FOR-Aの英国社から、9月にアムステルダムで開催されるIBCに展示する製品のラインアップがあった。

NABで展示した製品のアップデートでは3G/HD/SD アップ/ダウン/クロスコンバータUFM-30UDC 、1×5 マルチビットレートビデオ分配器UFM-30DDA、HD/SDフレームシンクロナイザUFM-30FSとバイパス伝導付きのUFM-30FSR、オーディオマルチ・デマルチプレクサー付きのUFM-30FSDA、HD/SDデジタルカラーコレクタ UFM-30DCCなど6製品。

これらは、UFM-30CTを介してWEB上で制御することが可能である。そして定番のスイッチャーからは、2M/E – 4M/E デジタルビデオスイッチャ “HANABI” HVS-5000シリーズが展示される。

このHANABIは、次世代信号規格である3Gbpsに対応する。また新製品としては、カラーイーコライザ「CEQ-100HS」を初展示する。CEQ-100HSはカメラから取り込まれたカラーチャートの色を識別し、内部のカラーチャートとカラーバージェネレーターにキャリブレーションする。キャリブレーションデータは一度内部で保存されるので、後から再現して不自然な設定などを調整することができる。

2系統のビデオ入力を持ち合わせていることで、立体映像で使われる2台のカメラのカラーマッチング用途で使うことができる。CEQ-100HSで対応するフォーマットは、1080/59.94i, 1080/50i, 720/59.94p、720/50p、525/60 、625/50。カラーコレクションモードは、RGB、Y/Pb/Prとセピアに対応。CEQ-100HSの正式出荷は本年度末を予定しているという。

FOR-Aのブースはホール2のStand A51/B59。