株式会社宮地商会は、同社が取り扱うSPLのパッシブEQプラグイン、Passeqのリリースをアナウンスした。メーカー希望小売価格はオープン、市場予想価格は税込み17,850円となっている。

ハードウェア版Passeqは3つの独立した周波数帯域をカットおよびブーストができる初のパッシブEQ。パッシブ回路を用いたEQとしてはPulteq EQが知られているが、同機は2バンドのEQで、周波数の細かい切り替えはできなかった。それに対しPasseqはバンドごとに周波数を12段階に切り替えられ、合計36のカットおよびブーストの設定(つまりステレオ・チャンネル全体では72のカットとブーストの設定)が可能。カット及びブーストの周波数は個別に設定できるため、膨大な組み合わせから精巧なEQカーブを作ることができる。

今回リリースされたプラグイン版はハードウェア版のPasseqのクオリティをあますところなく再現したとしている。