アストロデザイン株式会社は2012年秋に試験放送、2013年春に本運用の始まるラウドネス規格に対応した、ラウドネス用計測・監視・コントロール機器3製品を発売する。これらの製品は、2012年6月7日、8日にアストロデザイン本社ビルにて開催するプライベートショーで、展示、実演される。

ラウドネスレベルコントローラ「AC-3804」

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AC-3804は、入力されたSD1信号に多重されたオーディオ信号もしくは、AESで入力されたオーディオ信号のラウドネス値を測定し、ターゲットレベルにラウドネスレベルをコントロールする装置。カラー液晶を搭載し、ラウドネスレベル等に異常が発生した際のアラーム表示がされる。2012年7月1日出荷開始を予定しており、メーカー希望小売価格は税込み567,000円。HD/SD-SDI信号入力に対応しており、AES/EBU入出力は4系統(1~8ch)。手元コントローラから、ラウドネス測定スタート/ストップ、音声モード切リ替えなどを操作できる。

ラウドネスメータ対応オーディオモニタ「AM-3803/3805」

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AM-3803/AM-3805は、3G/HD/SDの各SDI信号に重畳された音声信号(エンベデッド・オーディオ)を映像信号から分離し、本体内蔵のスピーカまたはヘッドホンで同時に2chまでのモニタリングができるオーディオモニタ。液晶表示部に、VUメータ、PEAKメータ、リサージュ、スペアナ、ラウドネスメータ等のメータ類、入力信号の映像モニタ機能などの表示機能を備えている。2012年7月1日出荷開始を予定しており、メーカー希望小売価格は税込み504,000円。L/R用のステレオスピーカが搭載されており、AM-3803はウーハー付きモデルとなっている。

EDIUS 6用ラウドネス解析プラグインソフトウェア「SP-3800」

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SP-3800は、 EDIUS上で動作するラウドネス値計測ソフトウエア。EDIUSの音声シーケンスをラウドネス解析して素早く結果を表示する。ASTRO LoudnessエクスポーターとASTRO Loudnessアナライザーを連携することにより、ラウドネスログの解析と結果の確認を、効率よく行うことができる。2012年6月1日出荷開始を予定しており、メーカー希望小売価格は税込み105,000円。解析に音声ファイルを実時間再生する必要がなく、データ長1時間で1STEREO解析の場合にかかる時間は約5分となっている。動作環境として、OSはMicrosoft Windows XP、Vista、7に対応しており、映像編集ソフトウエアはGrass Valley EDIUS 6(6.02以降)に対応している。

本製品群が出展されるアストロデザインプライベートショー2012の詳細は以下より。
http://www.astrodesign.co.jp/japanese/event/event-20120314-1262.html