Vol.20 ガチのプロ用スマホSONY「Xperia PRO」を買ってみた
2021-03-01 掲載

txt:手塚一佳 構成:編集部
世の中に「プロ」と名前のつく機材は多い。ご多分に漏れず、本稿を掲載させていただいている本誌もガチの業務用映像機材誌であるために「"PRO"NEWS」誌という名前だ。しかしこの「プロ」名称の大半は「なんか凄いぞ」程度の意味で、本当の意味でのプロ用=業務用である事はなかなかに少ないようだ。映像業務用Web専門誌である本誌は貴重な例外の1つであると言えるだろう。
そんな中、本誌同様の本当の「プロ」向けの機材が業界に投入された。しかもこれがなんと「プロ」という名称が氾濫しまくるスマートフォン(スマホ)の中での本物のプロ機材だ。今回、このプロ業務スマホ「Xperia PRO」の導入をしてみたので、例によって例のごとく自腹購入でのメーカー無配慮の本音記事をお送りしたいと思う。
なお、SONYのカメラとの連携についてはどうせ他の人がやると思うので、筆者はあくまでも通常のワークフローにこのXperia PROをぶち込んでみる事とした。当然、使うカメラは筆者が通常使いのマルチロールカメラ「Leica SL2-S」と、SIGMAのIシリーズレンズ「SIGMA 35mm F2 DG DN | Contemporary」である。
ガチのプロ用映像業務スマホXperia PRO爆誕
Xperiaシリーズのスマホは映像の世界では極めてメジャーだ。世界的に見たら比較的シェアが少ないスマホではあるそうだが、日本の映像の世界では、iPhoneに続いて2番目に使われているスマホではないだろうか。
Xperiaシリーズの最新型である「Xperia 1 II(マークツー)」は、単に画面が綺麗で性能が良いと言うだけでなく、USB HDMI変換アダプター経由でのUSB-C端子からのHDMI出力に対応していることから、変換での色の不安はあるものの、カメラのサブモニターとしての利用もできる。付属の3眼カメラはレンズ切り替え時にブラックアウトしてしまうため動画用としてはいまいちなものの、画質は確かであり、サブカメラとしても活躍が期待できる。
そして、この「Xperia 1 II」のプロフェッショナル向けカスタマイズ機が、今回導入したXperia PROとなる。

Xperia PROは、次世代通信5G(ミリ波までフル対応)、高速CPU Qualcomm Snapdragon 865 5G Mobile Platform、内部メモリ12GB、SSD512GB、4000mAhの大容量バッテリー対応の水平3840画素×垂直1644画素の4Kディスプレイ画素をもつ、スマホとしても2021年初頭現在国際規格最上位に位置する性能を持つ。
さらにXperia PRO最大の特徴として、一台一台SONYのマスターモニターに準拠して色味調整がなされたモニタを持ち、ミニモニターとして使える性能を持つことが挙げられる。また、外部からのHDMI入力端子を有しており、外部から直接のHDMI入力が可能となっている。これによりカメラやPC、映像機器類からの映像入力ができる。言うならば、スマホの形をした5Gミリ波通信4K業務モニターがXperia PROなのだ。

