株式会社IMAGICAは、2010年11月5日(金)にIMAGICA東京映像センターで開催するシンポジウム「PreViz技術がもたらす映像制作維新」に協賛する。主催は独立行政法人科学技術振興機構・CREST/MR-PreVizプロジェクト。

PreViz(Pre-Visualization)とは、本番撮影の前にCG映像を用いて想定シーンを予め可視化すること。米国ハリウッドでは、6~7年前にはPreVizを利用する映画作品は少数だったが現在では大作映画のほとんどでPreVizが利用され、映像制作において作品クオリティの管理、コスト削減などに貢献する技術として、必要不可欠な存在となっているという。今回のシンポジウムでは、PreVizに関して同プロジェクトが取り組んできた「映画制作を支援する複合現実型可視化技術」の研究成果のほか、映像業界におけるPreVizの重要性、ならびに海外の動向と展望について発表される。

IMAGICAは、このシンポジウムにおいてプロダクションならびにポストプロダクションの視点から、「映画制作における『MR-PreViz』導入思索と実証実験」と題し、講演を行う。PreViz技術がもたらすコスト削減効果や、デジタル化した映像制作ワークフローに適しているMR-PreVizの必要性と併せて、同社が提供するMR、AR等を活用した次世代PreVizサービスについて解説する。当日は実背景をバックにCGキャラクター、オブジェクトをレイアウトし、リアルタイムに映像合成できるMR-PreVizの実演デモを予定している。

シンポジウムの入場は無料だが、参加定員は120名。事前に以下の特設サイトから申込みが必要だ。

http://www.rm.is.ritsumei.ac.jp/MR-PreViz_Symposium3/index.html