シリコンスタジオ株式会社(東京都渋谷区、以下:シリコンスタジオ)は、6月25日から2日間開催される、アップルジャパン主催の映像制作事業者向けのイベント『Final Cut Studio Solution FES.2009』にて、米テレストリーム社製のビデオキャプチャ&再生デバイス「Pipeline HD Dual」を一般初展示する。

Pipeline HD Dualは、今年のNABで発表されたPipelineシリーズの新製品で、業界初のネットワークベースのHD/SD-SDIビデオ及びオーディオのキャプチャ、並びにプレイアウトデバイスとして、高い注目を浴びている製品。

NABでは、Broadcast Engineering Magazine主催の新製品の最新技術に贈られる賞”Pick Hitアワード”を獲得している。シリコンスタジオは同社ブースにて、Pipeline HD Dualをネットワーク上で複数のFinal Cut Proからキャプチャデバイスとして利用する、編集ワークフローを紹介する。

Pipelineシリーズは、英BBCや米ABCといった大手放送局でのマルチプラットフォーム・コンテンツ配信システムの一環として起用された実績を持つ。英BBCでは、昨年の北京オリンピック放送にて、WEBや端末へ配信する送出システムの一環として起用され、またエルトン・ジョンやエアロスミスのコンサートの中継でもフル駆動したことで知られている。

Final Cut Studio FES 2009では、アップルのプレゼンテーション、Final Cut Studioのハンズオンセミナー、Final Cut Studioと映像関連の最新機器とを利用した、ファイルベース(テープレス)ワークフローなどの最新情報が一度に体感できる。参加無料だが事前登録が必要。登録はアップルのサイトから行うことが出来る。