パワフルな3D合成ソフトウェアとして知られる「Nuke」の開発元の英The Foundry社は、米カリフォルニア州ロサンゼルスで開催されるコンピューターグラフィックスの展示会「SIGGRAPH 2010」の初日7月26日(月)の17時から、クラブMayanでファンを集うGeekFestを開催する。参加は無料だが事前登録が必要。

FoundryのNukeは、Weta Digital、ILM、ウォルトディズニーなどハリウッド映画のビジュアルエフェクト制作に携わるCGプロダクションに採用されている。また最近では、「アバター」でも採用されたWeta Digitalの内製3Dテクスチャペイントツールを改良し「Mari」としてLinux版を今夏に、Windows版を年内にリリースする予定で開発を進めている。

Mariは32000×32000ピクセルのテクスチャ、100万ポリゴンサイズの3Dモデルまでも扱えるパワフルなツールである。その他、技術部門でアカデミー賞を獲得した実績もあるビジュアルエフェクト用プラグインの数々を揃えている。

なお、GeekFestの参加登録や詳細はThe Foundry GeekFestページにて確認できる。