富士フイルムは、同社のデジタル映像撮影現場向け色管理システム「Image Processing System IS-100」を活用した映像製作がLUNA SEAのライブで行われたと発表した。

収録は6月14日(木)に幕張メッセのイベントホールにて行われた。SONY F65、F3、9000PLおよびARRI Alexaの計4種類のデジタルシネマカメラを最大14台使用して撮影され、現場でのプレビュー、色調整、ポストプロダクション向けの変換テーブル出力にIS-100が使用された。同社では、製作期間の短縮、カメラ間の色再現の差の低減、広ダイナミックレンジを生かした画像処理など製作過程全般に渡りIS-100が活用されたとしている。

ライブの模様は7月8日(日)20:00~21:45にWOWOWライブ「LUNA SEA TV Special “The End of the Dream”」にて放送される。なお、この映像は米国映画芸術アカデミーが規格化を行ったIIF-ACESにより製作された、国内初の放送用映像であるとしている。