英Foundry社はNAB2011にて、ライティングエフェクトソフトウェア「Katana」を発表する。またブースでは、デジタルプロダクションワークフローツールStormや新しいNuke「Nukex」およびテクスチャー・ペインティングソフトウェア「Mari」を合わせて紹介する。

Katanaはソニーピクチャーズイメージワークスのインハウスツールで、2009年にFoundryが買収した。その後、MPCやデジタルドメインがベータサイトとしてアルファバージョンから使用している。Katanaは、巨大なサイズのCGデータを扱っているときでも、その処理パフォーマンスを落とさず、ルックおよびライティングのレンダリングまでも高速に処理できる。今後3Dコンテンツデータを扱う制作環境に担う技術を持ち合わせているという。正式リリースは年末の予定。

尚、ブースで初公開するMariの新バージョン1.3は、ウォルトディズニースタジオと技術共有して開発した、PTexに対応するUVレスなテクスチャリングワークフローを展開できるという。