エリクソン･グループ傘下の米TANDBERG Televisionでは、映像コントリビューション＆ディストリビューション（C&D）に関わる新製品をラインアップ、MPEG-4 AVCやHDTVクオリティレベルのSNG （Satellite News Gathering）から、コンテンツ配信、コンテンツマネージメントなど様々なショーケースを展示する。ブース番号は、SU5108。

主にC&Dの新製品は以下の通り。

  • RX8200、レシーバーレコーダ
  • RX8330 ディストリビューション･レシーバ。HDからSDI経由でSDダウンコンバート機能を持つ
  • Cortex-2、ATMやIP/MPLSネットワークマネージメント
  • EN8040 Voyager、SNG用アップリンクシステム
  • MediaPath Secure Content Delivery System （SCDS）、コンテンツ/メタデータ配信ソリューション

「Cortex-2」は、Cortexの次世代版で今回初公開となる。ブースでは、展示する全てのエンコーダ、デコーダをデュアル･ギガビット･イーサネット経由で制御する。

このデュアル･ギガビット･イーサネットモジュールは、IGMPv3に対応。「Mediapath」は今回新しいバージョンで展示される。DVB-S2準拠に対応し、地上配信と同時に、今まで以上に早い衛星配信を可能とする。VODアセットやビデオファイルといったファイルベースのコンテンツを設定したスケジュールに合わせて配信するところまでを自動化できるシステム。