PRONEWS

  • imgABOUT
  • imgTWI
  • imgFB
  • imgYTU
  1. トップ
  2.  > 
  3. コラム
  4.  > 
  5. 編集部
  6.  > 
  7. [OnGoing Re:View]Vol.108 測距輝度範囲EV-5とiTR AF Xによる顔認識AF「EOS R6」でナイトシーン撮影が変わる
News

[OnGoing Re:View]Vol.108 測距輝度範囲EV-5とiTR AF Xによる顔認識AF「EOS R6」でナイトシーン撮影が変わる

#Canon #OnGoing Re:View #EOS

2020-10-15 掲載

txt:竹本宗一郎(ZERO CORPORATION) 構成:編集部

ナイトカメラマンからみたEOS R6の魅力

この夏から秋にかけて、次々と発表されたフルサイズミラーレス一眼。懐のさびしいカメラマンたちにとっては目の毒としか言いようのない魅力的な製品ばかりだ。皆さんの目をくぎ付けにしたのは、どのカメラだろうか?

筆者の肩書きは「ナイトカメラマン」。世界各地の暗闇の絶景をフィールドに、ネイチャードキュメンタリー番組や映画、CMなどの特殊撮影を数多く手がける、ちょっと変わった仕事だ。そんなナイトカメラマンが今回注目したのは、高感度モンスターこと「α7S III」…ではなく、意外にも「EOS R6」だ。

高画素で8K動画搭載のEOS R5ばかりが話題を集めるなか存在感がちょっと薄いEOS R6だが、実は機能と価格のバランスが絶妙な一台。それはカタログスペックを見比べてみれば一目瞭然だ。ファイル形式や映像圧縮形式、カードスロット、液晶モニターサイズや無線通信など細かい部分で違いはあるが、大きな違いは画素数と8K収録だけで、他の仕様はほぼ共通と言ってもいいだろう。この2台の価格差は15万円程度なので、高画素と8K撮影が不要なユーザーには益々EOS R6が魅力的に映るはず。

同じ画素数ならサイズが大きいイメージセンサーほど高感度特性に優れ、浅い被写界深度と相まって独特の世界観を生み出すことができる。有効画素数が4,500万画素のEOS R5と2,010万画素のEOS R6。常用ISO感度で1段分有利なEOS R6が果たしてどこまでナイト撮影に使えるのか…。前置きが長くなったが、今回は“ナイトカメラマン”の視点から見たEOS R6の特性をタッチ&トライ!

ナイトカメラマンから見たEOS R6の大きな特徴は次の4つ。どれもナイトドキュメンタリー撮影を大きく変える魅力的な仕様だ。

EOS R6は有効画素数最大約2010万画素35mmフルサイズCMOSセンサーを搭載
  • 常用最高ISO感度102400を実現した「2,010万画素CMOSセンサー」
  • 暗い環境でAF制御を可能にする「測距輝度範囲EV-5(動画時)」
  • ディープラーニングで被写体検出が強化された[EOS iTR AF X]
  • IBISとOIS機構との協調制御による「最大8.0段手ブレ補正効果」

どこまで使える?EOS R6の高感度特性

感度、つまりゲインをアップするとセンサー由来のノイズは必ず発生する。それを巧みに処理しているのが、カメラに搭載されたいくつかのノイズリダクション機能(以下:NR機能)だ。まずは、Menuから「高感度撮影時のノイズ低減処理のレベル」を[標準]にした状態でEOS R6の高感度特性を見ていこう。

ISO3200~204800の比較サンプル

ISO1600まではノイズを感じることはない。ISO3200でわずかにちらつきが見え始め、ISO6400では暗部に細かなノイズを目にすることができるが、これはあくまで高感度オタク“ナイトカメラマン”の厳しい視点での話。実際の撮影でこれをNGにするカメラマンはまずいないレベルなのでご安心を。ISO12800ではノイズがはっきり見えてくるものの、ここまでは積極的に使っていける実践感度と言えるだろう。ISO25600になると、さすがにノイズの存在を無視できなくなってくる。人によって判断が分かれるところだが、自然でクッキリとしたクリアな画を作り出していて、筆者の立場では迷わず使えるレベル。

ところがISO51200では急激にノイズが増え、バランスも崩れ始める。ISO25600の画と比べてしまうと極端にS/Nが悪化しているのがわかる。NR処理の影響を強く感じるようになり、カメラでノイズをコントロールしている分、平坦な印象を受けるが、ディテールはまだ残っており、ナイトドキュメンタリー作品ではギリギリ許容できるレベルと言えるだろう。PVでは完全にアウトだ。

