米GoProは10月18日、年内中に登場すると噂があった新ライブアクションカメラモデルHero 3シリーズを発表した。ハイスペックモデルの「Black Edition」は、4K(4096×2160)15fpsのスペックで米399.99ドルである。

全モデルは、最新のプロセッサが実装され、現行モデルよりも高速コマ撮りが可能になったという。Black Editionでは、2.7K(1440p/48fps)、1080p/60fps、720p/120fpsまたは848×480/240fpsで収録できる上、12メガピクセルサイズの静止画も同時に撮ることができる。現行シリーズと同様にWi-FiやMicroSD(最大64GB)、およびGoPro appでのリモート制御機能が使える仕様となっている。本製品の外姿はHero2よりも30%ほどコンパクトで、重量も25%も軽量化された。

Hero3にはハイスペックモデルのBlack Editionに続き、Silver Pack、そしてWhite Editionが揃う。Silverは、最大1080p/30fpsの動画および最大11メガピクセルの静止画が撮影可能(米299.99ドル)で、Whiteは最大1080p/30fpsおよび最大5メガピクセルの静止画が可能(米199.99ドル)。

Hero3シリーズの登場に伴い、オプションの新しいアクセサリおよびバッテリーなども同時にリリースされている。予約受付はGoPro.com で開始されており、現在予約すると来週までには出荷される予定になっている。なおGoProでは現在、日本への直接オンライン販売は行っていない。また米アマゾンでは、このHero3の発表直後から、Hero2を通常価格の33%オフ(アウトドア版では199ドル)で販売している。

(山下香欧)