アドビシステムズ社は2月28日、スペイン・バルセロナで開催中のMobile World Congress 2012において、iTunes App Store上でiPad2向けのAdobe Photoshop Touchの提供を開始することを発表した。Adobe Photoshop Touchはタブレット向けに作成されたアプリケーションで、Photoshopのコア機能に加え、制作や共有のための新しい機能が搭載されている。このアプリケーションは、Adobe Creative Suiteソフトウェアから着想を得て開発され、イメージボードのAdobe Collage、クリエイティブ作品のプレゼンテーションとレビューを行うAdobe Debut、スケッチ用Adobe Ideas、カラーテーマを模索できるAdobe Kuler、およびウェブサイト・モバイルアプリケーションのプロトタイプを作成するAdobe Proto、のタッチスクリーン用アプリケーションで構成されている。

価格は、iTunes App Storeにて税込み850円で提供される。Photoshop Touchは英語版のみの提供で、iOS5を実行するiPad2に対応している。また、これ以外のAdobe Touch AppsのiPadバージョンについては、2012年後半に提供開始される予定。

アプリは以下のURLからダウンロード可能。
http://itunes.apple.com/jp/app/adobe-photoshop-touch/id495716481

Photoshop Touchは、基本的な写真の修正や描画などの編集や複数の写真をレイヤー構成の画像に組み合せたり、効果を加えて作品を作り出せる。Scribble Selectツールを使うことで、残す部分や破棄する部分をおおまかに選択するだけで、画像中のオブジェクトを簡単に抽出可能。Adobe Photoshopから受け継がれたRefine Edgeテクノロジーにより、境目が明瞭でなく選択しづらい部分も容易にキャプチャできるそう。さらに、Photoshop Touchでは画像の検索を簡単に行うと共に、FacebookやGoogleの画像検索機能との統合による作品の共有にも対応しているという。