EOS R6の常用最高ISO感度102400では、これまで一様に見えたノイズが激しく暴れ出し画面全体を支配する。あわせてNR処理によるエッジの立たないのっぺりとした画は、時事的な話題、つまり報道用途など緊急性、希少性のある用途に限られる印象。ここまでは、カメラのノイズリダクション機能をONにした状態の話だ。

ナイトカメラマンはノイズリダクション機能をOFFにして撮影する?

https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/10/ong107_EOSR6-05.jpg 「高感度撮影時のノイズ低減」は「OFF」、「動画電子IS」は「入」を選択
※画像をクリックすると拡大します

仕事では洞窟やジャングル、星空など肉眼でも相当暗いと感じる環境下で撮影を行うため、普段は市販されていない特別な超高感度カメラを使用する。そのためセンサー由来のノイズに対してはかなり許容範囲が広いと言っていい。一般にカメラを選ぶ際には、いかに高ISO設定時にノイズが少ない映像を出せるかという点に注目すると思うが、ナイトカメラマンは、センサーが得た情報をとことん使い切る戦術をとる。つまりカメラのノイズリダクション機能をOFFにした状態でデータを収録してしまう。カメラ内で自動的にデノイズが施された映像は、後工程で処理を重ねるとすぐに破綻が起こってしまうからだ。

センサーがとらえた映像は、ノイズを含めて情報で埋め尽くされている。ゲインを大幅にアップして撮影しなければならない超高感度撮影では、ノイズは出て当たり前だというのがナイトカメラマンの考え方。撮影後の工程で自分の好みのノイズ状態になるよう処理を施していく。つまり「ノイズ処理はカメラに任せず、自分自身でコントロールしたい」のだ。

EOS R6では、高感度撮影時のノイズ低減処理のレベルをユーザーが「OFF、弱め、標準、強め」から選択することが可能だ。暗闇の撮影ばかりやっている筆者のスタイルは皆さんにはなじまないかもしれないが、カメラのNR機能をOFFにした状態でのノイズの出方を見れば、そのセンサーが高感度撮影にどれだけのポテンシャルを持っているのかがおおよそ判断ができる。EOS R6はとてもナチュラルで素性の良いノイズで、こうしたノイズは後処理でデノイズがしやすく、美しいナイトドキュメンタリー映像を作り上げるのに適したカメラのひとつだと言えるだろう。

高感度撮影時のノイズ低減機能をOFFにすると画面全体がランダムノイズで覆われてしまったように見えるが、センサーがとらえた情報がそのまま残っているので、PCを使った後処理工でカメラマンやディレクターの意図を反映した形でノイズを制御することが可能だ。

「カメラのノイズリダクション機能(標準)オン」と「カメラのノイズリダクション機能(標準)オフ+PCによるノイズリダクション処理」の比較

例として、ISO51200でカメラのノイズリダクション機能ON-OFFの違いと、OFFの状態で収録したフッテージを後処理でデノイズした場合の比較をご紹介しておこう。使うのを躊躇するISO51200のフッテージが、後処理によって1段分以上の画質向上が見られる。センサーの素性が良いカメラだからこそできる技と言えるだろう。

ちなみに高感度撮影時のノイズ低減処理のレベルをOFFにしても、実際には完全にNR処理が機能しなくなるわけではない。映像の品質管理上、それぞれのメーカーが最低限必要だと判断したNR処理が施された画が出力されている。デノイズ前のデータは、ユーザーに決して開放されないのだ。メーカーによってこの基準はまちまちなので実際に確認してみないことには判断が難しいところだが、想像よりもきついデノイズが施されており、巷で高感度モンスターの冠を持つカメラであっても、後処理を含めて考えれば絶対的な選択肢にならない場合もあるということだ。

低照度環境でも高精度のAFが使える!

1画素のサイズが大きく、高感度特性に優れたフルサイズセンサー機。暗い環境下での撮影は、画質劣化に直結するISO感度を上げる前に、可能な限りF値の明るいレンズをチョイスすることが絶対条件だ。当然レンズの絞りは否応なく解放値で使用するのが大前提となり、その結果、レンズによってはカミソリのように浅い被写界深度のなか、複雑なカメラワークと相まって手動による苦難のフォローフォーカスワークを余儀なくされる。

「AF使わないの?」と思われるかもしれないが、多くのデジタル一眼では、低照度環境下でAFがほぼ機能しない。「暗すぎるから無理だわ」とカメラが早々にもろ手を挙げてしまうのが当たり前だった。

