米Telestreamは、クロスプラットフォームに対応し、デスクトップからワークグループ、サーバークラスタに新次元のスケーラビリティを提供するマルチフォーマットエンコーディングソフトウェア「Episode 6」をリリースした。

Episode 6は、コンテンツ所有者やプロフェッショナルビデオ制作者、ポストプロダクション施設に、ファイル共有を統合したワンクリッククラスタリングを提供。この強力な機能によって、貯まったリソースやエンコーディングタスクを、複数のコンピュータで簡単に共有することが可能となる。

また、グラフィックワークフロービルダーを搭載した新しいユーザインターフェイスは、誰でも直感的に扱うことができ、エンコーディングプロセスを単純化させ、YouTubeへの自動アップロード機能などによって、より多くのオーディエンスへのリーチを可能にする。

さらに、オープソースコーデックであるVP8をベースとしたウェブ用メディアフォーマット、WebMをサポートし、高品位なMain ConceptのH.264やMPEGフォーマットも搭載。Episodeでの高品質な10bit処理のため、AppleからProResコーデックを配信するライセンスを取得し、MacバージョンのEpisode 6でネイティブにデコードとエンコードが可能となっているという。

同製品には、Episode、Episode Pro、Episode Engineの3種類があり、メーカー希望小売価格でEpisodeが60,060円(税込)、Episode Proが120,750円(税込)、Episode Engineが483,000円(税込)となっている。