ソニー株式会社(東京都港区)は、映像編集素材の共有・管理のネットワークソリューションを提供するコンテンツマネージメントサーバー、”HDXchange(エッチディーエクスチェンジ)”『HDXS-C200』を発売する。発売は2010年初旬の予定で価格は未定。

 

HDXchangeはNASサーバーで、ユーザーは複数の編集端末やクライアントの閲覧・管理するパソコンをネットワークを介して接続することで、システムを構築・運用できる。編集素材を共有するために必要な各種アプリケーションがプリインストールされており、ユーザーはこのネットワークグループにログインすると、素材の登録や閲覧・管理機能が提供され、ノンリニア編集端末での編集素材の共有や「ストーリーボード」(オフライン編集データ)のやり取りが可能になる。

編集素材の閲覧・管理を実現するクライアントには、WindowsとMac OSの両OSに対応、また編集素材共有や編集に関連するデータのやり取りに関しては、「Vegas Pro 9」をはじめ、Final Cut Proなど複数の編集アプリケーションに対応。

“XDCAM”、”XDCAM EX”、”HDV”、”DVCAM”のHD・SD各種フォーマットに対応し、一元的な素材共有・管理が可能だ。プラットフォームおよび編集システムが混在する運用環境に適応するセントラルコンテンツサーバーとしての位置づけが実現する。