パナソニック株式会社は、「AVCCAM」シリーズの新製品メモリーカード・カメラレコーダーとして開発した「AG-AC160」「AG-AC130」を米ラスベガスで11日より開催されるNAB2011に出展する(ブース番号:C3707)。発売時期は2011年秋を目途としており、米国での販売価格はAG-AC160は$5,500以下、AG-AC130は$4,000以下。いずれも国内価格は未定。なお、今回発表されたモデルは米国向けで、国内向けは今後発表される予定だ。

AG-AC160・AG-AC130は、高感度・低ノイズ・高解像度の1/3型220万画素”U. L.T.”(Ultra Luminance Technology)MOS イメージセンサーを搭載し、1920×1080フルHD映像を高画質で収録できるとしている。また、新開発の21倍(f=28mm~588mm / 35mm 換算)ズームレンズにより、ワイドから望遠まで幅広くカバーするとともに、カム式ズーム・フォーカス・アイリスの3リング構成により、交換レンズに近いマニュアル操作を実現している。

2機種とも高画質AVCHD PHモード / DV(SD)スイッチャブルとなっており、SD映像をAVI Type 2のDV形式ファイルで収録が可能(DV収録はSDメモリーカ-ドへの記録に限定)で、IEEE1394によるDV出力も備えている。上位モデルのAG-AC160では、フルHD画質でのスロー/クイックモーション撮影(フルHD VFR機能/1080/60p再生、720pモード非対応)やHD SDI出力機能を搭載している。