米Blackmagic Design(ブラックマジック)は現地時間8月12日、35年もの業界歴を持つスイッチャ機器メーカーで知られるEchoLabを買収したことを発表した。

買収することが決まって以来、ブラックマジックでは、EchoLabの主力製品「ATEM」3G 1080p/60プロダクションスイッチャの仕様拡張を、開発チームの人員を増やして進めてきたという。

新生ATEMのスーパーソースには、マルチレイヤーエンジンという、レイヤー毎に4つのピクチャー・イン・ピクチャーDVE(2D)と4つのキーヤを可能とする機能を持ち、マルチプルM/Eスイッチャを丸ごとATEMインプット側に追加するのと同じパワーを持つ。スーパーソースはいつでも呼び出すことが可能でインプットと同じように接続される。ATEM 1 M/EモデルはSDI入力が8系統(SD,HD,3Gb/s SDI)に2系統のスイッチャブルHDMI・アナログビデオ入力と、プログラム、プレビューとAUXといったSDI出力を装備している。

2 M/EモデルはSDI入力が15系統、3系統のスイッチャブルHDMI・アナログビデオ入力と、2系統のSDI出力を装備している。全てのモデルにはカメラやVDCP、ゲンロック用のシリアルポートも装備している。また、マルチソースビューワが内蔵されており、HDMI経由で接続されたモニターに映し出されるようになっている。

その他の機能として、ストリンガー・トランジッションでは、スイッチャ側にロードしたあと、2つのメディアプレイヤーで再生できる。メディアプレイヤーは、4つの内蔵キーヤやトランジッションでも選択できる。ATEMでは32つのスチルと100つ以上のアルファチャンネル付きのクリップをホールドできるようになっている。

ブラックマジックでは、9月にアムステルダムで開催されるIBCで、このATEMプロダクションスイッチャを同社ブースにて展示する予定(ブース番号 #7.B25)。