米Isilon社のクラスターストレージとアクセラレータが、米ハリウッドでの有数ポストプロダクションであるCIS HollywoodとFotoKemで採用されている。 最新のオペレーションシステムOneFS5.0を搭載した、Isilon IQは、双方のデジタル画像処理やフィルムプロセッシングから2D合成、3Dアニメーションまで幅広いワークフローの中、セントラルストレージとしての役目をしている。 Isilon IQは、シングルファイルシステムで2.3テラバイトの容量と20GB/sの転送速度を保ち、必要に応じた拡張ができることが大きな特徴。また、アクセラレータAccelertor-xは10ギガビット・イーサネット接続を装備している。 CIS Hollywoodは、ビジュアルエフェクト専門のスタジオで、Beverly Hills Chihuahua(米10月公開、ディズニー製作、ブエナビスタ配給)、レーザーヘッドやトロピック・サンダーといった作品のVFXを担当した。クライアント・セントリックなビジネスポリシーを持つCIS Hollywoodでは、Isilon製のストレージがクライアントのプロジェクトによって便宜に拡張できる点が採用のキーとなった、という。