米Blackmagic Design社からの報道発表によると、中国のシンセン(深圳)市にある福田区の広報局 映画&TVセンターでは、Blackmagic Design社製のスイッチャーとカラーコレクションシステムを導入し、HD対応フルデジタルプロダクション(およびポストプロダクション)設備を新たに整えたという。

福田区の宣伝部は、福田区での政府の広報活動、市のブランディング、宗教的イベントなどを担当しており、宣伝部の映画&TVセンターは同地域の放送局にとって、ニュースやプロモーションの重要なソースだという。同宣伝部が導入したカラーコレクションシステム「DaVinci Resolve(Resolveコントロールサーフェス付き)」は、ARRI Alexaデジタルカメラで撮影したRAWファイルのグレーディングを始め、プロモーション映像のリアルタイムのカラーグレーディングに使用されている。

ATEM 1M/E Production Switcherならびに専用コントローラーパネル(ATEM 1M/E Broadcast Panel)は今後、HD/SDのライブニュース・プロダクションに使用される予定。またセンター内にある映像機器のルーティング制御をするため「Blackmagic Design Micro Videohub」も専用コントロールパネルと共に導入した。