お値段は税込みで約25万円弱。業務機としては標準的な価格だが、スマホとしてはとんでもなく高額だ。今回は果たしてその金額の価値があるのかどうかをしっかりと検証してみたい。
いきなり回線で四苦八苦
さてXperia PROを導入し、開封してから数分で、いきなりつまずくことになった。事前にメインで使っているキャリアのSoftBankにチャットと電話で2回にわたって相談をして、SIMカードの交換だけでXperia PROが問題無く使えるという説明を受けていたのだが、これが全くのでたらめだったのだ。
このため、Xperia PROは非常電話以外は一切使えない文鎮と化してしまった。取り急ぎ地元のSoftBank店舗に相談するものの、SIMフリー機に対応可能なのは全国に6店舗しかないSoftBank直営店だけということで、その日の予定を全てキャンセルし、コロナ禍の中、厳重にマスクと消毒部材を整え、銀座まで車を飛ばした。
地元店の指示で、SoftBank旗艦店である銀座店に詳細な説明を送ってから行ったものの、対応のお姉さんからは「他社端末」を連呼され、仕舞いには「カバーを外してください!(おそらく5G外周アンテナをカバーと思い込んだと思われ、はずそうとしたのか爪まで立てられてしまった)」とか「SIMフリーなら普通はY!モバイルを使います!」などと、Xperia 1 IIの海外版に変なケースを接着しておかしなことを気取っているのだろうという疑いを拭えずに冷遇を受けるはめになった。
機種説明も聞いてもらえず、どうしたものかと思う中、頭を必死に下げて3300円を支払って(F)SIMと呼ばれるSIMフリー専用SIMに変えてもらい、ようやくなんとか4G回線でネットはできるようになった。
しかし喜びもつかの間、結局、翌日になってどんなアクセスポイントを使っても留守電機能やMMS機能が機能して居ない事が判明し、方々から叱られまくり、急遽回線変更を決意することになった(ちなみに言うまでも無くY!モバイルは、5G対応予定がない上にデータ量制限が厳しいので変えてもまったく意味が無い。
むしろ遅いくせにXperia PROの膨大なデータ量で極めて高くつくことになる。申し訳ないがこういう事一つ一つにSoftBankスタッフの知識不足が現れてしまっている)。しかも機能不全に気がついて元に戻そうとしても、(F)SIMに変えてしまったために元のXperia 1に戻れないというケチまでついた。

そこで、今度はdocomoに連絡を取って回線変更を申し込んだものの、コロナ禍のために予約は満席で、地元の何の変哲も無いスーパー併設店で、緊急のキャンセル待ち扱いでの待機交換と相成った。旗艦店どころかただのスーパー店内にも関わらず、docomoはさすがの対応だった。
1時間の店外キャンセル待ちの後、無事に店舗に呼ばれ、窓口の知識豊富なお姉さんに2時間がかりで入念にセッティングを満了してもらえ、無事5G回線まで使用できることが確定し、メールや留守電の機能も確認してからの使用開始となった。無論、docomo回線切り替え後はフル機能が使えており、全く問題がない。

このように、Xperia PROは現状ではSoftBankでは使い物にならず、docomoでは5G(Sub6)まできちんと使えた(携帯網のミリ波は試せてない。またauは地域の電波の問題で試していない)。とは言え、スマホとしてSoftBankのSMSとMMSの融合環境に慣れきっていたので、着信に間があり写真送付サイズが限られるdocomo特有のMMSに大変に苦痛がある。
また、海外利用はSoftBankがずば抜けているので、その点が、毎月5万円の海外利用料制限と海外現地から別の海外への通話ができない第三国通話規制のあるdocomoでは極めて不安だ。筆者は海外受発注を柱とする映像業務が多いので、コロナ禍が終われば数カ国を移動しつつ一ヶ月くらいは海外にいるのが当たり前の生活に戻ると考えられる。それまでになんとかしたい部分ではある。
ただ、やはり国内容量無制限のdocomo回線には安心感が高い。回線も安定していてどこでも使えるのには感動する。なによりも旗艦店どころか、地元のスーパーの店内併設店ですらいちいちちゃんと調べ物をしてから返答をする、完璧な対応をしてもらえるというのは安心だ。
また4月1日からは、docomoでは、5G対応の安価な使い放題料金パッケージも登場するという。このように11年半愛用してきたSoftBank回線にはどうしても出遅れ感が拭えないが、映像や仕事のプロ用に特化して成長してきたSoftBankさんだけに、早期の対応改善に期待したい。

もちろんWi-Fiでもその速さは、味わえる。IEEE 802.11acやaxなどの5GHz帯のWi-Fiに接続すると、画面上部のWi-Fi表示に「5」の文字が現れ、超高速度通信が可能となるのだ。専用線からのWi-Fi接続では、なんと460Mbpsを叩き出した。念のため、Wi-Fi通信と、モバイル通信の5Gは別のものある。
旧来のWi-Fi(IEEE 802.11n)だとせいぜい180Mbpsも出れば十分という環境だったので、この速度はうれしい。正直、アンテナが金属筐体内に一つしかついていないことが多いノートPCよりも高速なWi-Fi接続ができていて、かなりの感動がある。なお、5G(Sub6)だと、70Mbpsであった。これでも驚異的に早いので、当面はこれでも便利に使えそうだ。

