ソニーは、全英ローンテニスクラブとのオフィシャルサプライヤー契約に基づき、世界のトップクラスのテニス大会である「ウィンブルドン選手権(全英ローンテニス選手権)」の3D映像制作や放送を実施すると発表した。

2012年の大会では、7月4日からの5日間、英BBC、スペインCanal+、米ESPN、ギリシャNova、イタリアSky Italiaの5局が、男子準々決勝から決勝までと、女子準決勝と決勝を3Dで生放送する。

7月8日の男子決勝は、映像配信提携先であるSupervision Media社の協力のもと、イギリスを始め欧米アジア各国の3D上映設備のある映画館にライブ配信される予定だ。

3D映像制作には、二眼式一体型3Dショルダーカムコーダー「PMW-TD300」で撮影した映像を、SRMASTERポータブルレコーダー「SR-R1」でSRMemoryに記録するというファイルベース運用が、大会として初めて行われるとしている。