デジタル市場の測定ソリューションを持つ米comScore社から、米国におけるインターネットにおけるビデオ視聴動向についてまとめた最新のデータが発表された。それによると、2011年10月中にインターネットユーザーの85%以上にあたる約1億8400万人が、オンラインでビデオを平均21.4時間観賞した結果となった。

グーグルのYouTubeサイトには最多数の1億6100万ユニークビューワーが訪れ、209億個のビデオを視聴した記録となった。10月の視聴ビデオ数の総合は426億個となり、過去最高の数となった。また、視聴時間に関しては、YouTubeはどのサービスプロバイダーよりも多い平均7.1時間となったという。次に多いサイトはFacebookで、5980万ユニークビューワー数、そしてVebo(5700万)、マイクロソフト(4910万)、およびヴァイアコム・デジタル(4800万)となった。Huluはというと、2920万ユニークビューワー数で9番目ではあったが、1ビューワーが視聴する時間を比較したものでは2番目で、また広告コンテンツを視聴した数になるとトップ(136万ビューワー)を記録した。

またcomScore社によると、オンラインビデオの尺も長くなっている傾向にあるという。映画やテレビ番組といったエンターテイメントのコンテンツをハイクオリティで楽しめる環境になりつつあること、そしてオンラインビデオをモバイルデバイスで場所を選ばずに観られるようになってきたことは、オンラインビデオ視聴者数を引き続き成長させると思われる。

(山下香欧)