以上のように、筆者は、キャリア選択はとりあえずdocomo回線で5G契約をして、Wi-Fiで積極的に5GHz帯接続をすることで通信速度を稼ぐようにした。おそらくこれが2021年初頭のXperia PROの最適解の一つだろう。
映像業務機材としての利用
さて、こうしてようやく動くようになったXperia PRO。早速スマホとしてだけでは無く、業務機材として使用してみた。
まずは、その美麗な調整済み業務モニタ性能を生かすために、Leicaの公式アプリである「Leica Fotos」から「Leica SL2-S」をコントロールしてみた。これによって、業務モニタレベルでの正確性を持って色味を見ることができるため、安心感がある。とはいえ、今はLUTに対応していないし波形モニターも出ないが、この部分は、ファームアップで改善されることを期待したい。

また元々社内で配布していた旧機種「Xperia 1」をこのXperia PROにあわせて「ホワイトバランス」機能からキャリブレーションし、業務モニタとして最低限使える程度の色を回復させた。

有機EL液晶はとにかく黄ばみやすいので、こうしたキャリブレーションは必須となる。Xperia PRO自身も、半年程度以上使ったら、自社の業務モニタに色味を合わせてキャリブレーションしてゆく必要があるだろう。
続いて弊社の標準カメラである「Leica SL2-S」にHDMI接続して、様子を見てみた。最初はHDMIからの画像が上下反転してしまって焦ったが、画面をタップすることで手動での180度回転ができるので安心だ。


前述の通り、LUTが無い状況で、波形もない状態(将来ファーウェアアップデート予定を希望!)なので、気休め程度のモニターだが、それでも例えば少人数撮影での演者返しモニターとか、狭い車内撮影でのサブモニターとかには便利に使えた。


SONY α以外の他社カメラでは心配だったが、愛用のLeica SL2-Sでもさくっと出力された。こういう使い方ができるのは、実用でもかなり便利だといえるだろう。また、スマホ特有の操作にも対応しており、ピントを見たい部分を直感的につまんで拡大できるのもこのXperia PROの大きな魅力だ。特に、カメラ本体で指示しているフォーカス位置以外の拡大ができるが、演出上大きなメリットとなる。元の全体表示にはダブルタップで一瞬で戻り、大変に使い勝手がいい。

また、付属の写真撮影ソフト「Photography Pro」や映像撮影ソフト「Cinematography Pro」が大変に使い勝手が良い。特にPhotography Proはシャッターボタン半押しでのフォーカスにも対応しており、まるでコンパクトデジタルカメラのように本機を使うことができる。また、今までは内部収録の問題で実用的とは言えなかったCinematography Proも、内蔵SSDが512GBある本機の登場によって、ようやく実用的という事ができるだろう。
Android携帯の仕様上、外部microSDの安定速度がせいぜい20Mb/s程度に制限されてしまっているため、高品位な4K撮影では内蔵SD収録が必須となってしまう。しかし今までは、狭い内蔵SSDに収録するのはあまりに現実的では無かったのだが、本機の登場によって、その点は大幅に改善されたと言える。


ファームはまだまだ未完成
さて、ここまで褒めちぎってきた本機Xperia PROだが、じゃあ今すぐ業務ど真ん中でバリバリ使えるかというと、そこはさすがに疑問符が付く。
まず、前述の通り、LUTが当たらない。そのため通常の撮影では色味が見えない。これはせっかく業務カラーに合わせた意味が薄くなってしまう。続いて、現状では波形モニターがない。せめて波形モニターがあればLog映像でも大体の状況がわかるのに、波形もないから本当に絵が基準に入っているのかがわからない。
さらに、HDMI入力そのものがまだ未完成で、肝心のDCI4K 24PではHDモニターとして機能してしまっている。XperiaはDCI(4096×2160)は対応していないため、カメラ側でのなんらかの対応(解像度を落として出力等)をしていたのかもしれないが…。とはいえ、とりあえずHDで表示されたのは良かった。
また、HDMIからの映像の内部収録ができないのも気になるところだ。もちろんAndroid携帯の仕様上microSDへの直接収録が困難なのは重々承知しているが、一度内部SSDにバッファするなどで内部収録する方法があれば、ぜひ実現して欲しい。
もう一つ欲を言えば、キャリブレーションサービスはSONYストアの店頭なりで受け付けて欲しいところだ。Xperia PROに採用されている有機ELはその性質上確実に時間経過で色が変化するため、この辺のサポートはどうしても欲しい。自社モニタで目で合わせるのには、どうしても限度がある。

