Broadcast Pix社は、同社のライブプロダクションスイッチャ「Slate」シリーズをiPhoneやiPodから制御できるアプリケーションをリリースした。

新しいアプリケーション「iPixPad」は先週開催されたIBCで参考出展されており、来月にはアップルストアから無料でダウンロードできるようになるという。各Slateシステムは個々のIPアドレスを持っているので、iPixPadから各スイッチャを切り替えて操作できる。

iPixPadは、SlateのPixPadのレプリカ的存在で、コントロールパネルの12のボタンに記録されているマクロを始め、選択したクリップやグラフィックを操作することができる。

Broadcast Pix独自のマクロでは、カメラ位置もグラフィックとクリップファイルと同じくリコールすることもでき、この携帯型のコントローラならば、急に増員されたオペレーターでも遠隔操作でマクロを走らせることができる。