そんな中、EOS R6のカタログに「動画撮影時に測距輝度範囲EV-5を実現」の文字が。実はキヤノンはEOS RですでにEV-4(動画撮影時)を実現し積極的に測距輝度範囲を拡張してきた。EOS R6では、さらにディープラーニングにより被写体認識能力を向上させる「EOS iTR AF X」を搭載した「デュアルピクセルCMOS AF II」との組み合わせが利用できるとあって、ナイトカメラマンの心を揺さぶる魅力的な仕様を見せつけている。これによりナイトドキュメンタリー撮影でAFを使うことを前提として撮影プランを構築することが可能になってきたというわけだ。

左手がフォーカスリングから解放される

夜のノーライト撮影における高精度なAFの利用が可能なり、カメラマンの左手がフォーカスリングから解放され、結果自由なカメラワークに集中できる。早速、照度計が平均1ルクスを表示するオフィスの暗がりへEOS R6を向けてみた。

試したのは「カミソリレンズ」の異名を持つRF50mm F1.2 L USM。エリア全体からそれぞれの置物にフワッと近づくと、AFはしっかりと食いついてくる。[顔+追尾優先]AFに切り替えれば、真っ白な石膏像の瞳でさえしっかり検出する。ちなみにAF測距不可能時のレンズ動作を指定できるので、動画撮影ではON-OFFを上手く使い分けたいところ。測距ができない時もサーチ動作を続ける設定にしてしまうと、その部分は使えないシーンになりがちだからだ。

RF50mm F1.2は、非常に美しいボケを魅せる魅惑の大口径レンズで夜の撮影でも大活躍する一本だが、残念なのはAF時の動作音。かなり大きくオンカメラタイプのマイクではボトルネックになりそう。協調制御IS対応するRF15-35mm F2.8 L IS USMでもわずかに駆動音がするものの、十分に許容範囲。これ、めちゃめちゃ使いやすくていいレンズ!!

ロウソク1本の明るさと言われる1ルクスの環境でAFをテスト。AFは置物にしっかりと食いついてくる https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/10/ong107_EOSR6-06.jpg AFの設定例
画像をクリックすると拡大します
https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/10/ong107_EOSR6-07.jpg 「動画サーボAF時のAF速度」(左)と「動画サーボAFの被写体追従特性」(右)の設定
※画像をクリックすると拡大します
https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/10/ong107_EOSR6-08.jpg 「追尾する被写体の乗り移り」(左)と「AF測距不能時のレンズ動作」(右)の設定
※画像をクリックすると拡大します

ジンバルに乗せて街に繰り出す

オフィスでAFと高感度画質を確認した後は、RF15-35mm F2.8 L IS USMに付け替えたEOS R6をDJIのRONIN-Sに乗せ、街中に持ち出してみた。

サンプル映像にはカットごとにISO感度を表示してあるので画質判断の参考にして欲しい。使用したAFモードは、「顔+追尾優先」。高輝度のオブジェクトが画面の中で一定の面積を占めると測距不能に陥ることが何度かあったが、結果は概ねいいところを突いていた印象だ。ただ、どこにどの程度フォーカスを合わせるかというのは、間違いなくカメラマンの仕事の範疇なので、AFだけで仕事を済まそうとする場合は、マルチコントローラー操作や液晶画面のフィンガータッチによるAFエリア移動を積極的に使ってフォーカスをコントロールしたいところだ。

夜の街中をISO3200からISO25600で撮影

8種類から好みのAFモードを使いこなそう

https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/10/ong107_EOSR6-09.jpg 8種類のAF方式を搭載。「AF方式の限定」で使用するAF方式を限定できる
画像をクリックすると拡大します

EOS R6にはデフォルトで8種類のAF方式が搭載されている。それぞれに特徴があり、このすべてを瞬時に使い分けるには相当な場数が必要だが、通常の撮影なら「顔+追尾優先AF」「領域拡大AF(周囲)」「ゾーンAF(横)」の3種類くらいを使い分けできると撮影の自由度は相当増しそうだ。

とは言えAFはあくまでカメラマンをアシストする機能。狙ったポイントに対し正確にフォーカスをコントロールするには、マルチコントローラーにAFフレーム(エリア)表示を割り振ることをお勧めしたい。操作に少々慣れが必要だが、ことドキュメンタリー撮影においては十分にフォーカス制御を掌握できる。

デフォルトでは、マルチコントローラーにはどの機能も割り振られていないので、トラッキング時のAFフレーム(エリア)表示を手動で動かすには、予めメニュー設定でマルチコントローラーに当該機能を割り当てる必要がある。

