ソニー株式会社(東京都港区)は、新規システム設計によりローディング(ディスク読み込み)時間を従来比で約50%に短縮するとともに、大幅な薄型化を実現したブルーレイディスクプレーヤー「BDP-S370」を9月17日に発売する。メーカー希望小売価格はオープン価格。

同製品では、高性能チップの採用とプログラムの最適化など新規システム設計により、ディスクの挿入から本編再生が始まるまでの読み込み時間を、同社従来機と比較して約50%短縮。また、電源を入れて素早く立ち上がる「高速起動モード」も搭載。電源OFFの状態から約3秒でトレイがオープンするなど、電源起動から一貫して高速化を追求している。さらに、新規設計により同社従来機から約35%薄型化した、高さ約36mmのコンパクトサイズを実現。奥行きも約212mmとし、限られたスペースでもすっきり設置できる。

この他、基本的な操作性や設置性を高めるとともに、無線LANなどでインターネット接続をすることで自動的にコンテンツ情報を提供する”Gracenote”サービスやスマートフォンでのリモートコントロールに対応するなどネットワークを活用した新たな楽しみ方も提供している。