FOR-A Corp. of Americaが、NAB2009出展概要を以下の2製品をハイライトして公表している。

1つはHD/SDビデオライター「FVW-500HS」。昨年11月にMBP-100VWより製品名を変更した、天気予報やニュース番組制作に向けた、映像にフリーハンドでの描画や、オブジェクトや画像ファイルの配置ができる、ビデオライターシステム。キー出力およびDSK機能を装備しているため、放送システムへの組み込みが容易。

もう1つはUFMフレームに実装可能なモジュール形式のモジュール、「UFM-30DCC」モジュラーデジタルコレクターと「UFM-30FS」モジュラーフレームシンクロナイザー。

UFM-30DCCは、最新のHD/SDカラーコレクターで、バランス、ディファレンシャル、セピアモードの3種類の色補正モード、HIGH/MID/LOWトーンでのガンマ調整機能やガンマ調整といった、豊富な調整機能を備えている。入力系統は、HD/SD-SDI 2入力(選択または自動切替)、1系統、2出力に今後の3Gbpsへのアップグレードも持ち合わせている。

UFM-30FSは、ラインシンクロナイザモード または フレームシンクロナイザモードが可能な、HD/SD対応フレームシンクロナイザー。ANCデータにも対応、16チャンネルエンベデッドオーディオのサンプリングレート変換ができる。入力系統は、HD/SD-SDI 2入力(選択または自動切替)1系統、4出力。

昨年11月の国際放送機器展でも展示した、デジタルビデオスイッチャの最新バージョンはもとより、映像コンテンツ管理を行うメディアマネジメント・システム「MediaConcierge」をはじめ、プロセッサ、キャラクタジェネレータ、バーチャルシステムなど幅広く各種映像周辺機器・システムを展示する予定。