[ボタンカスタマイズ]から[マルチコントローラー]に[AFフレームダイレクト選択]を選ぼう。

https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/10/ong107_EOSR6-10.jpg [ボタンカスタマイズ](左)から[マルチコントローラー]に[AFフレームダイレクト選択](右)を選択 AFフレームの選択やボタンカスタマイズに使用可能な、マルチコントローラーを搭載
マルチコントローラーを親指で操作しながらAFエリアを制御可能

ジンバルいらずの手ブレ補正機能で、自由なカメラワークが手に入る

レンズに搭載された光学手ブレ補正とセンサーシフトによるボディ内手ブレ補正、暗がりを主観移動するシーンも多いナイトドキュメンタリーには欠かせない機能のひとつだ。ただ難しいのは、多くのデジタル一眼に搭載された手ブレ補正機能は、主にスチル撮影用だということ。三脚の代わりにその場でピターっと静止することは得意でも、パンやチルトなど動画特有のカメラワークを行うとギクシャクした動きになりがちだ。フリュード雲台のような滑らかな動き出しやフィックスへ繋がる柔らかい止めなどの場面が作り辛いのは、皆さんすでに何らかのカメラで経験済みのことだろう。

今回はあくまで特定のレンズを使った印象でしかないが、協調制御ISが可能なRF15-35mm F2.8 L IS USMは、映像表現で頻繁に使われるゆっくりとした動きから緊迫した素早い動きまで、どの焦点距離でも自然なカメラワークの画を見せてくれた。

RF15-35mm F2.8 L IS USMは、協調制御IS手ブレ補正段数が最大で7.0段。手ブレを抑えたスムーズな画作りも実にイージーだ。さらに動画電子ISをONにするとクロップされ若干画角がせまくなるものの、ちょっとしたジンバルなみの滑らかで自由なカメラワークを実現できる。ただし動画電子ISでは、補正処理の影響で特に周辺部分がグニャグニャと歪んだ映像になりやすいため、ここぞというシチュエーションに限って使いたい機能だ。

また、EOS R6はハイフレームレート記録時(1920×1080、119.9fps)にもAFがしっかり食いついてきてくれるので、アングルに制限のあるジンバルよりもはるかにユニークなシーンを作ることが可能だ。これが1ルクス(テスト環境の照度)でも使えるのだから、猛禽類のような視力と自由な羽を一気に手に入れたような感覚に陥ること間違いなしだ。

RF15-35mm F2.8 L IS USMは協調制御IS手ブレ補正段数が最大7.0段でスムーズな画作りが可能

温度上昇に伴う撮影時間の制限

https://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2020/10/ong107_EOSR6-13.jpg 記録画質を4K60pは連続撮影可能時間に注意が必要だ
画像をクリックすると拡大します

世間を騒がせている、いわゆるオーバーヒート問題。参考までにEOS R6では実際にどの程度のものなのかも試してみた。これは使用環境によって大きく結果が異なるので、あくまでもひとつの条件のもとの結果であることを予めご承知おき願いたい。

室温27℃の環境下、番組収録で最もよく利用する4K60pによる連続撮影を行ってみた。コールドスタートからの開始で、一回目の30分(EOS R6の連続撮影可能時間は29分59秒)は問題なくクリア。この時、カメラの背面とグリップ周りが熱を持ち、素手ではかなり気になる状態だ。続けて2回目のRECをスタート。約8分で赤いアラートマークが点滅、やがて画面に「動画記録を停止しました」という表示が出てRECが完全にストップした。

困ったのは、次のRECが開始できるまで何分待てばいいのかが全くわからないことだ。単純に30分のREC制限については、バッテリーやカードチェンジだと思えば、一般的なインタビューの現場でも許容できるが、熱による録画停止の条件や録画再開までの目途をユーザーが握れないのは、ドキュメンタリー撮影では致命的とも言える。プロダクションなどで本格的に使う場合は、すぐに交換できるよう2台を併用するようなリスクヘッジが必要だろう。

まとめ

今回、EOS R6をカメラメーカーのPV撮影で実践投入、夜の街中や洞窟の中など十分な光量が確保しづらい状況で使ってみたが、特に便利だったのが高感度のナイトシーンで1920×1080のハイフレームレート(119.9fp)とAFの組み合わせだった。被写体に動きが少ないシチュエーションのハイフレームレート撮影では、普段以上にカメラマンが自由かつ複雑にカメラを動かしながらユニークな視点を作っていく必要がある。カミソリレンズのRF50mm F1.2(開放)でフォーカスを手動フォローし続けながらアクションをつけるのは、慣れたカメラマンでもテイクを重ねる必要があるほど困難な仕事だ。ハイフレームレート撮影時もAFが効くEOS R6では、マルチコントローラーを右手の親指で操作しながらAFエリアを任意のポイントに移動させていくことで、理想的な結果を見せてくれた。

