株式会社ジュピターテレコム(JCOM)は、「J:COM TV デジタルサービス」(「J:COM TV デジタルコンパクト」は除く)で提供するハイビジョンチャンネルを4月から順次増加すると発表した。2009年度は映画やドラマなどのジャンルから10チャンネルを追加する予定だという。

追加されるチャンネルのスケジュールとして、4月にプレミアムチャンネル「フジテレビNEXT」、7月には基本チャンネルの「日本映画専門チャンネル」と「スーパー!ドラマTV」、「ホームドラマチャンネル」、「ショップチャンネル」、そしてプレミアムチャンネルの「フジテレビONE」と「フジテレビTWO」、「衛星劇場」をそれぞれラインアップに加える予定だ。さらに同年10月頃には「AXN」と「TBSチャンネル」の放送を開始する。

これら10チャンネル拡大で、ハイビジョンチャンネルは合計で32チャンネルとなり、J:COM TV デジタルサービスの提供チャンネル数の約4割を占めることになる。JCOMは現在、地上デジタル及びBSデジタル放送以外に、基本チャンネルで5つ(LaLa HD、ムービープラスHD、チャンネル銀河、ディスカバリーチャンネルハイビジョン、FOX HD)、プレミアムチャンネルで2つ(J sports Plus、スター・チャンネルハイビジョン)のHDチャンネルを提供している。

JCOMは、「加入者の映画やドラマのハイビジョン化のニーズが高かったことから、2009年度中にこれらのジャンルを中心にハイビジョン化を推進することにした」としている。