ローランド株式会社は、同社のデジタル伝送技術「REAC(リアック)」を用いた48トラックレコーダー/プレイヤー R-1000を、9月上旬から発売するとアナウンスした。メーカー希望小売価格は399,000円。

同機は、専用機ならではの安定動作でライブコンサートを収録できるレコーダー。タッチパネルによる直感的な操作で、最大48トラックを録音/再生。録音データは専用のカートリッジ式ハードディスクドライブに記録され、500GBの容量で最大約20時間の48トラック同時録音が可能となっている。

このカートリッジはUSB端子を標準装備しているので、収録後にカートリッジを取り外してパソコンに接続し、ただちに編集作業を開始できる。収録には汎用性の高いBWFファイルを採用。さまざまなDAWソフトで編集が可能となっている。

また、R-1000を同社のミキシングコンソール、V-MixerとREACでデジタル接続すれば、あらかじめ収録しておいた演奏の音声データを再生することで、ミュージシャン不在でもリハーサルが行える”バーチャルリハーサル”も可能となる。