EOS R6は決して高感度撮影に特化したカメラではないが、ナイトシーンにおいても多くのシチュエーションをカバーできる実に使いやすいカメラだ。特に暗い環境でも高精度なAF制御を可能にする「測距輝度範囲EV-5(動画時)」は、このカメラ最大の武器と言っていいだろう。高感度特性や最大8.0段の手ブレ補正機能と合わせて、ナイトシーンの画作りが大きく変わることになりそうだ。

竹本宗一郎(ZERO CORPORATION)|プロフィール
暗闇から光を取り出して魅せる日本で唯一のナイトカメラマン。世界各地の夜の絶景をフィールドに、ネイチャードキュメンタリー番組や映画、CMなどの特殊撮影を数多く手がける。星空やオーロラ、発光生物など特殊機材を使った超高感度・超高画素撮影に精通し、メーカーの技術開発におけるスーパーバイザーとしても活躍中。主なTV出演「情熱大陸(TBS系列)」、「グレートネイチャー(NHK BSプレミアム)」、「3原色の海へ(WOWOW)」など。

WRITER PROFILE

編集部 PRONEWS編集部による新製品レビューやイベントレポートを中心にお届けします。


[ Writer : 編集部 ]
[ DATE : 2020-10-15 ]
[ TAG : ]

関連のコラム一覧

[OnGoing Re:View]Vol.111 小型ジンバルカメラ「DJI Pocket 2」をENG現場で使う

txt:宏哉 構成:編集部 ENG現場でDJI Pocket 2使ってみた 今年の10月中旬は、DJIの新ジンバルリリースラッシュだ。 市場の電動ジンバルのラインナッ... 続きを読む

[OnGoing Re:View]Vol.110 ニコンの新型ミラーレス「Z 6II」進化したハイブリッドミラーレスの実力は?

txt:小島真也 構成:編集部 堅実な進化を遂げた「Z 6II」 映像系の記事が多いPRONEWSなのだが、今回はいつもとは違い写真家の立場からレビューしてみたい。... 続きを読む

[OnGoing Re:View]Vol.109 パナソニックからボックススタイル採用のミラーレス一眼「LUMIX DC-BGH1」登場

txt:照山明 構成:編集部 モニター、ファインダーのないキューブタイプのモジュール型カメラ登場 最近S5を購入し、いよいよLUMIXもフルサイズ領域に乗りだした自分で... 続きを読む

[OnGoing Re:View]Vol.107 全域一定F値を実現したスーパー35mm対応シネマズーム「Laowa OOOM 25-100 T2.9 Cine」登場

txt:伊藤格 構成:編集部 25-100mm T2.9の領域をズーム1本で実現 Laowa OOOM 25-100mm T2.9は、中国レンズメーカーVenus Op... 続きを読む

[OnGoing Re:View]Vol.106 「EOS C70」1台あればなんでも撮れる!キヤノン新機軸カメラを試す

txt:湯越慶太 機材協力:TFC Plus 構成:編集部 はじめに こんにちは。前回「EOS R5」レビューを書かせていただきました。TFC Plusのシネマトグ... 続きを読む

