米AJA Video Systems社は、米ラスベガスにて開催しているNABにて、Windowsベースのビデオ再生/キャプ チャカード「XENA」と、ポストプロダクション向け非圧縮対応QuickTime I/Oカード「KONA 3」の新ドライバ・バージョンを発表した。 会場ブースにてデモンストレーションをしている。XENAの新バージョン「v3.5」では、DVCPRO HDでのリアルタイムキャプチャ、再生、編集がAdobeR PremiereR Pro CS3上でできるようになった。 また、デッキコントロール、キャプチャ、再生機能をAJA社のMachinaアプリケーションに追加した。KONA の新バージョン「v6.0」では、RED Digital Cinema社の4Kカメラが持つ特有のフレームサイズの映像に対応するようになった。これにより、QuickTimeの参照ムービーを利用してREDのネイティブファイルを直接モニタリングすることが可能になり、FinalCutProを通してシームレスな次世代の「4K」映像フィニッシング・パイプラインのポストワークフローを構築できる。 XENA 「v3.5」は、2008年の第3四半期の初めに、また、KONA 3の「v6.0」は2008年5月末の提供開始される予定。