英Skyは、2月のWinter X Games や先月行われた(5月14日)FAカップ決勝戦で、米ESPNとタイアップして3D専用チャンネル「Sky3D」で3D生中継を放映したことを機に、今度は米国で6月3日に行われる「マイアミ・ヒート対ダラス・マーベリックス」のNBAファイナル決勝戦を3Dで放映する。

現在、Sky3Dには英国で7万世帯の加入者がいるという。Sky専用HDセットトップボックスと3Dテレビを所有している家庭であれば3Dで視聴できる。また英国1500か所のパブでもSky3Dが見られる。

前回のFAカップでは、ESPNブランドとして、ESPNからの解説者で放映された。今回もESPNから専属スポーツキャスターのマーク・ジョーンズ氏、そして元NBA選手のブルース・ボウエン氏とティム・レグラー氏がゲスト解説者に迎えられ放映される。現地会場では、9台の3Dカメラと、ウルトラスローモーションカメラ、ワイヤレスのハンドヘルド3Dカメラと、バスケットゴール上にはロボティックカメラが用意されるという。ESPNではNBA今シーズンの17試合を既にESPN 3Dで放映している。

ESPNは米国で、Skyは英国で3D専用のチャンネルを持っている。双方のコラボレーションで今後も引き続き3Dスポーツ番組を共有する機会が期待される。