WRITER PROFILE

編集部 PRONEWS編集部による新製品レビューやイベントレポートを中心にお届けします。


Writer

編集部
PRONEWS編集部による新製品レビューやイベントレポートを中心にお届けします。
小寺信良
業界で噂の新製品を、AV WatchやITmediaのコラムでもおなじみの小寺信良氏がレポート。
raitank
アートディレクター。あまたの海外ソースを読み漁ってHDSLRを独学。国内と海外の情報流通の温度差にモーレツな疑問を感じ、最新の情報を自ら日本語で発信するblogを運営中。
ふるいちやすし
自身で脚本、監督、撮影から編集、音楽までもこなすマルチプレーヤー。
岡英史
バイクレース及びF3レース参戦など、映像とはかけ離れた経歴を持つ異色ビデオカメラマン
江夏由洋
兄弟で株式会社マリモレコーズを設立し、ノンリニアにおける映像技術、映像制作を中心に、最新技術を取り入れたワークフローを提案している。
鍋潤太郎
ロサンゼルスを拠点とするVFXジャーナリスト。
林和哉
株式会社フロンティア 映像事業室 室長 プロデューサー・ディレクター。入口から出口まで全てのポジションを守備範囲にしている。最新技術が好物で、各種セミナー活動も豊富。
江口靖二
江口靖二事務所主宰。現在デジタルサイネージコンソーシアム常務理事などを兼務。
猿田守一
企業向け動画、番組制作、CM、動画配信、各種ステージ記録など撮影から編集まで行い、地域に根ざした映像制作活動を行っている。
オースミ ユーカ
映像ディレクター。企画、脚本から演出までジャンルを問わず活動。
土持幸三
1970年生。鹿児島県出身。俳優を経て渡米。LA市立大卒業・加州立大学ではスピルバーグと同期卒業。帰国後、映画・ドラマの脚本・監督を担当。川崎の小学校で映像講師も務める。
鈴木佑介
日本大学芸術学部 映画学科"演技"コース卒の映像作家。専門分野は「人を描く」事 。広告の仕事と個人ブランドでのウェディングがメイン。セミナー講師・映像コンサルタントとしても活動中。
松本敦
映像クリエイター。企業VPからスポーツイベント撮影まで幅広く手がける。アクションカムやドローンなどの特殊ガジェット好き。
宏哉
タイムコード・ラボ代表。Next-Zero.com管理人。バラエティーから報道や空撮まで幅広い番組撮影をこなすTVカメラマンであり、ダンスイベントからe-ラーニング収録まで請け負う街のビデオ屋さん。イージス艦CICから幼稚園のおゆうぎ会まで、フィールドは問わない。
手塚一佳
CGムービー制作、ネットワークゲーム制作を得意とするデジタルデザイン会社アイラ・ラボラトリの代表取締役。修士(芸術) 博士課程芸術専攻
荒木泰晴
東京綜合写真専門学校報道写真科卒業後、日本シネセル株式会社撮影部に入社。1983年につくば国際科学技術博覧会のためにプロデューサー就任。以来、大型特殊映像の制作に従事。現在、バンリ映像代表、16mmフィルムトライアルルーム代表。フィルム映画撮影機材を動態保存し、アマチュアに16mmフィルム撮影を無償で教えている。
ノダタケオ
ソーシャルメディアとライブ配信・動画メディアが専門のクリエイター。2010年よりスマホから業務機器(Tricasterなど)まで、さまざまな機材を活用したライブ配信とマルチカメラ収録現場をこなす。
山本遊子
山本遊子(やまもとゆうこ) フリーランスの映像ディレクター。1999年からテレビ、WEBなど様々なメディアで映像を作り続けている。うぐいすプロ
渡辺健一
映画録音技師/テクニカルライター(ペンネーム:桜風涼)著書「YouTuber/ビデオグラファーのための『完全録音マニュアル』」
照山明
株式会社ガイプロモーション代表。企業VP制作や撮影業務に力を入れつつ、自社Facebookページでは不定期にコアな映像ネタを発信中。
千葉孝
収録が3/4テープの撮像管カメラ時代から長きにわたり映像に携わる。カメラマン歴33年。ドキュメンタリーからMV、ドラマ、映画、CMまで様々なジャンルで活動している。最近ではカラリストとしても数々の広告作品に参加。趣味はゲームとバイクと車。日本人で最初のiPhone購入者というのが自慢。
VISIONGRAPH Inc.
イノベーションリサーチに基づいて未来像 {HOPE} をつくる専門会社。様々な領域の未来を予報します。 SXSW Japan Officeも担っています。著書『10年後の働き方』発売中!
小島真也
Blackmagic Design認定トレーナー、写真家、撮影監督。赤坂スタジオを経て、篠山紀信氏に師事。1990年に独立後は雑誌、広告界にて人物、ドキュメンタリーを中心に写真家活動。動画へのきっかけはFinal Cut Studio 5.1を導入し映像編集を始めたこと。商業映画や自主映画では撮影監督として撮影・照明・カラーグレーディングを担当し、TVドラマでは撮影部として参加。
