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日本テレビ放送網株式会社(東京都港区)は、地上デジタル放送の非連動データ放送の全面リニューアルを6月8日に実施した。非連動データ放送とは、番組から独立して各種の情報を提供するデータ放送のこと。

今回のリニューアルでは、来年の7月24日の地上デジタル放送への完全移行に向けて、データ放送をより使いやすく、より豊富な情報を提供できるようになった。リニューアルの主なキーポイントは、「シンプルなデータ放送画面を視聴者が任意に選択可能に」なったこと、「情報がローテーションで自動的に切り替わる情報ウィンドウを新設したこと」そして、「データ放送画面のデザインの改良」である。

テレビ番組を視聴しながらデータ放送も常時利用できるように、天気情報や交通情報、地震などの緊急情報など関心が特に高い情報だけに絞ったシンプルなデータ放送画面を視聴者が任意に選択できるようになった。天気情報やニュース情報、交通情報などの情報をデータ放送のトップ画面を視聴するだけで把握できるように、情報がローテーションで自動的に切り替わる。

デザインの改良としては、データ放送の画面を落ち着いたデザインに統一し、直感的に操作できるように情報の表示方法を改良したという。

この他にも、データ放送で遊べるクイズや、豊富な交通情報を持つ「日テレ駅探」など、豊富なコンテンツを提供していく。