パナソニック株式会社は、「P2HD」シリーズの新製品として、メモリーカード・カメラレコーダー「AG-HPX250」を2011年9月より発売する。メーカー希望小売価格は税込み708,750円。

AG-HPX250は、同社のハンディカメラレコーダーとして初めてAVC-Intraコーデックをサポート。F10の高感度・低ノイズの1/3型220万画素”U.L.T.”(Ultra Luminance Technology)3MOSイメージセンサーとの組合せにより、1920×1080フルHD解像度・10bit 4:2:2フルサンプルの高画質で収録が可能。一体型のレンズには新設計の22倍ズームレンズを搭載しており、ワイドから望遠まで幅広いレンジをカバーするとともに、カム式ズーム・フォーカス・アイリスの3リングにより交換式レンズに近いマニュアル操作ができるとしている。

さらに複数カメラの同期ができるGENLOCK入力・TC入出力や、HD-SDI出力と合わせてたマルチカメラを用いた中継・収録など、放送業務も対応。また、スロー/クイックモーション撮影に対応するVFR(バリアブル・フレームレート)機能やシネライクガンマにより、制作業務おいても多彩な映像表現で対応できるとしている。

なお、本製品は8月24日(水)から27日(土)まで北京国際展覧センターで開催される中国国際放送機器展「BIRTV 2011」(Beijing International Radio, TV & Film Equipment Exhibition)の同社ブース(Hall 3/3001)に出展されている。