総じて、本機Xperia PROはまだまだ未完成なので、本機の業務使用には、現状でもまあそうした用途は不可能ではないが、できれば今後のファームアップを待ってから再度評価を行いたいところだ。それまでは、困ったときの臨時モニター的使用や、超絶液晶の綺麗なコンパクトデジカメとしても十分に活躍するだろう。
丈夫さもテストするハメになりましたが大丈夫でした(Xperia PROは)
さて、最後に本機Xperia PROの大きな特徴について触れなければいけない。それは、本機の丈夫さ、耐久性能である。
ベース機であるXperia 1 IIでは、背面にガラスを使っていたためカバーを付けることが必須であったが、本機Xperia PROでは5ミリ波アンテナを付ける必要上、本体の材質はプラスチックであり、またカバーを付けることは推奨されない。
となると、25万円弱もする高額なスマホを裸のまま手で持って運用する事になるのだが、これには猛烈な不安がある…というか、正直に言うと、やらかした。洗顔の為に胸ポケットに入れようとして、思いっきり手を滑らせて、洗面台の堅い床に1.2メートルほどの高さから落としてしまったのだ。本機はソニーストアの保険がきかない機種なので、落とした瞬間、目の前が暗くなり、大きな札束が飛んでいったような気がしたものだ。
しかし実際には、落とした本機は全くの無傷であり、むしろ、堅いエポキシ樹脂でカバーされた床の方が陥没していた。

本機Xperia PROの外装の材質は非公開だが、おそらくは手触りからするとザイテルか何かのナイロン系のエンジニアリングプラスチック製であると思われる。床材はエポキシ樹脂で表面を固めてあるのにもかかわらずXperia PROには傷一つ無いことから、少なくともエポキシ樹脂よりも高硬度な材質、すなわちエンジニアリングプラスチック製であることは間違いが無い。
こうした機材外装を丈夫にしたいと意図した時、多くのメーカーはポリカーボネート材料を使いがちだが、ポリカーボネートは成形性と接着性が悪い上に温度変化に弱く、また衝撃で割れやすい性質があるため、本機においてナイロン系のエンジニアリングプラスチックを選択したのは大正解と言えるだろう。
おかげで、この派手な落下にもかかわらず、Xperia PROは一切壊れずに普通に運用することができている。本当に良かった。落下のマネをしてはいけないが、大変に耐久性も高いスマートフォンであると言えるだろう。

