英クォンテルは、4月に米ラスベガスで開催されるNAB2011にて、報道およびスポーツ中継向けのプロダクションシステム「Enterprise sQ」の最新メディアワークフローをメインに紹介する。(ブース番号:SL2014)

Enterprise sQは、パフォーマンスを向上したエディター「Qube」、XDCAM HDファイルにネイティブ対応できる新ワークフローアプリケーション「sQ Fileflow」に、完全に新しくなったMAMシステム「Mission 2」と、サードパーティ製のシステムおよびプロトコルに対応できるワークフローツールで、サーバへのメディアのインジェストから編集、送出までシームレスに行える。

Qubeは、クォンテルとしては初のCUDA GPUアクセラレーションを採用したブロードキャスト製品ライン。3Gb/s、HD-SDIインターフェースを有し、1080p60からステレオスコピック3Dまで編集できる。最新MAMシステムのMission2は、日本語を始めユニコードに対応できることが最大の特長としている。

また、”Workflow over IP”であるグローバルメディアワークフローの「QTube」は、本展示会で初公開となる。 QTubeでは、IP経由でセキュアにメディアに迅速にアクセス、ブラウジング、メタデータ編集、ダウンロードしてフレーム精度で編集を行うこともできる。同社ブースでは、催事場外からメディアを取り込み、Enterprise sQシステムと一貫としたワークフローをライブアクションとして、デモンストレーションする。