パナソニック株式会社は、「P2HD」シリーズの新製品メモリーカード・カメラレコーダーとして開発した「AG-HPX250」を米ラスベガスで11日より開催されるNAB2011に出展する(ブース番号:C3707)。2011年秋を目途に商品化する予定で、価格は米国$6,500以下で、国内価格は未定。

「AG-HPX250」は、ハンディカメラレコーダーとして初めてAVC-Intraコーデックをサポートし、高感度・低ノイズの1/3型220 万画素”U.L.T.”(Ultra Luminance Technology)3MOS イメージセンサーとの組合せにより、1920×1080フルHD 解像度・10bit 4:2:2フルサンプリングの高画質収録が可能となった。また、新開発の21 倍(f=28mm~588mm / 35mm 換算)のズームレンズにより、ワイドから望遠まで幅広くカバーするとともに、カム式ズーム・フォーカス・アイリスの3リング構成により、交換レンズに近いマニュアル操作を実現している。

さらに、複数カメラの同期ができるGENLOCK入力・TC入出力を装備し、HD SDI出力と合わせて、中継・収録などマルチカメラオペレーション放送業務にも対応するほか、スロー/クイックモーション撮影に対応するVFR(バリアブル・フレームレート)機能やシネライクガンマなど、多彩な映像表現を可能とする機能を搭載するとしている。