2012年4月16日(月)から19日(木)に開催される「NAB 2012」のコンテンツ・シアターのセッションでは、4月17日の16時30分から、ICG(International Cinematographers Guild:国際映画監督組合)が主催する、エマージェント・シネマトグラファー・アワード(ECA)の受賞経験者を迎えてのパネルディスカッションが開催される。場所はコンテンツ・シアター(South Upper Exhibit Hall)。

米国をはじめ世界の映画監督ら6000人の会員がいるICGでは、15年にわたり、主にショートフィルム制作に関わった監督の卵たちへ贈るECAを催している。昨年は70以上のショートフィルム作品が募られた。パネルディスカッションには、過去にECAを受賞し、現在は撮影監督のポジションにいる3人を迎え、照明・カメラ部門の一人であった自分がどのような経緯で監督になったかなど、現場の経験を語ってくれる。

パネリストは、「Entourage(アントラージュ:おれたちのハリウッド)」の撮影監督、トッド・ドス・レイズ氏、「アンドロイド・ラブ」の撮影監督、パトリック・ミード・ジョーンズ氏、ABCシリーズ番組「リベンジ」「ブラザース&シスターズ」の撮影監督、シンシア・プシェック女史。モデレーターは、ICGマガジン編集長のデビッド・ジェフィナー氏。

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(山下香欧)