米Blackmagic Design社のMacプラットフォーム専用のビデオキャプチャカードを使って、2つの違う映像を一度に1台のMacProワークステーションに取り込めるソリューションがある。ベルギーに拠点を置く、Softron Media Service社のMovie Recorderアプリケーションがそのツールだ。 米Blackmagic Design社によると、同社のビデオキャプチャカードDeckLinkとMovie Recorderを組み合わせ、それぞれ2台ずつ、1台のMacProで起動させて異なる2ソースの映像をキャプチャすることができる、という。時間節約も然り、2台のワークステーションを用意する必要から逃れられることから、高コスト効果が期待できる。 DeckLinkシリーズは入出力を豊富なラインナップの中から選択できるのが大きな特徴。シンプルなSDIのみのDeckLinkからSD/HD/RGB 4:4:4までに対応したDeckLink HD Proまで揃っている。 MovieRecorderは、AJA社やBlackmagic Design社のビデオキャプチャカードを搭載したMacプラットフォームに対応するレコーダーコントローラー仕様のアプリケーション。QT形式のApple ProRes、DVCPro HD、DV、DVCPro、DVCPro 50、MPEG-4に対応する。取り込みながら編集することを可能とするため、スポーツニュースの編集などに便利なツールだ。