ダストマン
ド田舎暮らしの映像屋。本業はフリーのオンラインエディター、CM多め。趣味で色んな映像の作り方の YouTube【ダストマンTips】を配信している。
栁下隆之
写真家アシスタント、現像所勤務を経て、撮影機材全般を扱う輸入販売代理店で17年余り勤務の後に、撮影業界に転身。一眼カメラによる撮影を得意し、代理店時代に手がけたSteadicamや、スタビライザー系の撮影が大好物。
西村真里子
株式会社HEART CATCH代表取締役。国際基督教大学卒。2014年株式会社HEART CATCH設立。ビジネス・クリエイティブ・テクノロジーをつなぐ“分野を越境するプロデューサー”として自社、スタートアップ、企業、官公庁プロジェクトを生み出している。
長谷川朋子
テレビ業界ジャーナリスト、コラムニスト コンテンツビジネスの仕組みについて独自の視点で解説した執筆記事多数。最も得意とする分野は海外流通事情。カンヌのTV見本市MIP現地取材を約10年にわたって重ね、この分野におけるオーソリティとして活動中。
高信行秀
ターミガンデザインズ代表。メーカーや代理店などの依頼でトレーニングや技術解説、マニュアルなどのドキュメント作成など、テクニカルに関しての裏方を務める。知られていない製品の魅力を伝えることが好きで、色々と仕掛けることを趣味にする。
山下大輔
フリーランスの映像講師。Adobe Community Evangelist。アドビ製品でビデオ編集をどのようにやっていくか日々模索中。FacebookではAfter Effects User Groupの管理人として勉強会なども随時行なっている。
山本加奈
山本加奈 KANA YAMAMOTO デジタル・フィルム・フェスティバルRESFESTのディレクターを経てウェブマガジンwhite-screen.jpの編集長を務める。2017年11月より映像表現カルチャーを紹介するNEWREELを創設。伊藤ガビン氏とともに編集長を務める。他、海外のクリイティブイベントのプロデュースやインタビューを通して才能の発掘や、業界の意識改革に貢献する。2018年は Motion Plus Design(パリ)のTokyo meet up総合司会や、ILMのDoug Chiangを迎えたTHU(ポルトガル)の東京ギャザリングをプロデュース。
柏原一仁
リリーヒルワークス代表。銀一株式会社にて映像機器・写真用品のセールス・マーケティングを経て独立。好きな食べ物はからあげ。
曽我浩太郎
未来予報株式会社 代表取締役・プロジェクトデザイナー。新ビジネスに特化したリサーチ・コンセプトデザイン・コンサルティングを専門に行う。2019年6月SXSW Japan Officeを設立。著書『10年後の働き方「こんな仕事、聞いたことない!」からイノベーションの予兆をつかむ』が好評発売中。
井上晃
映像制作会社「有限会社マキシメデイア」代表、制作プロデューサー&キャメラマン。Facebookグループ「ATEM Tech Labo」、「Grass Valley EDIUS ユーザーグループ」を主催して、ATEMやEDIUSの布教に、日々勤しんでおるでよ。
石多未知行
クリエイティブディレクター、映像クリエイター、空間演出家。PMAJ代表、東京芸大 非常勤講師。空間演出やプロジェクションマッピングを中心に様々なメディアを使った企画演出を手掛ける。
奥本宏幸
大阪を拠点にしているフリーランスの映像ディレクター。演出・編集・モーショングラフィックをバランス良くこなす。フィンランドサウナが好きです。のびしろラボ管理人。
小林譲
イギリスにて大学卒業後、現地の会社にて映像編集を学ぶ。2006年に帰国。大手ポスプロIMAGICAにてテレビ番組を中心に日本のキャリアをスタート。後にドラマ、音楽系、CM系へと活躍の幅を広げる。2017年に独立。オフラインからアートデザインまで、作品の全体パッケージを監修することも多い。
小林基己
MVの撮影監督としてキャリアをスタートし、スピッツ、ウルフルズ、椎名林檎、リップスライム、SEKAI NO OWARI、欅坂46、などを手掛ける。映画「夜のピクニック」「パンドラの匣」他、ドラマ「素敵な選TAXI」他、2017年NHK紅白歌合戦のグランドオープニングの撮影などジャンルを超えて活躍。noteで不定期にコラム掲載。
染瀬直人
映像作家、写真家、VRコンテンツ・クリエイター。2014年、ソニーイメージングギャラリー銀座にて、VRコンテンツの作品展「TOKYO VIRTUAL REALITY」を開催。YouTube Space Tokyo 360ビデオインストラクター。Google × YouTube × VR SCOUTの世界的プロジェクト"VR CREATOR LAB”でメンターを、また、デジタルハリウッド大学オンラインスクール「実写VR講座」で講師を勤める。著書に「360度VR動画メイキングワークフロー」(玄光社)など。VRの勉強会「VR未来塾」を主宰。
