カノープス株式会社は、HDネットワーク編集システムサーバ「EDIUS Workgroup Server」ラインアップでの上位モデルとなる「EDIUS Workgroup Server Level 20R」を、7月下旬より日本国内向けに発売すると発表した。販売予定価格は、15,980,000円(税別)。 また同時に「EDIUS Workgroup Server Level 10」 および Level 10R からLevel 20Rにアップグレードするためのパッケージとインジェスト端末、時差編集オプションも発売する。 「EDIUS Workgroup Server」は、SANネットワーク編集環境を構築するためのサーバー、ストレージ、Gigabit Ethernetスイッチ、コントロールPCがセットになったパッケージ製品。同社のノンリニア編集システムの「HDWSシリーズ」や「REXCEEDシリーズ」と組み合わせることで、素材サーバーを用いたネットワーク編集環境を構築できる。 「EDIUS Workgroup Server Level 20R」は、4月に発売された「EDIUS Workgroup Server Level 10 / Level 10R」の上位モデル。Level 10 / Level 10Rの編集端末数が5台までだったのに対し、Level 20Rは10台までの編集端末に対応することができ、冗長構成に対応、標準で21TB(最大64TB)の大容量ストレージが搭載されている。 収録専用端末「EDIUS Ingest Station 2」は、タッチパネルでの簡単操作に対応した新GUI、QoS対応など様々な新機能を搭載。尚、HDWS-3000/3100シリーズを収録端末として使用するためのソフトウェア「EDIUS Ingest 2」も発売する。予定価格は、800,000円。 同社ではさらにEDIUS Workgroup Server製品ラインを対象とした「リモートメンテナンスオプション」を7月下旬から提供する予定だ。これにより、万が一のトラブルの際にも、より迅速な対応が可能になる、という。