機材の扱いが粗いことには定評のある筆者も、さすがに裸のまま運用を続けるのは怖すぎるので、5G外周アンテナと干渉しない液晶面には全面吸着のガラスフィルムを貼り、本体背面には落下防止の薄いスマホリングを取り付け、そこにネックストラップをかけることとした。とにかく5G外周アンテナを阻害しないような落下防止の工夫が必要な機種であると言えるだろう。
…ところで床はどうしよう?
価格相応のXperia PRO
以上、簡単に1週間使ってみての感想だが、いろいろと癖のある、まだまだ発展途上の機材だと言う事ができる。反面、5Gや、Wi-Fiの5GHz帯で超高速通信ができる業務用画質のモニタ端末というのは一つの夢の機材であり、ファームアップも予告されているところから、大いに期待していいだろう。特に、ネット動画やゲーム制作、海外との連携制作では大いに活躍が期待できる機材だ。
さて、冒頭の疑問にここで回答をしたい。果たして本機Xperia PROは、その25万円弱という金額の価値があるのだろうか?これについては、明確に「その価値がある」と答えることができるだろう。もちろんもう少し安いと数を導入できるためありがたいが、本機一台を旗艦として現場に入れて、他のスタッフにはXperia 1 IIとUSB-HDMI変換ケーブルを配って、本機をリファレンスとしてチーム全体のスマホをミニモニターとしてキャリブレーションする、という手も使えるだろう。映像の現場に一つあると本当に便利な機材だと言える。
とはいえ、繰り返すとおり、どこまで高い価値が見込めるかというのは今後のファームアップ次第のところはある。我々映像業界人がついに手にした「常時持ち運べる業務モニター」のその価値を、ぜひとも見守っていきたい。
WRITER PROFILE
手塚一佳
CGムービー制作、ネットワークゲーム制作を得意とするデジタルデザイン会社アイラ・ラボラトリの代表取締役。修士(芸術) 博士課程芸術専攻
[ Writer :
手塚一佳
]
[ DATE : 2021-03-01 ]
[ TAG : SONY オタク社長の機材買ってみた Xperia PRO]
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山本加奈 山本加奈 KANA YAMAMOTO デジタル・フィルム・フェスティバルRESFESTのディレクターを経てウェブマガジンwhite-screen.jpの編集長を務める。2017年11月より映像表現カルチャーを紹介するNEWREELを創設。伊藤ガビン氏とともに編集長を務める。他、海外のクリイティブイベントのプロデュースやインタビューを通して才能の発掘や、業界の意識改革に貢献する。2018年は Motion Plus Design(パリ)のTokyo meet up総合司会や、ILMのDoug Chiangを迎えたTHU(ポルトガル)の東京ギャザリングをプロデュース。 |
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井上晃 映像制作会社「有限会社マキシメデイア」代表、制作プロデューサー&キャメラマン。Facebookグループ「ATEM Tech Labo」、「Grass Valley EDIUS ユーザーグループ」を主催して、ATEMやEDIUSの布教に、日々勤しんでおるでよ。 |
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石多未知行 クリエイティブディレクター、映像クリエイター、空間演出家。PMAJ代表、東京芸大 非常勤講師。空間演出やプロジェクションマッピングを中心に様々なメディアを使った企画演出を手掛ける。 |
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奥本宏幸 大阪を拠点にしているフリーランスの映像ディレクター。演出・編集・モーショングラフィックをバランス良くこなす。フィンランドサウナが好きです。のびしろラボ管理人。 |
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小林譲 イギリスにて大学卒業後、現地の会社にて映像編集を学ぶ。2006年に帰国。大手ポスプロIMAGICAにてテレビ番組を中心に日本のキャリアをスタート。後にドラマ、音楽系、CM系へと活躍の幅を広げる。2017年に独立。オフラインからアートデザインまで、作品の全体パッケージを監修することも多い。 |
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小林基己 MVの撮影監督としてキャリアをスタートし、スピッツ、ウルフルズ、椎名林檎、リップスライム、SEKAI NO OWARI、欅坂46、などを手掛ける。映画「夜のピクニック」「パンドラの匣」他、ドラマ「素敵な選TAXI」他、2017年NHK紅白歌合戦のグランドオープニングの撮影などジャンルを超えて活躍。noteで不定期にコラム掲載。 |
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染瀬直人 映像作家、写真家、VRコンテンツ・クリエイター。2014年、ソニーイメージングギャラリー銀座にて、VRコンテンツの作品展「TOKYO VIRTUAL REALITY」を開催。YouTube Space Tokyo 360ビデオインストラクター。Google × YouTube × VR SCOUTの世界的プロジェクト"VR CREATOR LAB”でメンターを、また、デジタルハリウッド大学オンラインスクール「実写VR講座」で講師を勤める。著書に「360度VR動画メイキングワークフロー」(玄光社)など。VRの勉強会「VR未来塾」を主宰。 |
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安藤幸央 無類のデジタルガジェット好きである筆者が、SIGGRAPH ASIAやCESなど海外の注目イベントを紹介。 |
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高野光太郎 Cosaelu株式会社 代表取締役 / 映像ディレクター ミュージックビデオ、番組オープニングタイトル、CM、劇場映画、全てをデスクトップで制作。 |
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ヒマナイヌ 頓知を駆使した創造企業 |
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駿河由知 中央区築地出身。マルチカメラ収録&配信ユニット「LiveNinja」メンバー。2006年より株式会社スタートライン設立。外務省、国連機関、国際NGOなどの国際会議やシンポジウム、企業イベントなどのライブ配信を担当 |
