株式会社アスクは、英Square Box Systems社のアセットマネージメント製品「CatDV」の取り扱いを開始すると発表した。CatDVのスタンドアローン製品は2012年1月の発売予定、希望小売価格は未定。ネットワーク製品は2011年11月の発売予定、価格はオープン。本製品は11月16日から3日間、幕張メッセにて開催されるInter BEE 2011にて「AJA VIDEO SYSTEMS」ブース(No.7213)と「アスク / AMP」ブース(No.8409)にてデモ展示される予定だ。

CatDVは、多種多様なデジタルメディアに対応し、ファイルのメタデータ管理からアーカイブ、XMLによるノンリニア編集システムとの連携などの機能を備えたアセットマネージメントツール。クロスプラットフォームで動作し、個人でも利用可能なスタンドアローン版から大規模なプロダクションや放送局での運用が可能なネットワーク製品までラインナップされている。詳細は以下より。

以下、同社リリースより引用

【CatDVシリーズの特徴】

・多彩なインポート/エキスポート機能
・REDやAVCHD、XDCAMなどの多彩なメディアに対応
・高速な読込みとサムネイルの自動生成機能
・詳細な設定が可能なプロキシームービー作成機能
・高速なインクリメントサーチやより高度な検索が可能なメディア検索
・さまざまな表示が選べるメディアブラウズ機能
・JKL制御やフルスクリーン再生も可能なメディアプレイヤー
・イベントマーカーやサブクリップの作成を自動化するシーン検知機能
・リアルタイムにマーカーとコメントの入力が可能なバーベイタムロガー
・Final Cut Pro 7とFinal Cut Pro XそれぞれのXMLのインポートとエキスポート
・Avid ALEファイルなどのバッチリストやXML書き出しによるノンリニアシステムとの連携
・MXFやQuickTimeメディアのメタデータに対応(MXFはオプション)
・Cache-AオプションによるLTOへのアーカイブ/リストア制御
・CatDV Worker Nodeを利用した高度な自動化に対応
・CatDV HTML PublisherによるWebブラウザからのプレビューとロギング、検索に対応
・スタンドアローンからサーバー・クライアントモデルまでのスケーラビリティ

【CatDVシリーズ】

■スタンドアローン製品
CatDV Standard:もっとも基本的な機能を搭載した低価格なメディアアセットマネージメントアプリケーションです。 CatDV Professional:Standard版のすべての機能に加えて、Final Cut Proとの連携やより多くのフォーマット対応などが追加されたプロフェッショナルバージョンです。

■ネットワーク製品
CatDV Workgroup Server:基本的なネットワーク共有に対応し、最大5ユーザまでのクライアントに対して、メディア情報とログノート、カタログデータベースを共有することができます。 CatDV Enterprise Server:より多くのユーザと先進的なアクセスコントロール、プロダクショングループ毎の環境設定の集中管理など、より大規模で高度な共同作業を可能にします。

■オプション
CatDV Worker Node:CatDV Workerはフォルダ内のファイル生成などをトリガーにワークフローを高度に自動化することが可能です。 MXFオプション:XDCAMやP2メディアのメタデータへの対応、AvidやP2メディアのメタクリップとしての読み込みに対応します。 Cache-Aオプション:Cache-Aをダイレクトにコントロールし、アセットをLTOテープにアーカイブ、およびリストアするためのオプションです。 Live HTML Publisher:CatDV Enterprise Serverのオプションとして、Webブラウザにカタログやプロキシームービーの共有を行うことが可能です。