミングサイト『TOKYO VIDEO MAGAZINE VIS』の編集長。2016年初エッセイ集『女の解体』を上梓。
ViewingLab
未来の映像体験を考える有志の研究会。映画配給会社、映像作家、TV局員と会員は多岐に渡る
石川幸宏
20年以上にわたり映像系ジャーナリスト/アドバイザー/プランナーとして活動、2016年よりHOT SHOTを創刊、同編集長としても活動中。
山下香欧
米国ベンチャー企業のコンサルタントやフリーランスライターとして、業界出版雑誌に市場動向やイベントのレポートを投稿。
岡田智博
クリエイティブクラスター代表。メディアアートと先端デザインを用いたコンテンツ開発を手がけるスーパー裏方。
萩原正喜
米国コロラド州から、米国のデジタル放送事情からコロラドの日常まで多岐に渡るコラムをお届けします。
坪井昭久
映像ディレクター。代表作はDNP(大日本印刷)コンセプト映像、よしもとディレクターズ100など。3D映像のノンリニア編集講師などを勤める。
しらいあきひこ
カメラメーカー、ゲーム開発などの経験を持つ工学博士が最先端のVR技術を紹介。
秋山謙一
映像業界紙記者、CG雑誌デスクを経て、2001年からフリージャーナリストとして活動中。
今間俊博
アナログ時代の事例を通じ、教育関連の最新動向を探る。
金田浩樹
映画・テレビの映像制作を中心に、USTやニコ生等、ライブメディア各分野を横断して活動中。ジャンルや固定概念にとらわれない構成力と発想に定評あり。
伊藤裕美
オフィスH(あっしゅ)代表。下北沢トリウッドでアニメーション特集上映を毎年主催している。
UserReport
業界で話題の商品を実際に使ってみてどう感じたかを、各方面の様々な方々にレポートしていただきました。
System5 Labs
SYSTEM5スタッフが販売会社ならではの視点で執筆します。
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