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山本久之 映像エンジニア。フリーランスで映像設備のシステムインテグレーションと、ノンリニア編集に携わる。 |
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ベン マツナガ 未来シネマ/ディレクター。ハリウッドでの大型映像制作、短編時代劇の自主映画制作を経て、現在は、映像を通じて人と人をつなぐことをテーマに様々な映像制作に取り組んでいる |
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河尻亨一 1974年大阪生まれ。雑誌「広告批評」を経て現在は実験型の編集レーベル「銀河ライター」を主宰、企業コンテンツの企画制作なども行う。デザイナー石岡瑛子の伝記「TIMELESS」(http://eiko-timeless.com/)をウェブ連載中。 |
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茂出木謙太郎 株式会社キッズプレート代表。「楽しいInternetコンテンツ」をテーマに活動。現在VRの可能性をまさぐり中。CG-ARTS協会会員 |
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稲田出 映像専門雑誌編集者を経てPRONEWSに寄稿中。スチルカメラから動画までカメラと名のつくものであればなんでも乗りこなす。 |
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小池拓 (有)PST 代表取締役。1994年より Avid、Autodesk、Apple、Adobeなどの映像系ソフトのデモ、トレーニンングを行っている。 |
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黒田伴比古 報道・ドキュメンタリーエディターでありながら、放送機器に造詣が深く、放送局のシステム構築などにも携わるマルチプレーヤー。 |
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ヒラタモトヨシ ファッションとテクノロジーを繋ぎイノヴェーションを生み出す事をライフワークとし、WEB/ライブメディア/高精細映像表現を追求。 |
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猪蔵 いつも腹ペコ。世の中の面白いことを常に探っている在野の雑誌編集者。 |
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須藤高宏 東京・国分寺市に於いて録音スタジオ「マイクロサウンド」を運営し各種録音編集に携わる傍ら最近では各種イベント配信音声を担当。 |
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林永子 映像制作会社勤務を経て、2002年よりMVライターとして独立。映像サロン『スナック永子』主催。日本初監督別MVストリーミングサイト『TOKYO VIDEO MAGAZINE VIS』の編集長。2016年初エッセイ集『女の解体』を上梓。 |
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ViewingLab 未来の映像体験を考える有志の研究会。映画配給会社、映像作家、TV局員と会員は多岐に渡る |
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石川幸宏 20年以上にわたり映像系ジャーナリスト/アドバイザー/プランナーとして活動、2016年よりHOT SHOTを創刊、同編集長としても活動中。 |
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山下香欧 米国ベンチャー企業のコンサルタントやフリーランスライターとして、業界出版雑誌に市場動向やイベントのレポートを投稿。 |
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岡田智博 クリエイティブクラスター代表。メディアアートと先端デザインを用いたコンテンツ開発を手がけるスーパー裏方。 |
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萩原正喜 米国コロラド州から、米国のデジタル放送事情からコロラドの日常まで多岐に渡るコラムをお届けします。 |
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坪井昭久 映像ディレクター。代表作はDNP(大日本印刷)コンセプト映像、よしもとディレクターズ100など。3D映像のノンリニア編集講師などを勤める。 |
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しらいあきひこ カメラメーカー、ゲーム開発などの経験を持つ工学博士が最先端のVR技術を紹介。 |
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秋山謙一 映像業界紙記者、CG雑誌デスクを経て、2001年からフリージャーナリストとして活動中。 |
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今間俊博 アナログ時代の事例を通じ、教育関連の最新動向を探る。 |
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金田浩樹 映画・テレビの映像制作を中心に、USTやニコ生等、ライブメディア各分野を横断して活動中。ジャンルや固定概念にとらわれない構成力と発想に定評あり。 |
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伊藤裕美 オフィスH(あっしゅ)代表。下北沢トリウッドでアニメーション特集上映を毎年主催している。 |
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UserReport 業界で話題の商品を実際に使ってみてどう感じたかを、各方面の様々な方々にレポートしていただきました。 |
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System5 Labs SYSTEM5スタッフが販売会社ならではの視点で執筆します。 |
