株式会社オービット・ミューズテクスは、CineForm(シネフォーム)社製3D映像制作ソフト「neo3d」を3月23日より発売すると発表した。

neo3dは、ステレオスコピック映像作品の制作に特化した機能とワークフローをAdobe Premiere ProやApple Final Cut Proに追加するソフトウェアパッケージ。製品にはCineFormコーデックとユーティリティーソフトウェア2種が含まれている。

CineFormコーデックは「スラムドッグ&ミリオネア」などの劇場公開映画にも使用されたコーデックで、SDから4Kまで対応し様々な3D映像作品の品質を維持しつつ、CPUやHDDに負荷をかけない軽快な編集感覚が得られるという。

付属のユーティリティーソフトウェアでは、キャプチャされた素材やファイルベース収録機器でのデータ変換が可能だ。 変換時に左右の視差に関連するパラメータの調節と輝度・色域調節がメタデータとして保持され、レンダリング無しで編集前の準備が行え、編集途中でも変更できる。

希望小売価格は税込535,500円。Windows XP/Vista/7とMac OS 10.5以上のOSに対応する。