ソニーデジタルシネマとRealDがスポンサーで開かれるスーパーセッション「Alternative Stereoscopic 3D Content:The Next Breakout Hit?」の基調講演に、BSkyBの戦略製品開発担当ディレクターのジェリー・オサリバン氏が登演する。

講演では、BSkyBの最新のS-3D(インタラクティブ3D)コンテンツが披露され、S-3Dそして3DTVの実現までの取り組みや市場の展望について語られる。

同局では、さまざまなS-3Dコンテンツのライブラリが既に構築されており、既存のHD配信インフラと独自のセット・トップ・ボックスを介して高画質の3DTVとしてお茶の間へ配信する実証実験を行っている。オサリバン氏は、視聴者が良い経験として受けられる3DTVの実現化に向けて研究をしており、一般家庭に3DTVを浸透させるための市場の挑戦やさまざまな課題について話をするという。

基調講演に続いて、オサリバン氏も加わり、市場キープレイヤーたちとのパネルディスカッションが開催される。ゲストには、Cinedigm Content and Entertainment Groupの社長、Jonathan Dern氏、NBA EntertainmentのエグゼクティブバイスプレジデントのSteve Hellmuth氏やTV Globo、AEGネットワークからスペシャリストが招かれている。

パネルディスカッションでは、BSkyBのスポーツとアート系のS-3Dコンテンツや、TV Globoのリオのカーニバル(2009年)を立体映像で公開される予定。このスーパーセッションはNAB 2009(2009 NAB SHOW)が開催される20日(月)の16時から行われる。