プロダクション、ポストプロダクション向けの特別セッションが4月15日より3日間開催される。対象者は映像・音響制作に関わる、編集者、プロデューサー、ディレクターやグラフィックスアーティスト、メディアデザイナー、シネマトグラファーなど全般。

各セッションは終日行われる。デジタルプロダクションのノウハウおよびドキュメンタリー編集(4月15日)、カラーコレクション/グレーディングのテクニック(4月16日)、ビデオ圧縮、フォーマット変換技術(4月18日)サウンドミキシング(4月18日)といった、トピックごとにエキスパートから業界の最新情報や次世代テクニックが伝授され、またツールのトレーニングやデモンストレーションも行われる。

初日の15日には、セッションの特別講演として「How Creativity and Technology Merge to Influence Storytelling and Film」が開催、アドビ社とFusion-io社、そして「タイタニック」「ヒューゴ」の特殊効果スーパーバイザーでアカデミー受賞者でもあるロブ・レガト氏が、クリエティビティと技術がどのように魅力的なストーリーテリングを促進できるかを語る(10:30より、N249にて)。

(山下香欧)