株式会社ジュピターテレコム(J:COM、東京都千代田区)とワーナーエンターテイメントジャパン株式会社の一部門であるワーナー・ブラザーステレビジョンは7月15日より、J:COM TV デジタルの基本パッケージでオンデマンド型チャンネル「WARNERTV」のサービスを開始することを発表した。テレビドラマシリーズのみのVODサービスは「日本初の展開」だという。

「WARNERTV」は、ワーナー・ブラザースの人気TVシリーズを見放題できる新サービス。J:COM TV デジタル(月額5229円)の加入者であれば、追加料金なしで「WARNERTV」を利用でき、日本未放送の最新海外ドラマからロングランシリーズまでワーナー・ブラザースのTVシリーズが幅広く楽しめる。イギリスの同名ドラマをリメイクしたハイパー・ブレイン・サスペンス「イレブンスアワー」(仮題:今秋配信予定)や、ロサンゼルスを舞台に描いたヒューマン・クライム・ストーリー「サウスランド」(仮題:近日配信)など、日本で初登場となる番組タイトルをJ:COM 独占で配信する予定だ。7月は50話以上、8月以降は毎月100話以上を配信する予定で、年間1000話以上の配信を予定しているという。

ワーナー・ブラザーステレビジョンの本社であるワーナー・ブラザースインターナショナルテレビジョンディストリビューションは、世界最大のテレビ向け配給会社。吹き替えや字幕などで提供される作品は5 万時間にもおよび、世界175 カ国以上において40 以上の言語にて提供している。

J:COMは今回のワーナー・ブラザースとの提携による「WARNERTV」で番組ラインナップを拡充させ、J:COM TVの基本サービスにオンデマンド型チャンネルを組み合わせた新しいスタイルでサービスを提供することによって基本パッケージの内容を強化し、TVサービスの利用者を拡大したいと考えている。