安藤幸央
無類のデジタルガジェット好きである筆者が、SIGGRAPH ASIAやCESなど海外の注目イベントを紹介。
高野光太郎
Cosaelu株式会社 代表取締役 / 映像ディレクター ミュージックビデオ、番組オープニングタイトル、CM、劇場映画、全てをデスクトップで制作。
ヒマナイヌ
頓知を駆使した創造企業
駿河由知
中央区築地出身。マルチカメラ収録&配信ユニット「LiveNinja」メンバー。2006年より株式会社スタートライン設立。外務省、国連機関、国際NGOなどの国際会議やシンポジウム、企業イベントなどのライブ配信を担当
山本久之
映像エンジニア。フリーランスで映像設備のシステムインテグレーションと、ノンリニア編集に携わる。
ベン マツナガ
未来シネマ/ディレクター。ハリウッドでの大型映像制作、短編時代劇の自主映画制作を経て、現在は、映像を通じて人と人をつなぐことをテーマに様々な映像制作に取り組んでいる
河尻亨一
1974年大阪生まれ。雑誌「広告批評」を経て現在は実験型の編集レーベル「銀河ライター」を主宰、企業コンテンツの企画制作なども行う。デザイナー石岡瑛子の伝記「TIMELESS」(http://eiko-timeless.com/)をウェブ連載中。
茂出木謙太郎
株式会社キッズプレート代表。「楽しいInternetコンテンツ」をテーマに活動。現在VRの可能性をまさぐり中。CG-ARTS協会会員
稲田出
映像専門雑誌編集者を経てPRONEWSに寄稿中。スチルカメラから動画までカメラと名のつくものであればなんでも乗りこなす。
小池拓
(有)PST 代表取締役。1994年より Avid、Autodesk、Apple、Adobeなどの映像系ソフトのデモ、トレーニンングを行っている。
黒田伴比古
報道・ドキュメンタリーエディターでありながら、放送機器に造詣が深く、放送局のシステム構築などにも携わるマルチプレーヤー。
ヒラタモトヨシ
ファッションとテクノロジーを繋ぎイノヴェーションを生み出す事をライフワークとし、WEB/ライブメディア/高精細映像表現を追求。
猪蔵
いつも腹ペコ。世の中の面白いことを常に探っている在野の雑誌編集者。
須藤高宏
東京・国分寺市に於いて録音スタジオ「マイクロサウンド」を運営し各種録音編集に携わる傍ら最近では各種イベント配信音声を担当。
林永子
映像制作会社勤務を経て、2002年よりMVライターとして独立。映像サロン『スナック永子』主催。日本初監督別MVストリーミングサイト『TOKYO VIDEO MAGAZINE VIS』の編集長。2016年初エッセイ集『女の解体』を上梓。
ViewingLab
未来の映像体験を考える有志の研究会。映画配給会社、映像作家、TV局員と会員は多岐に渡る
石川幸宏
20年以上にわたり映像系ジャーナリスト/アドバイザー/プランナーとして活動、2016年よりHOT SHOTを創刊、同編集長としても活動中。
山下香欧
米国ベンチャー企業のコンサルタントやフリーランスライターとして、業界出版雑誌に市場動向やイベントのレポートを投稿。
岡田智博
クリエイティブクラスター代表。メディアアートと先端デザインを用いたコンテンツ開発を手がけるスーパー裏方。
萩原正喜
米国コロラド州から、米国のデジタル放送事情からコロラドの日常まで多岐に渡るコラムをお届けします。
坪井昭久
映像ディレクター。代表作はDNP(大日本印刷)コンセプト映像、よしもとディレクターズ100など。3D映像のノンリニア編集講師などを勤める。
しらいあきひこ
カメラメーカー、ゲーム開発などの経験を持つ工学博士が最先端のVR技術を紹介。
秋山謙一
映像業界紙記者、CG雑誌デスクを経て、2001年からフリージャーナリストとして活動中。
今間俊博
アナログ時代の事例を通じ、教育関連の最新動向を探る。
金田浩樹
映画・テレビの映像制作を中心に、USTやニコ生等、ライブメディア各分野を横断して活動中。ジャンルや固定概念にとらわれない構成力と発想に定評あり。
伊藤裕美
オフィスH(あっしゅ)代表。下北沢トリウッドでアニメーション特集上映を毎年主催している。
UserReport
業界で話題の商品を実際に使ってみてどう感じたかを、各方面の様々な方々にレポートしていただきました。
System5 Labs
SYSTEM5スタッフが販売会社ならではの視点で執筆します。
  1. トップ
  2.  > 
  3. コラム
  4.  > 
  5. 編集部
  6.  > 
  7. [OnGoing Re:View]Vol.108 測距輝度範囲EV-5とiTR AF Xによる顔認識AF「EOS R6」でナイトシーン撮影が変わる