写真はNAB2009のPanasonicブースより

パナソニック株式会社(大阪府門真市)は、8月発売予定のAVCCAMシリーズ新機種「AG-HMR10」に、トムソン・カノープス株式会社(神戸市西区)のノンリニアビデオ編集ソフト「EDIUS Neo 2」をバンドルしたセット「AG-HMR10U」を発売すると発表した。希望小売価格は、レコーダー本体となるAG-HMR10が336,000円(税込)、カメラヘッド部のAG-HCK10Gが210,000円(税込)。どちらも10月の発売を予定している。

「AG-HMR10U」は、AVCHD フォーマットとしては世界初となる、HD-SDI入出力を装備した小型ポータブルレコーダー。(「AG-HMR10U」はEDIUS Neo2同梱版の品番。レコーダー本体の品番は「AG-HMR10」となる)

「AVCCAM」シリーズのハンドヘルドカメラレコーダーAG-HMC155 同様に「PHモード」(最大ビットレート24Mbps)を搭載し、SDHCメモリーカード(32GB)に、HD映像を最長180分記録できる。6Mbps平均のHEモードを試用することで最長720分の長時間収録も可能だ。

「AG-HCK10G」は、動画有効画素数251万画素3MOSを採用した専用カメラヘッドオプション(通称:POVCAM)。「AG-HCK10G」と「AG-HMR10」を別売りの専用ケーブル(3mまたは20m)で接続することで、アイリス・フォーカス・ズームなどのリモートコントロールを行える。

なお、本製品は、中国国際展覧センター(CIEC、北京)において、8月26日(火)から29日(金)に開催される中国最大の国際放送機器展「BIRTV2009」にて展示される予定だ。