米Abekas社は11月17日より幕張メッセで開催される国際放送機器展Inter BEE 2010にて、パートナー社ブースで、ユニバーサルフォーマット対応プロダクションサーバ「Mira(ミラ)」をパートナー展示する。

今回展示するMiraは、今春に米ラスベガスで開催されたNABで発表した8チャンネル仕様モデルで、国内では一般初公開となる。3G対応、3RUの筺体に独立した8チャンネルへと入出力数を持ち、JPEG2000圧縮フォーマットで25Mb/sから最大200Mb/s(可変可能)の10ビットHDデジタルビデオの記録ができる。新モデルではソリッド・ステートディスク(SSD)をシステムディスクにしたことで、更なる高信頼性および耐障害性を実現する。

Miraサーバは、ソニー株式会社およびソニービジネスソリューション株式会社がブースフロアと別にハイエンドソリューションを紹介する国際会議場にて、映像制作機器システムの中で展示される。また、株式会社朋栄の展示ブースでは、3D対応バーチャルスタジオシステムと組み合わせた3Dソリューションのシステムの一環として展示される(ブース番号:6416)。

Miraは、昨年のNABで発表されて以来、世界で100台以上が駆動しているという。夏の2010FIFAワールドカップを皮切りに開局した米ESPN 3Dでも、3DのCMコンテンツの送出で採用されている。