パナソニック株式会社は、放送業務用LCDビデオモニターの新製品「BT-Lシリーズ」として、21.5型「BT-L2150」と15.4型モデル「BT-L1500」を2011年11月より発売する。メーカー希望小売価格は、BT-L2150が税込み189,000円、BT-L1500が税込み157,500円。本製品は9月9日(金)から13日(火)までアムステルダムRAIセンターで開催される欧州国際放送機器展「IBC 2011」の同ブース(Hall 9、9.B42/9.C45/9.D40)に出展されている。

BT-L2150/L1500は、HD-SDIを2系統標準搭載した放送業務用のLCDビデオモニター。新シリーズは従来の「BT-LHシリーズ」に比べて機能を絞ったハイコストパフォーマンスをシリーズという位置づけだ。BT-L2150はフルHD(1920×1080)を表示する16:9ワイドパネルを搭載し、コントラスト比は1000:1。BT-L1500はWXGA(1280×800)を表示する16:10ワイドパネルを搭載し、コントラスト比は700:1。両モデルともにLEDバックライトを採用し、チルトスタンドおよび保護パネルを標準装備している。

映像入力にはBNCが1系統、アナログコンポーネント(YPBPR)入力が1系統、SDI入力が2系統。HDMI入力はHDCP対応のTypeA端子を1系統、PC入力はD-SUB 15ピンを1系統装備している。音声入力はHD-SDI、SD-SDI、HDMI、アナログオーディオ入力に対応する。また、GPI(9ピン)端子を搭載しており、外部からのリモートに対応する。

なお、国内では9月14日(水)から15日(木)までパナソニックセンター東京(東京都江東区有明)で開催される「環境と3Dソリューション展&新製品発表会」に展示される予定だ。