トムソン・グラスバレー社(ブース#SL106)では、以下の新製品の展示を予定している。

・HDライブプロダクション
「K2 Dyno」リプレーコントローラとK2サーバを組み合わせた、スポーツ番組用リプレー専用サーバシステム。専用アプリケーションで、スポーツリプレーの実行、ハイライトの作成、ハイライト連続動作のプレーリスト作成するシステムのデモンストレーションを行う。

また、スーパースローモーションカメラ「LDK8300 3X HD」、スポーツ専用マルチフォーマット対応のスーパースローモーションカメラ「LDK8000 SportElite multiformat 2X HD」、シングルフォーマット対応スーパースローモーションカメラ「LDK4000 Elite」からInfinityシリーズといった20種類以上の機種が登場する。

・プロダクションシステム
Grass Valley Igniteの新バージョン5.3を搭載した「Ignite HD」システムで、グラスバレー独自のコンテンツ・リパーパス、マルチディストリビューションソリューション「MediaFuse」を提案する。Igniteは、ワンソースマルチユースを、エンコード技術とアセットマーネージメントシステムによるライツ管理も含めて行うシステム。

・HD ニュースプロダクション
プロダクション編集システム、「Aurora」と「Edius HD」の新バージョンのデモンストレーションを行う。 ワークフローの向上を図り、QoSレベルの開発も含め、K2メディアサーバとFinal Cut Pro編集システムとの新しいインテグレーションも展示予定。 また、HDStorm、HDThunder、HDSpark、FireCoder Blu & FireCoder Intraといった、キャプチャカード製品も展示する。

・HDインフラストラクチャ
3 Gb/s対応のTrinixルーター製品、GeckFlexシリーズのモジュラー製品を展示。512×1024アシンメトリック・フレーム対応の「Trinix NXT」は独自CleanFlowアーキテクチャにより安定した3Gb/sのレートを保つことができる。また、「GeckoFlex 1080p 3G-SDI D/A」コンバージョンカードを搭載したGeckoFlexを展示。

・HD/SD圧縮技術
「ViBE EM3100 HD MPEG-4 4:2:2」エンコーダといった、ViBE エンコーダ、デコーダ、マルチプレクサの新シリーズを展示。

・モバイルビデオ
モバイルといった端末に地上波番組を放送するATSC-M/H(Mobile/Handheld)ソリューションとして、トランスミッターやヘッドエンド機器(エンコーダ、デコーダ、マルチプレクサやサービスガイドジェネレータ)を展示。